ResoniteでDJする方法
この記事はVRDJ Advent Calendar 2023 14日目の記事です
はじめに
はじめまして、ginjakeと申します。
普段はNeosVRや、精神的後続であるResoniteでDJイベントやってます。
2023年10月7日、新しいメタバース「Resonite」がスタートしました。
本記事では、ResoniteでDJをする方法について書いて行こうと思います。
VRCでDJをしたことがありOBSとか最低限わかるよーって方向けの記事なので、OBSの使い方とか機材の話はしません。
普段自分がDJをするときに使う方法は以下の2つです。
・公式提供の「ストリームオーディオ」を使う
・動画プレイヤーに対してOBSで音を飛ばす
それぞれ解説していきます。
ストリームオーディオを使う方法
特徴
・外部ツール不要なので手軽
・0.1秒以下の低遅延
・人数が増えると不安定
まずはストリームオーディオを使う方法です。
この方式は(おそらく)P2P方式で音声を飛ばすため、極めて低遅延で音を聞くことが可能です。
タイムラグについて計測したところほぼ同時、0.1秒以下でした。
また、外部ツールを使わないのでお手軽に配信する事が出来ます。
デメリットとしては不安定さ。
(たぶん)P2Pのため、人数が増えると通信の負荷がかかります。
上り回線が弱い場合は音が途切れるなど不安定になってしまいます。
10人くらいの少人数で手軽にDJをするならおすすめの方法です
やり方
1 ダッシュメニューからHomeを開いてストリームオーディオ
2 入力デバイスとビットレートを選択し、ストリーミング開始
3 完了
たったのこれだけ。
どこでも簡単にDJをすることが出来ます。
2 OBSを使う
おそらくVRCユーザーに馴染みのある方法はこっち。
10人を超えるイベントなどではこちらの方法を使っています。
ResoniteはYouTubeやtwitch、rtmpのURLをコピペするだけでどこでも再生可能。
ワールドに動画プレイヤーがスポーンされます。
でもこれだけだと、ちょっと分かりにくいのでユーザー制作のツールがあります
「JP Public→個人 indivisual→kokoa public→1.kokolive」
にTopaz Chat Playerが入っています。
(JP PublicはJP チュートリアルワールドで入手可能)
あとはストリームキーを設定してシンクボタンを押すだけ。
ちなみに、自分はTopaz Chatではなくkokoliveを使う事が多いです。
映像のビットレートが高く、綺麗に映像を映すことが出来ます。
その場合は先ほどと同じ場所にkokolive playerがあるので、こちらを使いましょう。
(詳細はこちら )
こんな感じで簡単にDJが出来ます。
DJ用ワールドについて
上記2つの方法を使えばどこでもDJをすることが出来ますが、
動画プレイヤーが備え付けられたDJ用のワールドももちろんあります。
例としてClub Pulseの紹介をしてみます。
ワールド内VJ
ワールド内にVJツールを標準搭載、誰でも簡単にVJが出来ちゃいます。
アップデートにより配信映像とも合成出来るようになりました。
映像はリアルタイムで合成してレンダリングしているので、
即興で素材をぶち込んでカスタマイズも可能です。
Builder権限によるセキュリティ
自由自在にアイテムを出せるのがResoniteの面白い所ではありますが、イベント進行において邪魔になる場合があります。
ClubPulseでは独自に設定されたパーミッションにより、「Builder」以下の人はアイテムを出せず、スタッフコライダーも通れない仕様になっています。
追加リングメニュー
ワールド専用の追加メニューにより、「ローカルシンク」「アバター簡易表示」「エフェクトオンオフ」「ボリューム」を変更する事が可能です
以下、印象的だったシーンの紹介
BreakCore対抗してワールドを破壊しはじめるお客さん達
ジュリアナテクノが流れたらジュリ扇が出てきた
ワールドに扇子がなかったので、他力本願寺したらお客さんが出してくれた
JPチュートリアルでDJ
Resoniteリリースパーティー
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました。
はじまって2か月のプラットフォームですが、
既に4名のオーガナイザーにより6回以上のイベントが開かれています
Resoniteでもイベントを開いてみたい、DJ/VJをしてみたいという方大募集です。
気軽に声をかけてください。
アバターセットアップから音出しテスト、オーガナイズまで全部します。
新しい世界で、新たなDJをしてみませんか?