R6年3月定例 予算審議報告付帯意見(給食関連)
R6年度の予算委員会の結果、全てにおいて議会で可決されましたが、一般会計の中で、付帯意見をつけることになりました。
長沼町は小中高とすべてに給食を提供しており、わが町が食を基盤とする農業の町という事もあり、町民の食への思いも大変強い町です。 そんな中、長沼町の農産物を多く使うわが町の給食センターの危機、調理員が新年度から確保できず、給食が作れないという事態が起こりました。教育委員会は提供できない最悪の事態を避けようと努力を試みてはおります。いろんな分野での人手不足が教育関係にも伸びてきている事実。 ただ、給食センターの人手不足は通年の問題だったことから、定員に満たない分、いる人員で回さなければいけない事、必要以上に働かなければならない事、扶養を外れなくてはならなくなる収入増、働く環境も昨年の暑さで熱中症になるような工場の環境改善がされない事など、複合的な働けない、働きたくない理由が重なったことも原因と重く受け止め、町議会としても子供たちの食の安全を確保することと、農業の町の特性をしっかり考慮してもらうために、一般会計の予算の承認をする代わりに、この付帯意見をつけることになりました。