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今月買った本の記録

といってもほとんど漫画だけどね。

まずはこちら。

「悪魔学者サラ=コルネリウスの大事典」
1巻は先月買ったのだけど面白かったので全巻購入した。

オジーとフィズの元ネタ集め(→ こちら)をするにあたって「悪魔 事典」とか「アスモデウス」とかで検索かけるとこれがめちゃくちゃ出てくるの。
見事な検索ノイズだったので、いっそ買うか!!となって買った。

買って損は無かった。出典とか参考文献とかしっかり書いてくれていたので、こちらも改めて目的のものを探しやすくなったし、新しい知見もあった。

悪魔学者のサラ=コルネリウスとその相棒の悪魔アスモデウスが悪魔が関わっているであろう不思議な事件を解決していく、という話。
ミステリってほどでもないかな。主人公が学者を名乗りつつもかなりのパワーキャラなの面白い。「大事典」と言えるほど多くの事柄(悪魔とか)は載ってないのだけど、結構造詣は忠実だと思う。キャラデザという意味ではない。しっかり下調べをして創作するタイプのお方のようだ。

まさか主人公の名前がそのまま最終巻の展開の伏線だったとはな。お見事。

良ければ試し読みをどうぞ。
余談だけど両隣がロマニなの、なんとなく主人公のキャラデザに影響与えてそうで好き。

そういえば同じ作者の「プロメテウスの枷鎖」も昔試し読みして面白かった記憶ある。買ってみようかしら。

お次。

「変な家」
3巻。1、2巻は先月買った。

原作の「変な家」めちゃ売れてるらしいね。ファンとして嬉しい限り。
ホラー系ライターの雨穴さんの元に持ち込まれたある中古物件の間取り図から、ある旧家の凄惨なしきたりに辿り着く。
3巻はその旧家に辿り着いたあたり。次巻で完結かしら。

雨穴さんの作品はずっと追いかけているけど古参かと言われると微妙。
多分変な家がオモコロ記事になったあたりくらいからだと思う。
動画もほぼ全部見たし(多分)、書籍も4冊全部買ったし、楽天kobo限定の「沙奈」も買った。
でもコミックスは全然把握してなかった。「変な絵」もコミカライズしてたのだっけ。それも単行本出たら欲しい。
あと楽天kobo限定で「沙奈」のコミカライズもあるらしい。

読んでみるとちゃんと原作に忠実に描かれていて助かる。
媒体が変わるからこそ表現が変わるってことはよくあることで、だからこそそこでしか出来ない表現がされると良いよね。雨穴さんがきょとん顔白仮面じゃなくなって中性的美青年になっているけど原作の雰囲気は壊れていない。
容姿以外の設定をちゃんと守っているからかな。

映画は何だったんだろうね……間違いなく「雨穴さん」を排除した結果ああなったんだろうけど。

いや待ってちょっとだけ映画の愚痴言わせて。
公開前チラシには「ミステリー」って書いてたのに実際蓋を開けてみたらジャンプスケアたっぷりのホラーだったの何??許せねぇ……

3つ目。

「真の安らぎはこの世になく-シン・仮面ライダー SHOCKERSIDE-」
4巻。

映画の「シン・仮面ライダー」のスピンオフコミカライズ。映画に至るまでの前日譚。

とはいえ映画見てないんだわ。田舎に映画館が無くて。あと当時めちゃくちゃ体調崩していた記憶。
youtube無料公開分までは見たのだが、好きだと思ったクモオーグさん死んじゃったショックから抜け出せずにいる。

これは前日譚なのでクモオーグさんしっかり生きてるのでHAPPYなのだが、4巻ともなるとなんだか不穏な雰囲気。

GWにちゃんと見たいな映画。

4つ目。

「Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件」
5巻。FGOの1.5部の中では一番好きな新宿のコミカライズ。
一番好きなのは新宿のアヴェンジャーの上の人です。よろしくお願いいたします。

悪のアーチャーの目的とその真名と善のアーチャーとの信頼、そして新宿のアサシンのパーティに潜入するの巻。
巌窟王が出てくるのだけど、話し方が分かりやすくてぐだ男に変装だとバレてるのに笑った。すごく好き。
この巻、ネットで話題になり公式ライターや絵師をざわつかせた「ぐだ男の女装」が出てくる。
しかし数パターンの女装が出てくるとは思わなんだ。多彩すぎる。

5つ目。

「本だったノート」
文字通り本じゃなくてノート。古本買取のバリューブックスが回収した古本を材料に作ったノート。
一目見た時から欲しかったのでこの機会に購入。

詳しいことは上のリンクに書いてあるけど、サムネイルの写真がかわいい。
カラーリングがランダムだそうだから、ちょっとしたガチャ回してる気分。

実のところ、本が古紙回収に回ってしまう、と言う話に結構ショックを受けてしまった。
価値のない本なんてある??
誰かの物語、誰かの夢のカタチ。
それらが失われてしまうことが悲しい。

いやまあ市場での価格が付くかどうかの話なので、ちょっとお門違いなのかもしれないが、それはともかく。資本主義だなぁ。

中身パラパラとめくってみると、はっきりと読める文字は少ないが、確かに物語の残滓みたいなのがある。

ちょろい話だが、愛着が湧く。何かここに物語を書いてみるのもいいかもしれない。
うんそう、表に出せないようなやつ。自分だけの物語。

さいごに。

これまで全部新品を買ったのだが、最後だけ古本である。

フレッド・ゲティングズ「悪魔の事典」
言うまでもなく元ネタ探しの資料だ。

基本的に漫画は新品で買うが、資料本は古本で買うことが多い。

だって欲しい本が大抵絶版しているから。

この本も通販で見つけた日はまだ新品あったのに、翌日に廃盤になって通販から消えてしまった。
そんなバッドタイミングなことある??
まだ出版社に問い合わせれば新品があったかもしれない。けどそれも大変なので中古で買った。全然読めるので満足。

初めてバリューブックスを利用したのだけど、なんで同じチラシを5枚も入れてきたのだろう。掴み取り??

本買うの楽しいし、記録しておくと忘れた頃に役立つのでまた来月も買えばnoteに書こうと思う。

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