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年末年始イギリス旅行②

ブライトンへの遠征を終えてロンドン中心の旅行に。
29日はロンドン観光、30日はオックスフォードへの小旅行とロンドンでくるみ割り人形のバレエを見ました。

前回の記事はこちら


12月29日(日)

ロンドン観光

この日はロンドンの観光がメイン。
ウエストミンスター駅で降りてビッグベン→セント・ジェームズ・パークでお散歩→バッキンガム宮殿→ランチ(バーナーズタバーン)→大英博物館→リバティロンドン→夜ご飯→ホテルという流れ。

ビッグベン

本当は直接バッキンガム宮殿まで行く予定だったけど、ウエストミンスター駅から歩けることに気づいたので、ビッグベンの写真を撮ってロンドン気分に浸るために下車。地下鉄の駅を出ると目の前にバーーーン!とあるのがすごい。そして実物はめちゃデカい。

今回の旅行でビッグベンに再訪するタイミングも不明なので、たくさん写真を撮って満足。とは言え、立ち止まると寒いので散歩を続ける。

ビッグベン(ウェストミンスター駅)から10分ほど歩くとセント・ジェームズ・パークに到着。公園内をゆっくり散歩する。ロンドンの人らが犬を連れてお散歩していたり、のどかな雰囲気で良かった。また、自分たちと似たような旅行客がリスや鴨を撮っていて、可愛い生き物の魅力は万国共通だよね~~~と感じた。

リスと鴨

寒かったし衛兵交代式まで時間があるからカフェで休憩するか悩んだものの、時間も微妙だったので場所取りして待機することに。公式サイトを見て11時から衛兵交代と聞いていたので10時頃には到着して待機していた。30分前くらいから人がかなり増えてきて、自分たちの周りの狭いスペースに強引に入ってきたり、その辺でがっつり紙たばこやVAPEを吸う海外客が多くて精神的にも疲れた。しかも時間になっても道路すら塞がれず、一行に始まる気配もなし。予定時刻より15分くらい待ってもダメでこの場を後にすることに。
出口の近くにボランティアのゼッケンを着た「John」というおじさんがいたので尋ねたところ、「今日はやらないよ!」と言われた。
やらないとわかっているならアナウンスしてよ!!と思った。
写真の人たちみんな衛兵交代を待っている。
日本だとありえなすぎて肩の力が抜けてしまった。もう2度と行かん。

開催されない衛兵交代を待っている人たち

Berners Tavern

そのあとは予約していたレストランでランチを食べる。
モダンイギリス料理店というジャンルらしい。
https://maps.app.goo.gl/MVfFVKgFrcPU6ZnY9

ランチ時でも騒がしすぎず快適だった

イギリスの文化として日曜日にローストビーフを食べる「サンデーロースト」という文化があり、せっかくなら食べたかったのでわざわざサンデーローストがあるこのお店をチョイスしたくらい。厚すぎずで美味しかった。
嫁はビーフタルタルを頼んでいたけどそちらも絶品だった。

イギリスといえばサンデーロースト

デザートにピーカンナッツパイWithクロテッドクリームアイスを食べたけどこちらも絶品だった。特にバターのような風味のアイスが濃厚で最高に美味しかった。これだけでもまた食べたいくらい。

ナッツとパイの組み合わせは安定

ランチを食べたあとは大英博物館へ。10分くらい歩いた。

イギリスっぽい街並みなので写真撮った

大英博物館

そして到着した大英博物館。予約必須かつ予約してても入場待機列が長いので入るのに15分くらい待った気がする。手荷物検査をして中へ入場。

大英博物館の入り口

ガイドマップは有料だった、3ポンドくらい?

いつ来てもデカさとカッコよさにびっくりする

ルーブル美術館いったときもかっけぇ!となったけど、こちらは重厚感のあるかっこよさ。イギリスの略奪の歴史がわかる、とよく揶揄される展示。
常設展を3時間で手早く回った。丁寧に見ようとすると丸一日使えるけど、博物館や美術館は集中して見れる時間は限られてると思うから、3時間位が丁度いいと思う。
詳細な展示物は他の人がたくさん写真あげてるのでそちらを見て下さい。

時計エリアにあったカシオの時計

そして閉館時間の17:30になったので追い出される。牧羊犬に追われる羊のように誘導されて外へ。

追い出される人たち

年末年始のイギリスはクリスマスのイルミネーションが残っているのでおすすめ。しかもクリスマスがおわると「ボクシングセール」というものが始まるので、ショッピングにも最高。

年末年始なのもあってどこも人だかり

後日来る予定のリバティロンドンという百貨店もチラ見。イギリスにはハロッズやセルフリッジズという百貨店もあるけど、個人的にはリバティが一番好き。ハロッズが一番有名な気もするけど、資本がアラブ系という背景があるせいか、アラブ系の方々がかなり多い。しかも香水の匂いもかなり強め。
なので疲れるけどリバティは個人的にそこまできつくない気がする。

リバティロンドン(クリスマス仕様)

街をブラブラしてると小腹がすいてきたので、夜ご飯に。
この日はお昼に良いご飯を食べていたので、サクッと食べようとなった。ロンドンにたくさん店舗がある「ファイブガイズ バーガー」に訪問。それなりにお値段するけど日本のグルメバーガー的な感じでおいしかった。トッピングが全部自分でカスタマイズできて15種類くらいソースとかハラペーニョとかオニオンとか選べて楽しかった。チェーンでこのレベルが出てくるのはレベル高いと思う。

ファイブガイズ バーガー 

そのあとは夜景を見つつ寒いので軽く街ブラをして帰った。

リージェントストリート周りの街並み

地下鉄に乗ってホテル最寄りのタワーヒル駅に到着。
せっかくだし夜のタワーブリッジを散歩してこの日は終了。
かなり寒かったけど良い1日でした。

タワーブリッジの端っこから


12月30日(月)

オックスフォードへの日帰り旅行

オックスフォードはロンドンの主要駅から電車で1時間、滞在先のホテルからだと1時間30分くらいかかる観光地。
オックスフォード大学がある場所で、学生が住む寮やカレッジがある一方で、歴史ある建物が多いのでハリー・ポッターなどの映画のロケ地にもなっている場所。
ハリポタは原作も映画も読んでいるので行きたかった場所の一つ。

朝8時くらいにホテルを出発。パディントン駅からはGWR(Great Western Railway)に乗る。

イギリスはかっこいい駅が多い

電車で朝ごはんを食べつつ9時半くらいには到着。そこから20分くらい街を歩く。

ロンドンより落ち着いている印象。おしゃれ。

クリスマスシーズンだからか移動式のメリーゴーランドも来ていて、午後には乗っている人もいた。大人と子供で料金が違った。ちょいちょい乗っていて幸せな気持ちになった。

朝からライトが灯っていた

予定のスケジュール的にはクライストチャーチという校舎に最初に行く予定だったけど、もう1か所行きたかったボドリアン図書館という場所の当日枠を取りに先にウェストン図書館に向かった。結果的にはボドリアン図書館の当日予約(13時スタートの30分のツアー)を無事確保できた。

クライストチャーチ

ウェストン図書館で一息ついたら目当てのクライストチャーチの予約の時間が近づいていたので慌ただしく向かう。事前に申し込んでいたオーディオガイドを受け取って中へ。日本語も選べたはず。結果的には自分たちで回るオーディオツアーなのでそんなに急がなくてよかった。

クライストチャーチの入り口

オックスフォード大学はイギリスの大学でよくあるカレッジ制になっている。共同体として生活するようなイメージ。以下のブログ記事がすごいわかりやすいと思う。

中に入ると重厚な石の階段。これもハリポタのロケで使われたそう。

かっこいい。あと寒い。

そしてハリポタと言えばの食堂もオックスフォード大学の食堂です。
賢者の石では確か実際にローソクを吊るしたらしいけど、それ以降はCGとかだったはず。ここは今もオックスフォード大学の学生が使っている食堂らしい。

かっこいいけど椅子は木製でお尻が痛そう

大学としては、世界の大学ランキングでもトップだし著名人も多く輩出しているそう。イギリスの首相は30人オックスフォード出身らしい。ケンブリッジ大学もそうだけど超名門。ここで生活するのは間違いなく思い出になるし憧れる。
あとオックスフォードだと『不思議の国のアリス』の作者のルイス・キャロルはここで数学教師をしていて作品を執筆したらしい。何かとゆかりのある場所ですね。

クディッチとかできそうな中庭

大学内ですべての生活ができるように、学業も部活もするし教会もある。

かなり立派な教会

ボドリアン図書館

クライストチャーチを一巡したらちょうどいい時間だったのでもう一か所のボドリアン図書館に行く。Wiki曰くイギリス国内で発行のすべての初版本を蔵書するらしい(1602年創設)。ここもハリポタのロケ地。
ボドリアン図書館は完全予約制かつ解説員がリアルタイムで話しをしてくれるツアーしかないので注意。イギリスらしい英語を話すお姉さんの案内を聞きながら内部を見て回った。

神学部の講堂。ディベートとかしたらしい。

ボドリアン図書館の一部であるハンフリー公爵図書館の中。貸出はせず閲覧オンリーらしい。ハリポタでも図書館として使われたらしいです。

かっこいい。ラテン語の本が多いとのこと。
かっけ~~~~~

そんなこんなで観光を終えたら13時過ぎ。
さすがにおなかがすいたのでご飯にする。

ランチ(Turf Tavern)

ハリポタの撮影でエマワトソンとかが行っていたらしいTurf Tavernに訪問。ビールを飲みつつ頼んだご飯を待つ。こんな感じのテラス席なのでみんなコートを着ながらビール飲んだりしてた。近くに座った人が自然と会話を始めていて異国を感じた。

雰囲気はいいけど寒い。けどビールは旨い。

しばらく待ってようやく到着。ステーキエールパイに白菜とマッシュポテト。あと追加でシーズニングポテトも頼んでた。外のテラス席だったから寒い中にステーキエールパイのアッツアツがマジで沁みた。嫁もめちゃ気に入ってた。サクッとした生地の中からシチューが出てきて旨かった。マッシュポテトと合わせても美味しかったし、グリルした白菜?も美味しかった。

また食べたいね、ステーキエールパイ

ご飯を食べて満足したし、帰りの電車も予約していたのでオックスフォードから帰ることに。

落ち着いたヨーロッパらしい風景

パディントン駅

そしてパディントン駅に戻ってきた。パディントンといえば熊のPaddington。知らない人は映画を見てください。ほっこりしてめちゃいいです。上京してきた身寄りのない熊に出会った駅の名前をつけて家族と一緒に暮らす映画です。

パディントンの銅像

パディントンのお土産屋さんもありました。また、ちょうどパディントンの実写映画の3作目(Paddington in Peru)が公開中だったのでフォトスポットもありました。

マーマレードサンドを持つパディントン。かわいい

くるみ割り人形(バレエ)

そしてパディントン駅からハロッズに行って軽くお買い物。
イルミネーションと人込みがすごかった。あと香水の匂いがきっつい。
そしてバスに乗ってロイヤルアルバートホールへ移動。
本日のメインイベントのくるみ割り人形のバレエを鑑賞しに行く。
朝からずっと活動していたから体力が持つかわからなかったけど、途中チョコとか食べてたので耐えた。人生初バレエでした。
くるみ割り人形はクリスマスが関係するストーリーなのでこの時期にばっちりな演目。見て良かった!!!

海外の夜のホールはテンションが上がる

ロイヤルアルバートホールの中はこんな感じ。ボックス席もあるし、中にはディナー付きの席とかもある。夏にはBBCのPromsというクラシック音楽をラフに聞くイベントもやっているような場所です。
ドレスコードは厳しくなく、普通の冬の恰好なら誰でも入れるはず。現地の人がビシビシにスーツでキメて来たり、華やかなドレスを着ている女性がいたり、お育ちが良さそうなファミリーの子供とかもいて、俺も恰好つけてくればよかった~~~~~となりました。ただ一日観光するのに革靴は無理。

席間隔は狭く肘かけもなかった

下の写真を見るとわかるけど、舞台の目の前まで座席があって、私たちは少し上の見やすい席。
バレエだと足元も見たいからちょうどよかった。
舞台の上にオーケストラピットがあって、途中で舞台役者が登場するみたいな演出もありました。
バレエはステージでバレリーナが演じつつ、上のオーケストラピットで進行に合わせて演奏しています。合わせることの難度にびっくりするし、本当にすごいなと思う。
くるみ割り人形の曲はチャイコフスキーが作曲したということもあり、曲がバチバチに強いし聞きやすい。その点でも良かったです。

終演後に撮った写真

帰宅してから他のバレエ団の動画も見たけど、今回見たバーミンガムロイヤルバレエの演出とか服が好きだったので今回見れてよかった。
終演後は写真をたくさん撮って雑に夜ご飯を食べてホテルに帰って爆睡しました。
この日も充実した一日でした。



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