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【MD】白き森アザミナデモンスミスの解説


始めに


どうも初めまして
最近忙しくて遊戯王に触れれてなかった白き鯖の遊戯王プレイヤーです。

パージを使いたいからというだけの理由で組んだパージ採用純白き森の解説noteを書いていた矢先、まさかのアザミナリゼットの実装が告知されてしまいました。

没になった記事(いつか上げるかも)


そんなこんなで久しぶりのnoteです。

アザリゼを始めとした【白き森アザミナ】周りのカードは【デモンスミス】規制後に実装されたカードなので、その二つが共存するという未知の環境となります(アザミナ自体はそれより前の実装なので共存していた)。
そんな中でその2テーマと相性の良い【白き森】と【デモンスミス】【アザミナ】を混ぜたのが今回の記事となります。

エルフやベアトリーチェなどOCGと違い生きている強力なカードが存在するのがどう作用するのか楽しみですね。
規制が入っている状態の【白き森アザミナデモンスミス】ですらOCG環境で戦えている点含めかなり期待できるデッキです。


ちなみにですが中の人はガチガチにやってるわけではないカジュアル勢であり、この記事に関しても「白き森」の入門として書く予定です。
何か間違え等がありましたら指摘してくださると助かります。
ちなみにパージ採用はあんまり強くなかったです。


ここでダイレクトマーティング。
中の人が運営としている遊戯王サーバー【白き鯖のアステーリャ】のメンバーを募集しております。
新カードの情報や白き森に関する話をしているので、興味がございましたら是非参加してみてください。



テーマ解説

今回は3テーマを混ぜ合わせたデッキとなっているため、各テーマの特徴を先に解説しておきます。

【白き森】

みんな大好き白き森です。
【魔法・罠をコストに要求する代わりに強力な効果を使用する】というコンセプトを元に作られたシンクロテーマです。
縛りのつかない優秀な横展開が可能であり、混ぜ物や構築のしがいがあるテーマと言ったところでしょうか。
詳しくは後述しますが、下級モンスターが墓地で発動するリソース回復効果を持っているのでリソース戦で強いのも特徴です(まあこれは大体の環境デッキがそうなのですが…)。

ただしコスト要求をする関係で妨害が重く(他環境に比べると)誘発受けが悪めで後手捲りが苦手となっています。


【アザミナ】

罪宝ストーリーの悪役。
【罪宝魔法・罠を墓地に送ることで融合召喚する】というコンセプトをもとに作られた融合テーマです。
召喚権を使わずに万能無効+1妨害等を立てられる点と、万能無効を立てる際に雑に使えるレベル6融合モンスターが場に出るのが特徴ですね。

また、あまり採用されていないものの「聖アザミナ」というカードは強力なロック効果を有しています。
自分は好きなのでいつも使ってます今回は枠が無いから抜いた

「黒魔女ディアベルスター」を始めとした既存の【罪宝】サポートを受けられる上、【白き森】同様に融合モンスターをデッキに戻すリソース回復が可能なため継戦能力が高いのも良いです。

今回は採用していないものの【白き森】から【蛇眼】に繋げたりなど【罪宝】に関する動きの補助として使える点もポイントですね。

欺きに誘発を当てられると痛いとはいえ、先手後手ともに手数として優秀な混ぜ物です。


【デモンスミス】

【白き森】の同期であり汎用出張テーマ。
召喚権を使用せずに3素材ウーサやベアト&リンク2を出したりなんでもできます。

上記の2テーマ同様にこちらも循環リソース持ちなので毎ターングルグルして展開します。

また、エルフの生きているマスターデュエルの場合は「召喚権を使わずに対象耐性アステーリャを出せる」ということが可能であり、現状白き森を組む上では外せない枠だと考えています。

EXデッキを圧迫する点と増殖するGやフワロスが直撃するのが難点ではありますが難点はそれぐらい。

ちなみに魔を刻むから入った場合はドロバがかなり痛いです。
それ以外だと3素材ウーサ等の妥協展開に繋ぐことが可能です
これはモンスター2体を並べれる状態でドロバを食らった際も同じなので【デモンスミス】の出張はドロバケアにもなります。
下級ラクリモーサがまさかの未実装なのでドロバがめちゃくちゃ痛いです。
詠唱1枚やルリー通常召喚からだと3素材ウーサに届かないので注意。

3テーマを混ぜるメリット
・白き森→アザミナ→デモンスミス→白き森と繋がるので、展開さえ通れば必ず3テーマに触れられる。
・3テーマともリソース戦に強く粘り強い戦いが可能
・手数の多さから誘発受け、後手捲り面で強い
・シンプルに最終盤面が強い
・いっぱい展開出来て楽しい
・次元障壁1枚で詰まない

デメリット
・EX枠がキツイ(12枚は確定、その上で2枚はほぼ確実に欲しいレベルで自由枠が実質1枠)
・自由枠は多い方ではあるが、混ぜ物なしに比べると自由枠が少ない

Gやフワロス受けに関しては【白き森】で止まることで最低限の妨害を敷くことが可能。
【白き森】も【アザミナ】ともに少ない特殊召喚で妨害を残せるので問題が無い。

特に展開ルート、誘発貫通ルート等が多く回していて飽きないとても楽しいデッキです。


採用カード解説


現在使用している構築。
細かい誘発等は随時修正していくつもりだが大きくは変わらないと思う。



白き森、アザミナ(及び罪宝系をまとめて)、デモンスミス、汎用の順となります。

ここからは以下の略称を使用します。
NS→通常召喚
SS→特殊召喚
リクルート→デッキから特殊召喚

白き森

白き森のアステーリャ(アステーリャ)

OCGの方では入らない構築も出てきた子

通れば強い、通らなければ弱いと極端な性能をしているカード。
主な使い方としては①の効果によってデッキからシルヴィをリクルートし、ルシエラに繋げ【白き森】の展開を行います。
「コストが必要なリクルート」と言う時点で察する通り、ここを止められたきついです。

後述するアザリゼの登場により、現在は初動として使われることは非常に少なくなってしまったカードですね。
とは言えエルフの生きているMDにおいては【デモンスミス】から入ることにより「対象耐性を得たアステーリャ」を召喚権無しで出せるという化け物初動になります。

②の効果はコストに反応して蘇生する自己蘇生効果。
【白き森】は勿論、今回は採用していませんがトロイメアシリーズだったりにも反応します。
OCGと違いMDの場合は【デモンスミス】から白き森に繋げた後でもこの②の効果が残っているのが偉いですね(エルフのいないOCGの場合はデモンスミス→白き森にはアステーリャ②発動が必要)。

欺きでリリースした後、白リゼやルシアのコストに誘発して蘇生するという動きもできます。


採用枚数は1枚。
基本展開、又は【デモンスミス】から【白き森】に繋げる際にしか使用しないためデッキに眠ってほしいからですね。
誘発ケアの観点から初動としては使いにくさが目立ちます。


白き森のリゼット(白リゼ)

一時期1000円超えてた

初動兼貫通札。
①の効果でレベル2モンスターを配給しつつ後続をサーチすることができる。

後述する「白き森の聖徒リゼット(アザリゼ)」の登場によりシルヴィNSが強くなった関係で、召喚権無しにレベル2を配給できる上にサーチできるこのカードはかなり優秀なカードとなっている。
サーチ先は手札や盤面と相談して決めるが、主にシルヴィかアザリゼが主。


②の効果は緩い条件での手札回収効果。
後述するレベル4チューナー組が蘇生効果を所有しているため発動自体は楽。
相手ターンにシルヴィの蘇生効果を使うことで盤面と手札両方を1枚増やせるためガーディアンキマイラが使いやすくなる。

採用枚数は3枚。
持ってない人は生成しましょう。


白き森の聖徒リゼット(アザリゼ)

強い


OCGでは2024年10月発売のカードであったが、MDでは前倒しで先行実装されたカード。(余談だがデモンスミスや白き森は4月発売)。
扱いとしてはMDでのポプルスを思い出しますね。自分は当時OCGから離れてたけど。

白き森とアザミナを繋ぐカード。
①の条件で自己SSを行い、シンクロ素材になった後は②の効果で【罪宝】カードに触れれると無駄がない。
欺きをサーチすることで、コストとレベル4チューナーを配給しながらアザミナ展開に繋げることが可能(詳しくは展開ルートで)。

一応①の効果では自分以外の【白き森】も出せるが大体使わない。
たまーーーーにシルヴィを出すこともあるぐらい。

③の融合効果も地味に優秀で例えば「初動がアステーリャしかない」場合にアステーリャを止められたとしてもこの融合効果を使用することでアザミナ展開に触れることができる。

採用枚数は1~3枚。
1枚あれば最低限の動きはでき、残りの枠を後手向けのカードにできる。
2枚あれば聖なる薊花で戻す必要がなくなり動きの幅が広がる。
3枚あれば誘発貫通能力が爆上がりする。

増やせば増やすほど先行で強くなるが、後手や他ギミックが薄くなるといった印象。
自己SSと融合効果持ちなので後手で腐るというほどではないんだけどね…。

OCGでは1~2枚構築が主流で個人的には1枚派。
この辺りはお好みで。
迷ったら1でいいとは思う。


白き森のシルヴィ(シルヴィ)

URの風格

上記のアザリゼの関係で1枚初動となったカード。

①の効果は【白き森】魔法・罠カードのサーチ。
主に言い伝えをサーチ→アザリゼを引っ張ってきてSS→二人をこねてルシエラ成立でアザミナ展開と言った流れ。
ここにドロバを投げられた場合でも【デモンスミス】展開ができるのが偉い。

②の効果は【白き森】シンクロモンスターをデッキに戻すことで墓地からSSする自己蘇生効果。
リソース回復をしながら蘇生する効果が弱いわけがない。

効果は無効化されるが①の発動自体はできるため、白リゼの②にチェーンして使用することでチェーン隠しに使える。
逆に自分ターンに蘇生したシルヴィの①を使ってしまうと勿体ないので注意。

初動なので採用枚数は3枚。
持ってない人は生成しましょう。


白き森のルシア(ルシア)

OCGで入らない構築が出てきた子2

いると便利ないぶし銀なカード。
①の効果は【白き森】モンスターがいるという緩い条件の自己SS。
【白き森】では手札から事故SSできるモンスターはルシアしかいないので結構重要。

②の効果はコストが必要な1ドロー。
この1ドローが馬鹿にできなくデッキトップから救われることがある。
特に今回の構築では【デモンスミス】や【アザミナ】と言った1枚(+コスト)から展開できる混ぜ物を二種類入れているため1ドローのバリューが大きい。
③の効果で蘇生した後も【発動のためにコストを支払う】行為はできるので、アステーリャの蘇生を起動することができる。

③の効果はシルヴィ同様の蘇生効果。
シルヴィと同じ


採用枚数は1枚。
いぶし銀なカードではあるもののそれどまりであり、彼女単体では何もできないのが痛い。
先手の場合は誘発ケアや【デモンスミス】展開に繋げれる点から悪くないものの、後手で来た場合が辛い。

とは言え基本展開に絡むので1枚は必要。

白き森の魔性ルシエラ(ルシエラ)

確定枠

白き森の過労死ンクロ。
今回の構築では、主にシルヴィとアザリゼをこねこねしてシンクロ召喚する。

①の効果はコストが必要なサーチ効果。
【白き森】カードまたは「魔法使い族・光属性モンスター」とサーチ範囲が広い。
まあ大体白き森カードしか持ってこないけど。

基本的には【白き森】魔法・罠でコスト兼妨害を増やすか、言い伝え使用済みの場合は白リゼをサーチする。
あえて1回目の召喚時には効果を使わず、アザミナ展開後にアステーリャを蘇生するために2回目の特殊召喚を行い②の効果を使うことも。

②の効果は「幻想魔族・魔法使い族のシンクロモンスター」に対する打点上昇&破壊耐性。
最終盤面に残るタイプのカードではないが、相手の破壊効果に対しディアベルや災いなりを使用することで特殊召喚できるので後出しで耐性を付与できるのが偉い。


1枚あれば十分なので1枚。確定枠。
深淵の獣等で除外されても何とかなる。
というかEXモンスターは全員1枚でいいので省略していく。


白き森の魔狼シルウィア(シルウィア)

確定枠

白き森のメイン妨害。
全体裏守備という優秀かつ複数の相手を止めることが可能な妨害となっている。
地味にターン1が無いため、何らかの方法で2回目の特殊召喚に成功した際も裏守備にできる。

裏守備は相手によっては刺さりが悪いものの最低限の妨害になるのが偉い。

②の効果は全体バフと倍貫通付与。
シルウィアで裏守備にし、ルシエラディアベルを並べて倍貫通で仕留めるというのがリーサルプランの一つ。

シルウィアとルシエラを並べることで1000のパンプアップしつつ倍貫通を付与できるのは偉い。


白き森の妖魔ディアベル(ディアベル)

確定枠

白き森のエース。
①の効果はシンクロチューナーを素材にした場合に墓地の魔法・罠を回収する効果。
基本的には言い伝えや初手で捨てたコストの回収に使う。

MDではベアトリーチェが生きている関係で「ベアトで魔法・罠を落とす→ディアベルで回収」という動きをすることにより、実質的に魔法・罠の万能サーチへと置き換わる。
まあサーチしたかったサモリミが死んでるけどね。

②の効果は相手の効果発動に誘発するレベル7以下のシンクロチューナーSS。
今回の構築ではルシエラによるヴェーラーサーチ、又はシルヴィによる全体裏守備の2妨害を使い分けることができる。



白き森のいいつたえ(いいつたえ)

強いけど1枚初動ではない

2枚初動兼貫通札。
テーマモンスターサーチカードではあるが、発動条件の関係で初動としてカウントしにくいカード。

とは言えサーチ先は豊富であり優秀。
2枚合わせる前提のカードとは言え【アザミナ】側のモンスターでも条件を達成できるので完全に腐る場面は殆どない。
ただしドロバが痛い。

②の効果は【白き森】魔法・罠の共通効果。
コストとして墓地に送れた場合に再セットが可能となっており、この効果を駆使しすることでアドバンテージの損失を可能な限り抑えたい所。

採用枚数はアザリゼ同様こちらも採用枚数が分かれる印象。
採用理由のブレに関してはアザリゼ同様に「増やせば先行で強いがその分後手が弱くなる」と言う点。

OCGでの主流枚数も同じで1~3枚。
自分は2枚派。
困ったら1枚でいい。

白き森の罪宝

名前が強い

名前が強いカード。
【白き森】サーチで触れれる【罪宝】であり、かつ【罪宝】サーチで触れることのできる【白き森】カード。
例えばルシエラのサーチで持ってくることで【罪宝】カードの枚数を水増ししたり、アザリゼやディアベルスターで引っ張ってくることで白き森のコストとして使うなどと使い道は多い。

①の効果は二種類あり、まず一つ目は手札の「悪魔族・幻想魔族・魔法使い族モンスター」の特殊召喚する効果。
あんまり使わないがたまーーにシルヴィとかを出すので忘れないようにしよう。
二つ目は融合効果。
ガーディアンキマイラを投げて妨害をする使い方が主となる。

発動条件に「悪魔族・幻想魔族・魔法使いモンスター」があるが、今回の構築では【白き森】でも【アザミナ】でも【デモンスミス】でも条件を達成できるのでさほど問題はない。
と言うか相手ターンに発動できない状態だと大体負けである。

②の効果は共通効果。
【罪宝】サーチで持ってこれる点が優秀。

採用枚数は1枚。
サーチ手段が多く、また触れたい時に触れればいいカードなので2枚目は不要。


白き森のわざわいなり(災いなり、稲荷、いなり)

どう呼ぶかが人によって違いすぎるカード

Gフワロスを貰った際の妥協展開用。
リクルート対象、及びシンクロモンスターの対象ともに【白き森】指定はあるものの、モンスターをリクルートしながらシンクロ召喚できるのは優秀。
うららで止まるのでうららは打たないで。
増殖するGやフワロスで2ドローされるからそいつらも打たないで。

妨害の種類は全体裏守備(シルヴィ)かヴェーラーサーチ(ルシエラ)なので相手を見て決めよう。

②の効果は共通効果。
特にいうこともない。偉い。

採用枚数は1枚。
先行で素引きしていると偉いが、絶対に素引きしたい程ではないため。


アザミナ、罪宝

黒魔女ディアベルスター(黒魔女、ディアベルスター)

えっMDだと3枚使えるんですか!?

説明不要の便利カードでありアステーリャの進化体。

ディアベルスター+コスト+コスト(モンスター)でコストがやや重いは高いが【デモンスミス】で対象耐性もちアステーリャを出せる。

魔法使い族を場に出せるため言い伝えの発動条件を満たせる他、モンスターが並べば【白き森】展開に繋がるので雑にSSできるモンスターという点でも偉い。
白き森の罪宝をサーチしてコストを稼いだり使い道が多い。

レベル7なのでシンクロ召喚には使用できないものの何もかもが強いカードですね。

採用枚数は1~3枚。
一応は初動なもののディアベルスターから【白き森】に繋げるにはコスト面がかなり重い。
とは言え貫通札としても優秀であり2は欲しいかなと言った印象。

雑に投げて1妨害増やせるのでGフワロス受けとしても〇。


”罪宝狩りの悪魔”(罪宝狩り)

いつみても効果が馬鹿

速攻魔法→ステンバイフェイズに打ってドロバケアができる、聖なる薊花にチェーンして発動すればサーチ効果を使いながら【罪宝】カードとして墓地に送れる。
①サーチ→黒魔女と言う優秀なカード。
②のドロー→リソース回復をしながらのドロー。ただし墓地除外にある【罪宝】カードには注意。

特に説明する必要もないパワカです。
【アザミナ】特有で気を付ける点としては、墓地に【罪宝】魔法・罠があまり行かないので不用意に②を発動し墓地の欺きをデッキに戻さないように注意しましょう。

制限なので当然1枚。
こいつ3枚使えた時期があるってマジ?。


罪宝の欺き(欺き)

ずっと趣きって読んでた

コストが必要とは言え、デッキから【アザミナ】カードをサーチできる永続魔法カード。
つまりここへのうさぎとうららがアホほど重いです。

サーチ先は主に聖なる薊花ですが、手札によってはアザリゼを引っ張ってきます。

②の効果はモンスターが相手墓地に送れられた場合の1500バーン&回復。
数値は大きいが相手ターンは大体裏側になってるのであまり使用しない。
ただしバーンとしては数値が大きいため、リーサルを取る際にあえてフィールドに残すという選択肢は頭に入れておきたい。

③の効果は表側表示で送られた場合に発動するセット効果。
OCGだと結構忘れるが、MDだと自動で処理してくれるので安心。
聖なる薊花の回収効果含めて無限リソースとなる。

フワロスをコストにできるので、フワロスを採用する免罪符にもなる。


採用枚数は1~3枚で調整。
1枚あれば最低限問題ないものの、初手で引いてればその分手数になる。
2枚目があれば相手ターンに残すなどと動きの幅も広がって良い。
と言っても発動にはコストが必要なので後手で雑に強いというわけではない(まあ雑に強いけど…)。
個人的には1~2派。


聖なる薊花

素引きしたい時と素引きしたくない時がある

【アザミナ】の重要カード。
レベル4につき【罪宝】魔法・罠を落とすだけで融合召喚できるずるカード。
ターン1が無いので使いまわせる。

ちなみに「レベル4につき1枚」なのでレベル4~7なら1枚、8~11なら2枚必要となる。

②の効果はリソース回復をしながら手札に戻る効果。
融合効果にターン1が無いので連打できる。
戻すのはアザリゼ>ルシエラーゴではあるがトップ勝負になりそうだと判断した場合にルシエラーゴを戻したりする。
また、【アザミナ】から【デモンスミス】に繋げる場合はルシエラーゴを戻す以外の選択肢はない。

採用枚数は1枚。
たまに2枚目が欲しくなるが大体の場合は1枚でいい。


告死聖徒ルシエラーゴ(ルシエラーゴ)

確定枠

ルシエラ共に確定枠。
①の効果は融合召喚した場合に発動する【アザミナ】または【罪宝】カードサーチ。
主に次の聖なる薊花で使用するカードをサーチする。

②の効果は【アザミナ】モンスターの数×500の全体ステータスダウン。
ルシエラーゴはあまり盤面に残らないモンスターではあるが、減少量が高く打点減少のために場に残すこともある。
地味にアザリゼも対象である。

③の効果は戦闘・効果で破壊された場合の【罪宝】魔法サーチ。
ルシエラーゴはあまり盤面に以下略。
誘発を食らった際にルシエラーゴエンドした場合にたまに発動する。

基本的にはシルヴィとこねてバロネスを成立させるか、シルヴィとこねてデモンスミス展開へと移行する。


背信聖徒シルヴィア(シルヴィア)

白き森はシルウィア、アザミナはシルヴィア

確定枠の万能妨害。
リリースして発動する関係で墓穴で止められてしまう点には注意が必要。

素のステータスの低さから殴り負けることが多々あるものの、雑に出せる万能無効が弱いわけがない。

①の戦闘ダメージ倍増はルシエラーゴと合わせることで真価を発揮する。
③はルシエラーゴ同様の効果だが、罠なのでサーチ範囲が狭い点には注意。



デモンスミス



魔を刻むデモンスミス(魔を刻む)

問題児二枚。ただし最強

準制限カード。
①の効果は手札から捨てての【デモンスミス】サーチ。
手札から捨ててのサーチが弱いわけがないのだ。

②の効果は【デモンスミス】装備カードとフィールドのモンスターを墓地に送る効果。
後手でも捲りで使う優秀な能力。
通常のデモンスミス展開を行う途中で使用可能かつ、デメリットらしいデメリットもない中々にやっている効果。

対象に取るとはいえ墓地に送るという優秀な効果な点もプラス。
ただしモンスター限定な上、自分モンスターも遅れてしまうのでバック破壊をする感覚で使って自爆しないように注意(2敗)。

③の効果は墓地の「悪魔族・光属性モンスター」をデッキ・EXデッキに戻すことでの自己蘇生効果。
シルヴィもそうだがリソース回復をしながらの自己蘇生はめちゃくちゃ強い。

ちなみにシルヴィ達と違って効果が無効化されないのでそのまま②の効果で除去もこなせる。

効果三つともが優秀。
このカードから動くことにより、召喚権を余らせた状態で3素材ウーサorリンク2+ベアトリーチェが成立する。

先手後手ともに強く、ドロバアトラクター以外の誘発受けとしても使える。
当然2枚。入れれるだけ入れる。


魔轟神ルリー(ルリー)

当時3000円

トラクトゥスでサーチしてそのまま落として蘇生し、そのままデモンスミス展開へとつなげるためのカード。
ただそれだけではあるがそれだけが強い。
デモンスミス名称ではないが、デモンスミス展開に必要となるカードなのでここで紹介する。

採用枚数は1枚。
素引きした場合は融合素材にしよう。


刻まれし魔の鎮魂棺(レクイエム)

確定枠

リンク1が弱いはずがない。
①はフリチェでの【デモンスミス】モンスターリクルート。
フリチェなので対象を取る系の妨害から逃げれます。

リクルート先は現状魔を刻むのみですが、将来的には下級ラクリモーサという強力なカードが追加されます。
地味に手札からの特殊召喚にも対応してるのが偉い。

②の効果はLモンスター以外の「悪魔族・光属性モンスター」に対しての装備カードとして装備する効果。
このカードを魔を刻むに装備して、そのまま【白き森】のコストに使うことができる。

召喚条件も「悪魔族・光属性モンスター」と緩く、手札に【デモンスミス】関係のカードがなくとも後述するナンナを経由することで簡単に出せる。

召喚条件、効果、リンク値全部が優秀なカード。


刻まれし魔の大聖棺(セクエンツィア)

確定枠

リソース回復をしながらの融合召喚をするリンク2モンスター。
魔を刻むと融合ラクリモーサとこいつの3体でリソース回復しながら展開しましょう。

②の効果はレクイエムと同じ条件での装備し、装備モンスターに対象耐性を与える効果。
レクエイム同様に【白き森】のコストに使用できる点や、ディエスイレ(フリチェかつ対象を取らない表側無効持ち)に装備することで対象耐性もちの無効モンスターを作れます。
今回は枠の都合で採用してません。


閉ザサレシ天ノ月(ナンナ)

確定枠

ステータスと素材が優秀なモンスター。
モンスター2体でナンナを作り、そのままレクイエムに変換することでデモンスミス展開へと繋げることができます。
ただし下級ラクリモーサがいない関係で「モンスター3体」を並べないといけない点には注意。

今回の構築ではリンク5モンスターを採用していないため効果はインクの染みです。
ただしデッキによっては有効活用してくるので気をつけましょう。

刻まれし魔ラクリモーサ(融合ラクリモーサ)

確定枠

女じゃない方のラクリモーサ
①の効果は融合召喚時に墓地、除外の「悪魔族・光属性モンスター」を手札に加えるか特殊召喚する能力。
この効果で魔を刻むを蘇生することによってレベル6モンスターが並びます。つまりベアトリーチェです。

②の効果は全体打点ダウン。
こちらもあまり場に残らないモンスターなものの、ルシエラーゴ含め相手の打点を下げる手段が多いので高打点モンスターも怖くありません。

③の効果はリソース回復しながらついでに謎バーンを飛ばす効果。
雑に1200を飛ばせる。偉い。
こいつを1ターン目3ターン目での合計2回墓地に送ればそれだけで2400飛びますからね。
同期にこいつがいた千年の眠りから目覚めし原人は泣いていい。

出張で使う方が悪い説もある


永遠の淑女ベアトリーチェ(ベアトリーチェ)

確定枠

いやお前生き残るんかい、と誰しもが思ったカード。
OCGでは投獄済み(画像はOCG)。

融合ラクリモーサと魔を刻むを重ねて出します。

デッキから好きなカードを落とせる有用性と汎用性は今更説明する必要もないでしょう。
主な使い道としてはアステーリャを落としてエルフで吊り上げます。
魔封じの芳香等の永続罠を落とす→ディアベルで回収というのも考えましたが、そこまで展開が通ってるならそれをしなくても大体勝ちなのでデッキから外しました。

②の効果はインクの染み(彼岸好きの人ごめんなさい)。



刻まれし魔の詠聖(トラクトゥス、詠聖)

1枚初動って顔してるけどそんなことはない

下級ラクリモーサ未実装の関係で1枚初動にならなかったカード。
魔を刻むで引っ張ってきて発動し、ルリーをサーチしてそのまま落とすことによってルリーの効果が発動する。
墓地の融合効果はセクエンツィアに誘発を食らった際に使える場合があるので忘れないようにしよう。

採用枚数は1枚。
下級ラクリモーサが実装されていない現状ではこれ1枚での動きに限度があり、必ずしも素引きしたいカードではないため、
と言っても+でモンスターを場に出せればデモンスミス展開に繋げることが可能なので弱いわけではないし当たり前ではあるが強い。



汎用カード

【白き森】【アザミナ】【デモンスミス】に属さないカードたちをまとめて。
細かい採用枚数は調整しているので上に貼ってある画像と違う可能性あり。

画像省略

・うらら
Gフワロスを弾くためにフル投入。
フワロスに投げるかは状況を見て決めよう。

・増殖するG
説明不要。

・マルチャミー・フワロス
現環境は1誘発で止まることは少なく、フワロスに限らず効果が残り続ける誘発が強い。
先手で引いても欺きのコストや融合素材にできるのでストレスになりにくい。

・エフェクト・ヴェーラー
ルシエラのサーチ先、及びアザリゼの融合素材として使えるので。
最低1枚必要で、素引きした場合等を考慮すると2枚目があると嬉しい。
今回は可愛い可愛い幽鬼うさぎを採用したかったので1枚減らしている。

・ドロール&ロックバード
フワロス同様誘発1枚で止まらない相手が多く、また下級ラクリモーサのいない現状では【デモンスミス】に対しても有効な手札誘発。
被って欲しくなく、またドロー系誘発と相性が悪いので2枚。

・幽鬼うさぎ
可愛いから1枚は絶対にいる。
欺きに刺さるので割と強い。

・墓穴の指名者
誘発を咎めつつ後手で咎姫等の妨害を減らせるので2枚。

・抹殺の指名者
ドロー系誘発の妥協ルートがあるとはいえ、できるだけ弾いておきたい。ただし後手の事を考えると抜くのもあり。

EXモンスター(確定枠)

・フルール・ド・バロネス

ルシエラーゴとシルヴィ、又は魔を刻むとルシアを混ぜて召喚する。
三つの効果全てが強い。

・ガーディアン・キマイラ
白き森の罪宝で出す用。
相手ターンにディアベルスターを素材にした場合はチェーン隠しができる事を覚えておこう。

・アポロウーサ
デモンスミス展開で出す。
3素材ウーサと2素材ウーサには超えられない壁があるぐらいには安心感が違う。

・スプライト・エルフ
ベアトで落としたアステーリャを蘇生するカード

EXモンスター(自由枠)

・カオス・アンヘル-混沌の双翼-
1つだけ残った自由枠。
簡単に完全体アンヘルを作れる点、このデッキは除去の種類が豊富でない点を含めての採用。
この辺りは環境等を見て変える予定。
他の採用候補はリトルナイト。




展開ルート

ここはメモついでにちまちま追記していく予定。
誘発を食らった上でのリカバリーが多いデッキなので、この展開ルートのように動けることは殆どない。

基本的にバロネス、シルヴィアに加えて何らかの妨害を残しつつ循環リソースを残す形となる。
以下の展開では【白き森】及び【デモンスミス】で循環リソースを確保できてるため、罪宝狩りの悪魔で欺きをデッキに戻しているが場合によってはあえて使わないプレイングが必要な点は覚えておこう。

細かい考え方は別noteでまとめる予定。


シルヴィ1枚初動

シルヴィns言い伝えサーチ、そのままアザリゼサーチしてss
シルヴィとアザリゼでルシエラ、アザリゼで欺きをサーチ

~ここからアザミナ~
ルシエラコスト欺きで聖なる薊花サーチ、そのまま欺きコストでルシエラーゴss、ルシエラーゴで罪宝狩りサーチ
アザリゼ戻して聖なる薊花を手札
聖なる薊花発動、チェーン2罪宝狩りで黒魔女サーチ、発動した罪宝狩りコストにシルヴィアss(万能無効)
ルシエラを戻してシルヴィss、シルヴィとルシエラーゴでナンナ→レクイエム→魔を刻む
墓地のレクイエムを魔を刻むに装備
装備したレクイエムコストで黒魔女ss、白き森の罪宝サーチ
魔を刻むと黒魔女でセクエンツィアss、レクイエムとナンナ素材に融合ラクリモーサ
融合ラクリモーサで魔を刻む蘇生、二体を合わせてベアトリーチェ
ベアトリーチェでアステーリャ落とし、セクエンツィアとベアトリーチェでエルフ(融合ラクリモーサの効果は使わない)

~ここから白き森~
エルフでアステーリャ蘇生
融合ラクリモーサを戻して魔を刻む蘇生、セクエンツィアを装備
セクエンツィアコストにアステーリャ①でルシアss
(不要な魔法があればルシアで捨てて1ドロー)
アステーリャとルシアでルシエラss、白き森の罪宝コストにヴェーラーか災いなりサーチ
アステーリャ蘇生白き森の罪宝セット
アステーリャとルシエラでディアベル、言い伝え回収(他カードでも可)
ルシエラ戻してルシア蘇生、ルシアと魔を刻むでバロネス
罪宝狩り②で欺きをデッキに戻して1ドロー

最終盤面
前・エルフ、バロネス、シルヴィア、ディアベル
後・白き森の罪宝(ガーキマ)、災いなり
墓地・アステーリャ、白リゼ、シルヴィ、ルシア
手札・言い伝え、+1~2ドロー

5妨害。
一番使いやすくて一番強い初動。
万能無効2回で他妨害も豊富、前後ろに妨害が散っているのでそうそう捲られない。
リソース面でも【白き森】【デモンスミス】ともに完璧なので捲られても何とかなる。
ヴェーラーか災いなりどっちをサーチするかは好み。
個人的には災いなりの方が好み。



黒魔女+コスト(黒魔女)+コスト(欺き)

黒魔女ssで欺きサーチ
欺きで「手札のモンスター」をコストに欺きで聖なる薊花サーチ
欺きコストでルシエラーゴss
ルシエラーゴで罪宝狩りサーチ
ルシエラーゴと黒魔女でナンナ→レクイエム→魔を刻む
ルシエラーゴ戻して聖なる薊花回収し発動、チェーン2罪宝狩りで黒魔女手札に、ルシエラーゴss

~ここからデモンスミス~
ルシエラーゴと魔を刻むでセクエンツィア
セクエンツィアでナンナとレクイエムを戻して融合ラクリモーサ
融合ラクリモーサでデモンスミス蘇生、2体を合わせてベアトリーチェ
ベアトリーチェでアステーリャ落とし
セクエンツィアとベアトリーチェでエルフ(融合ラクリモーサの効果は使わない)
融合ラクリモーサを戻して魔を刻む蘇生、墓地のセクエンツィアを装備


~ここから白き森~
エルフでアステーリャ蘇生
セクエンツィアコストにアステーリャ①、シルヴィss言い伝えサーチ
アステーリャとシルヴィでルシエラ、言い伝え落として白き森魔法サーチ
アステーリャ蘇生、言い伝えセット
言い伝えで白リゼサーチ

展開1
アステーリャとルシエラでディアベル、墓地の好きな魔法・罠回収
ルシエラ戻してシルヴィss、魔を刻むと混ぜてバロネス
白き森魔法・罠コスト白リゼ、アザリゼサーチし白き森魔法・罠セット
アザリゼss
アザリゼの融合効果で白リゼと混ぜてシルヴィアss

展開2
白き森魔法・罠コスト白リゼ、アザリゼサーチし白き森魔法・罠セット
アザリゼss
ルシエラとアザリゼを混ぜてディアベル、墓地の好きな魔法・罠回収、デッキから白き森の罪宝サーチ
ルシエラ戻してシルヴィss、魔を刻むと混ぜてバロネス
白リゼとアステーリャを混ぜてリトルナイト

※罪宝狩りスタートの場合、ルシエラーゴで何らかの罪宝サーチ→その後アザリゼかルシエラのサーチ前で罪宝狩りの②でデッキに戻すことで1ドローできる。

最終盤面1
前・エルフ、ディアベル、、バロネス、シルヴィア
後・任意の白き森魔法・罠、欺き(裏)
墓地・アステーリャ、白リゼ、アザリゼ、シルヴィ
手札・言い伝え、罪宝スタートの場合は+1ドロー

最終盤面2
前・エルフ、ディアベル、、バロネス、リトルナイト
後・白き森の罪宝、災いなり、欺き(裏)
墓地・アステーリャ、白リゼ、アザリゼ、シルヴィ
手札・言い伝え、罪宝スタートの場合は+1ドロー

4~5妨害。
誘発1枚で止まる上にコストが重いので基本的には最終手段。

魔を刻むデモンスミス+コスト(魔法・罠)初動

魔を刻むで詠聖サーチ発動、ルリーサーチしルリーを落としルリーを蘇生
ルリーでレクイエム、レクイエムで魔を刻むss
ルリー戻して魔を刻む蘇生
魔を刻む2体でセクエンツィアss①で魔を刻むとレクイエムを戻し融合ラクリモーサss
2体でベアトリーチェ、ベアトリーチェでアステーリャ落とし
ベアトリーチェとセクエンツィアでエルフ
融合ラクリモーサでセクエンツィア戻して1200バーン

~ここから白き森~
エルフでアステーリャ蘇生
アステーリャ①でシルヴィssシルヴィで言い伝えサーチ
アステーリャとシルヴィでルシエラ,、言い伝えコストで災いなり
言い伝えで白リゼサーチ
災いなりカードコストで白リゼ、アザリゼサーチして災いなりはそのままセット
アザリゼssしルシエラと混ぜてディアベル、墓地の好きな魔法・罠回収、アザリゼで欺きサーチ

~ここからアザミナ~
アステーリャか手札のモンスターをコストに欺き発動、聖なる薊花サーチ
聖なる薊花で欺きコストにルシエラーゴ、罪宝狩りの悪魔サーチ
ルシエラを戻してシルヴィ蘇生、ルシエラーゴとシルヴィでバロネス
アザリゼ戻して聖なる薊花手札に、聖なる薊花チェーン1罪宝狩りの悪魔チェーン2
黒魔女をサーチし、発動した罪宝狩りコストにシルヴィア
白リゼか手札のモンスターコストに黒魔女ss、白き森の罪宝セット
罪宝狩りの悪魔で欺きを戻して1ドロー

最終盤面
前・エルフ、バロネス、シルヴィア、黒魔女
後・白き森の罪宝、災いなり
墓地・アステーリャ、白リゼ、シルヴィ
手札・言い伝え、1ドロー

5妨害。
黒魔女が盤面に残ってるので融合素材にすれば相手ターンに罪宝サーチができる。

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