タチウオの偏食と性格。「タチウオのウキ釣りのこと」
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こんにちは、しろいたちです。
「タチウオのウキ釣りのこと」にようこそ。
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タチウオはいてるのに、
あたりがないのは、タチウオがエサを食べないからです。
好き嫌いもありますよ。
偏食。
前の時はこのエサで釣れたのに、今日は釣れない・・・そんな時もある。
チヌなんかは、エサが季節によって変わったりするのは有名ですがタチウオにもあります。
タチウオを釣っていて、サンマの切り身がいい時やキビナゴがよくあたる時があったりします。
もちろん、どちらも食べる時もあります。
9月や10月のハイシーズンは、タチウオの数も多いのでどらでも釣れるイメージです。
シーズン最初や終盤はどちらかにしか反応しないこともあります。
今まで一番感じたのは夕方からキビナゴで釣っていて、夕方から順調よく釣れていたのに、22時頃パッタリとあたりが止まったのです。
そこで、夕方サビキで釣ったカタクチイワシに変えた所、すぐにあたりがきて釣れたのです。
周りには無数のウキがならんでいるけど、どのウキもあたりはありません。
同じ仕掛けでキビナゴのエサを使っている父にもあたりはないのですが、私のカタクチイワシは入れ食い状態。
そして・・・
10匹ぐらいしかサビキで釣れなかったカタクチイワシが無くなったので、再びキビナゴに変えた途端にあたりが無くなったのです。
タチウオが大好きで今食べているカタクチイワシという事もあったのですが全く反応が違いました。
偏食に対抗するには、タチウオが食べてる小魚を用意する事が一番でしょう。
サビキで夕方に釣っておいて、タチウオが今食べているだろう小魚を釣っておいてエサにする。
キビナゴのように形や見た目重視か?
サンマ等の臭い重視か?もあります。
釣り場や季節で変わるので、
キビナゴとサンマとイワシなど、数種類のエサを準備しておくこといいでしょう。
タチウオの性格。
よく、「活性がいい」とか「渋かった」など聞く言葉ですが・・・
釣りやすかったか釣りにくい状況だったか、に大きく分けてしまいがちですが、実際は無限の状況があるはずです。
また、釣り方によっても変わるし、
仕掛けに寄っても変わる。
タチウオのウキ釣りでは、さまざまなタチウオの性格もウキに現れることがあります。
慎重なタチウオ。
心配性なタチウオ。
あんまり気にしないタチウオ。
せっかちなタチウオ。
荒々しいタチウオ。
動くものにしか興味をしめさないタチウオ。
もっといろいろあると思いますが、タチウオを釣っていて活性がいいと夕方のじあいとか、それだけではない行動をするタチウオもたくさんいます。
他の魚でもありますがタチウオの場合は特に、ウキが沈んでからタチウオとのやりとりをする時間が長いのでタチウオの性格の違いもわかりやすいのだと思います。
性格も違うので、もちろん対応も変えなくてはいけません。
毎回、同じように対応していると、なかなか釣れない事もあります。
しかし、タチウオの性格の対応についての回答は、経験を積み重ねる事が最大の近道になると思います。
微妙な感覚や違いを瞬時に判断していくことになりますので、経験が大事なのです。
あたりをたくさん経験し、バラした時も「まだ早かった!」だけでなく、あのタチウオの場合は、「もう少し待ってから、少しおくれたタイミングであわせた方がよかった」とか
あれだけガツガツくるタチウオだったらもっと早くに釣る事が出来たのではないか?と思い返してみたら、手返しが早くなりもう1匹釣れたかもしれません。
中には、あわせのタイミングに非常によく似てる反応があります、しろいたちの中では「フェイク」と呼んでいます。
あわせるタイミングのようで違う場合もあります。
エサを飲み込まないで大きく引っ張るだけの時があり、このフェイクを使ってくる場合があります。
何度もフェイクを入れられていると、切り身でも半分で切れてしまう事も多いのでなかなか難しいヤツです。
いろいろな性格のタチウオがいますので、1匹1匹タチウオと向き合っていろんなパターンを試していく事が大事でしょう。
微妙な感覚、その時の状況など細かい事が多いので、タチウオとの攻防をぜひ楽しんでください。
先日こんなテレビを見ているとこんな事も。
水族館の魚を集めていて、漁師さんの船にのって獲れた魚を譲ってもらって、イケスに入れていたのですが、だいたいの魚が、すぐに人のあげたエサを食べないというのです。
中には1ヶ月間も食べていない魚もいました。
釣り人の私には疑問です。
だって、釣りをする時、人のエサに針がついてて、さらに釣り糸までついてるのに釣れる。
釣れるのは奇跡だ。
逆に考えれば、「もっともっと、たくさんのタチウオがいる」 ということ。
だったら、もっと釣れる可能性があるという事ではないでしょうか?
・・・
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