VketReal、パラリアルクリエイターに出してきた
8/3 VketReal PARAREAL CREATOR DAY1の秋葉原に出展してきました。
体験レポート的なのを書いて行ければと。
結論から言うと、物凄く快適でした
きっかけ
今回のサークル主は私ではなく「すみさん」という方。
3Dプリンターや電子工作という共通の趣味があり、よくResoniteで一緒に遊んでいます。
7月前半に壊れたindexコンとBS2.0を渡しに行ったら
「机がコミケの倍あってこのままだとスカスカなんですけど、何か出しません?」と打診されたのがきっかけ。
今回はコミケも申し込んでないし、小規模イベントなら楽だろうという事で売り子と場所埋めをさせてもらう事になりました。
頒布物について
サークル主の頒布物が
・3Dプリンター製ギズモ
・ギズモシール
一方で私の頒布物は
・自作キーボード入門キット
・静電容量で自作キーボードを作るための技術本
・アナログゲーム「おしまい畑と世界の種」物理版
・「おしまい畑と世界の種」VRC版
でした。
正直、VR関係ないモノの方が多いかもしれない。
当日まで
出すという話になりましたが、今回のVketにほとんど興味はありませんでした。
何か新しく出せるモノがなかったのと、頭の事があってあらゆるモチベが下がっていた。
告知したのが5日前、準備は前日になって頒布物の梱包をしはじめるという始末。
会場を調べたらなんとあーはいはいあの場所ね~という事で。
裏にいけば千石電商もあるし我らが秋月もある、足りないものはいくらでも現地調達できる。
そういえばスイッチングダイオード1N4148があんまないし途中抜けて補充するか くらいの気持ちでした。
みんなベルサールの方に行くだろうし、モノ好きが少し来るくらいだろうなと。
設営
今回の会場は電源があり、無線も快適に繋がる。
トイレも近く冷房もいい感じ。
机もスペースも広くてめっちゃ良かったです。
電源があるのはホント素晴らしいですね。
お互いPCを並べてディスプレイをつけ、misskeyを垂れ流し。
すみさんが持ってきた改造コンタクトグローブで盛り上がったり、
quest2のスティック部品でキャイキャイしたり。
サークル数は32ブース。
軽く回っただけなのですが、
VRCのアバターイラストや主催イベントのまとめ本とかが多かった気がします。
そんな中何故か入口付近に配置されてしまった我らがブース。
入口から順にロボット、ロボット、自作キーボード&3Dプリンターとこの一角だけMaker Faireや技術書典みがある。
やっぱこの雰囲気いいですよね、嬉しい。
でもうちらだけ、なんかVRやってなくない?
なんていうかフリーダム、受け入れてもらえるのだろうか?
外は結構暑いらしいんですが、
自分達は汗一つかくことなく隣のロボットと交流してました。
↑ハッシュタグを間違えている
開場
待機列が伸びてるらしく、「準備まだのサークルありますかー?」とスタッフさんから確認の声。全員終わってるという事で入場が5分前倒しに。
開幕からさっそく人が来てくれる。
ひっきりなしに人が訪れてくれて、ありがたいことにずっと喋り倒していました。
挨拶に来てくれた方々が気を使ってくれて、差し入れだけ置いて行ったり、アイコンタクトでまた後で来ますと合図してくれたり。
机が倍あるということは頒布物もコミケの2倍という事でして。
「3Dプリント品」「電子工作」「ボードゲーム」とジャンルもバラバラで、かつ全部説明が必要なモノ。
こんなに人が来てくれるなら、もう少し分かりやすい展示にすればよかったかも。ポスター準備するとか。
自分はコミケや技術書典、ゲームマーケット、VRCだとComicVketやGameVKet、バーチャルダイスパーティーに出したことがあるのですが
こんなに話したのは初めてかもしれないってくらい喋り散らして喉が枯れました。
普通のイベントだと壁サーでもない限り開幕は割と暇で、交代で買い物いったり飯行くんですよね。
15時くらいになると財布が軽くなり、人も減るのでもうほとんど売れません。
11時~15時くらいの4時間だけ頑張って、後はダラけたり撤収を考える感じなんですが、なんと全く人が途切れません。
渋谷やベルサールなど会場が分散しているおかげでしょうか?
そちらで遊び終わった後にこちらに足を運んでくれてる?
いい感じに人が分散していた気がします。
もちろん秋月電子に行く時間はなく、昼飯もスルーです。
差し入れで貰ったお茶やお菓子が本当に助かりました。
초코송이も嬉しかったですね。
ベルサールでResonite勢の活躍を見に行こうと思ったのですが、全然無理だった。
(パラリアルクリエイターの方が終了が早かったのでアバターミーツだけ体験出来た)
リアルイベントの良さ
VR主体とは言え、ぶっちゃけオールジャンルなのでいろんな方が来てくれます。
電子工作とか知らんって方も、興味を持って展示物を見てくれる。
ブース数があまり多くないので、とりあえず全部見てくれるんですよね。
VRのイベントだと話しかけた瞬間逃げられたりで、声かけていいのか迷うのですが、今回は凄く気軽に話せた気がします。
静電容量左右分割型自作キーボードという、かなり専門的な内容に対してもきちんと話を聞いてくれて。「え?静電容量なんですかそれ?」とか「自分で作れるんだ……」とか。
新しい世界を知ってもらえるのが嬉しかったです。
技術系イベントあるあるの、自らの技術を自慢したい系のヤンチャな方も全くおらず。
VRCで「おしまい畑と世界の種」を遊んでくれた方が物理版を買ってくれたり、以前自作キーボードのキットを買ってくれた方が来てくれたり。
また、3Dプリント業界の方と発注あるあるで盛り上がったり。
お隣にはロボットがいるし、新しい世界をVR民に知ってもらえたんじゃないかと思います。
静電容量の話をしたらリアフォやHHKBだけでなくnizを知ってる方が数名いたり。電子工作や3Dプリントの話で盛り上がったり、それなりに混み入った話も出来た気がします。
別に今の空気が悪いとか全然そんなんじゃないのですが、なんていうか昔のVRCを感じました。可愛いとかワールド巡って楽しいとかもいいけど、たまにはこういうのもいいよね。
知り合いの作者さんには、キットも説明も対応も凄く丁寧だったけど悪く書かれてしまった方もいたりしまして……
出来るだけ分かりやすく書いてはいるけど、自作キットなので完成させられないリスクは当然あります。
思ってたのと違った、という事もあるでしょう。
実際に目を見て説明した上で触ってもらい、その上で買ってもらえるのがい一番嬉しい。
このあたりをきちんと説明できるので、リアルの即売会はやっぱいいなぁと思いました。
VRとあまり関係なくて受け入れられるか不安だったけど、多くの方に興味をもって見てもらえてとても嬉しかったです。
誘ってくれたすみさん、スタッフの方、そして来てくれた皆さん本当にありがとうございました。