【おじいちゃんは僕のヒーロー】朗読

おじいちゃんは小さな僕のヒーローだ。

両親が離婚の話しをした時も
ヒーローが助けてくれた

僕が小学校で虐められた時も

ヒーローが来て応援してくれた。

今の僕は、おじいちゃんのおかげで強くなった。

そんないつもヒーローだった、

おじいちゃんがある日入院した。

お別れの時が近ずいていた。

最後のお別れの日、ヒーローは僕に言った。

『妹は世界中に1人しかいないんだよ?
    だから、次はおじいちゃんの代わりに
    ヒーローになって、妹を守ってやるんだぞ
    頼んだぞヒーロー』

そうはっきり聴こえる様に僕に言うと

僕の大好きなヒーローは優しい笑顔で眠った。

あれから数十年

なぁ、じいちゃん。

僕は今もヒーローでいられてるかな?

じいちゃんみたいな

かっこいいヒーローになれてるかな?

もしまた空で会えたら、
何時もみたいに優しい笑顔で

いっぱい頭を撫でて褒めて欲しいな。

それまで僕、ヒーロー頑張るからさ。

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