「デッド・エンド:ようこそ!オカルト遊園地へ」感想(ネタバレ有り)
おパグが喋って歌うだって?!?!?!見なきゃ!?!?!?!
最近Netflixに加入した。
理由はたった一つ。オリジナル作品が見たかった。
トランスフォーマー見たいし、ストレンジャー・シングス見たいし、あとフォロワーがマッツ・ミケルセンが出てくる作品あるって言ってたし。
でも決め手となったのが、これ。
私のアイコンを見てもらったら分かると思うが、私はおパグが好き。かわいい。神様の傑作。徳を積んだ温かな饅頭。
今までの人生でおパグが居なかった期間は一年しかない。
しかもタイトルやあらすじ読む感じ、オカルトや悪霊退治とかめちゃ好きコンテンツじゃないか。
しかも、おパグが喋る。喋る?!?!
製作陣、おパグすき???わかる。おパグ喋ったら絶対かわいい。
どんなかんじなんだろうな。
……めちゃくちゃ笑った瞬間アレックス・ブライトマンだな。
推し香水オーダーの記事見てもらったら分かる通り、最近イチオシなのがアレックス・ブライトマンなのである。ほんとすごいなこの方。声の幅広すぎ。
え~~おパグをアレックス・ブライトマンがやってるの??!!そりゃ見なきゃな。
そんなこんなでシーズン1視聴しました。
おパグが健気でかわいい~~!!
おパグ、パグスリーがほんとにかわいい。
ほんとに健気で、飼い主のバーニーの為にめちゃくちゃ頑張ってる。
ちっちゃい……かわいい……
悪霊が蔓延っている遊園地で、魔王テメルーカスの器となってしまったパグスリー。魔王は封じ込めたものの、言語能力と魔法の力を得る。
飼い主であるトランスジェンダーのバーニーと、自閉症のノーマ、そして悪霊のコートニーと一緒に悪魔祓いのアルバイトをする、というストーリー。
私は「トランスジェンダーってどういう意味??」「自閉症って何??」ってなるくらいこの手の話題に疎いのだが、それでも楽しめる作品だった。
その事柄そのものへの理解はふんわりとしたままだけど、やっぱり人間いろんな生きにくさとか対人関係の難しさとか抱えて生きてるものだよな、と共感しつつ見た。
最近の海外アニメってこういう話題しっかり入れてくるんだね。知見。
あとあれ。造形がちゃんとおパグに忠実。
首周りのお肉のぷにぷに感とか二足歩行しているときの前足の感じとか。
耳のパタパタ具合も。かわいい。
でもまあ全力で走るときはちゃんと四つ足でパグ走りした方が速いよ。
いつミュージカルになるんだろうって思ってたら割とラストの方だった。
すごくハッピーエンドに締められててめちゃくちゃ良い。
テメルーカスが人間の愛情に絆された、っての、見た瞬間はご都合かなと思ったんだけど。でも悪霊のコートニーが同じように愛情に絆されてるのがずっと描写されててたのだから、そうじゃないなって。
ましてやテメルーカスは恐らくこの中で一番愛情を受け取っていたであろうパグスリーの中から見ていたわけで。
そりゃあね。
おパグはこの世の宝で何よりも愛されるべき存在だからね(パグ狂人)
思うに、テメルーカスは別に愛を知らないひとではなかった、というのもあるのではなかろうか。
じゃないとあんなすんなり「妹と仲直りしてくる」とか言えないだろうし。
いや〜〜面白い。というわけでシーズン2も視聴。
……?!
おパグ死ぬのは聞いてないんだが……??
つら
ショックすぎる。
まだ序盤だった頃に、アスモデウスが出てきて「流石創作物に取り上げられやすい悪魔だな……」とか思って余裕ぶちかましていたんだが。
おパグ死んだ……
シーズン1のハッピーエンド感はなんだったんだ??
いやパグスリーからしたら幸せな終わり方だったのかもしれないけど。大切なひとたちを守れたからね。
あとちょっとドラマのLOKIのTVAみたいなの出てきてびっくりした。
こんな終わり方有りかよ〜〜!?
絶対続編ある終わり方してるのに打ち切りなんでしょこれ。
つらいな。
シーズン2の展開も面白かったから、もっと彼らの物語を見たかったよ。
見終わったあと私は我が家のおいぬを抱きしめた。つらすぎて。
喋れなくていいし、身を挺して飼い主を守らなくていいし、魔法なんて使えなくていい。
お利口さんじゃなくったって、ビビリだって、それでいい。
ただ元気で長生きしてくれたらそれでいいからね。
あーあ。
次、何見ようかな。
今度は原語版で通して見ようかな。