【帝都探偵団】5人声劇
男2
女1
怪人1
先生1
警部1
先生「最近、帝都を騒がしている怪人二十一面相。
やっかいな男らしいが
私は別件で手が離せないんでね。
では行ってくる。
くれぐれも関わらないように。」
☆「わかりました先生。お気を付けて」
SE ドア
☾「二十一面相…一体どんな奴なんだ。」
♡ 「巷を騒がす大怪盗なんでしょ?
すっごい興味ある。」
☆「おいおい…また始まったよ…」
♡「なによー!」
SE 黒電話
SE 取る
☾「はい!こちら明智探偵事務所」
あ、風間警部!先生ですか?
先生なら今、立て込んでまして
暫く戻らないようです」
え!?怪人二十一面相が!?はい、はい…
☆「二十一面相だって!?おい代われ!」
☾「お、おい!!」
☆「はい!はい!美術館に予告状が!?
それなら僕達、帝都探偵団にお任せ下さい!
怪人だが怪盗だが知りませんが
直ぐに捕まえてやりますよ!
はい!では後程!」
SE 電話切る
♡「ちょっと!
先生に関わるなって言われたじゃない!」
☆「まぁまぁ!
先生に認められるチャンスじゃないか!」
♡「ったく!どうせ止めても無駄なんでしょ!」
☾「こうなると、コイツを誰も止められないよ!」
☆「よーし!首を洗って待っておけ!
怪人二十一面相!」
~美術館~
☆「風間警部!」
🚨「おぉ来たか。
しかし…君達だけで本当に大丈夫か?」
☾「任せてください!」
♡「勿論!」
☆「僕らだけで見事解決してみせますよ」
部「警部。予告状です」
🚨「あぁすまない。これが例の予告状だ、
確認してくれ。」
♡「月が満ち
鐘の音に酔いしれる頃
麗しき貴女をお迎えに上がります
怪人二十一面相だって!臭いセリフね!」
☾「とんだキザやろうだな!」
☆「鐘の音に酔いしれる頃って事は12時の鐘か…
警部、余り時間は無いようですが
警備の方は?」
🚨「それなら心配ない、
総動員で警備に当たらせている」
☆「そうですか。
でも余り油断しないでくださいね?」
🚨「無論だ」
☾「そろそろ時間だぜ!」
♡「どっからでもかかって来なさい!」
☆「来るぞ!」
SE 鐘の音
SE 電気切れる
部「居たぞ!上だ!」
🚨「来たか!上だ!絶対に逃がすな!」
☆「俺達も行こう」
SE 走る
SE ぶつかる
♡「痛っ!」
部「おっと、これは失礼。お嬢さん」
♡「え、ええ…ちょっと待ってよ!」
SE 走る
☆「逃がさないぞ!二十一面相!」
🚨「おい!非常電源に切り替えろ!」
SE 電気
☾「お、おいこれって…」
♡「人形!?」
☆「クソ!やられた!」
🚨「なに!?人形だと!?くっ…絵は!?
絵が無いだと!?
何故だ!どうやって絵に近ずいた!?」
♡「まさか!?
さっきの警官が怪人二十一面相!?」
SE ヘリ(最後まで)
☆「外か!?行くぞ!」
SE 走る+銃
♠やぁ!帝都探偵団の諸君
★逃がしはしないぞ二十一面相!
♡私達から逃げられると思わないで!
♠君達に私を止められるかな?
☾貴様の好きにさせない!
SE 殴る+避ける
★くそっ!
♠そんなものかい…ふふ
SE 銃声
SE 爆発
☾♡★ わぁぁぁぁ!!
★奴はどこいった!?
♠『さらばだ!帝都探偵団諸君』
♠『はははははは!』(高笑い)