生命の誕生と共に…
なんや…
夢の中までずっとサクと…
二人を見てると
遠くなった日常を思い出す
三歳のおれは
母さんが琉生の父さんにDVされる姿をみて
母さんに知恵があったらなぁ…
ずっと考え込みながら母さんの姿を見てた
母さんは言葉の暴力と暴行を受ければ
受けるほど
もっと相手の暴行が酷くなる言葉を言うてた
「あーそうか…争いを終わらせるには
脳内の思考をガラリと別人に切り替えないと
終わらないんやな…
お互いの我と我を通した結果
肉体の力が弱い者がヤラれる」
そうぼんやりとおれの幼い脳内に
俺ではないような言葉が過ぎり続ける日々
やった
母さんを助けたい
……せやけど、母さんは
機嫌の良い父さんと居る時は琉生のことを
一緒になって言葉の蔑みをする
自分も虐められてるのに
虐める人にいざとなったら味方をして
人を(自分の子を)バカにする
そんな人に真剣になりたくない
そんな人を助けたくない
助けたくないけど
この人は俺の母さんや…
・・・
「母さんの力で何とか危機を脱出して
欲しい」
・・・☄️☾🗡️
そうやった…
いつのまにか
姿が母さんによく似た男が俺の前に現れて…
それがサクなんやな…
母さんの持ってる魅力が男性的になっていて
俺の脳内の大人な見知らぬ誰かの思想の言葉
そして…
母さんの弱さ(卑怯な所)その姿までコピー
されているサクの中の霞人形……
すべて
三歳の俺が観てきた世界の「サク(霞)」
サク…琉生に重なり合いを持ちかけてくれて
ありがとう
そして琉生☄️
重なり合うこと(交わり)のトラウマを
一旦、横に置くことの難しさをやってのけて
くれて…………言葉になりません
嫉妬して狂って嫌な言葉ばかり吐き続けて
申し訳ないです(来夢)
来夢
キミは賢いね(サク)
え?🌚😒
キミは琉生☄️に母親の良くない背中を見て
育つことを
阻止させる事をした
受け継いだ「良くない面の遺伝子」を
彼女☄️に「客観視し続ける聡明さを授けた」
キミは琉生☄️を愛し過ぎている
生命の誕生と共に
・・・☄️