優しい性は創造しか知らない
どこをさがしても
みつからない
だれと形だけになろうと
みつからない
かたちだけ
そのときの脳内は
狭い浴槽の中から
脱出したければ
知恵を考えろ
「知恵を考えろ」
そんなことばかり
かんがえていた
相手を満たす知恵は何
どうしたら何事もなく
心を守れる
こころには
はいってこないでください
かたちだけなので
あ、いわなくても
相手はわたしだけではない
なので
きにしなくていいこと
かたちだけの
からっぽなこころで
わたしは
にくのにんぎょう
・・・
何も気にせずに「はぁっ」と
上からの様な溜め息
・・くちゃくちゃという
反抗的で自由な
あの人の大きな音の咀嚼音、、
ほんとうはきもちわるい
髪を掻き乱すほど
耳障りで
・・私が狂いそうなほど嫌な音と空気
嫌な性のことを思い出して
それがしつこく付き纏うようで、、
・・・
性に心は要らない
要るのはその場に相応しい
性的感覚の演出の空気
それは
傲慢だから
むしゃくしゃしたら
頭を掴まれる
吐く
なにもかもいやになる
わたしはゴミ箱でトイレ
だから
探しに行く
ゴミ箱やトイレで済まなくなるのに
・・バカは痛い思いをしてもわからない。
それ、ほんとう。そうおもった。
すなおになった。
グロイ、ダケノ、イメージ、シカナイ、
冷淡で獣のDV性世界
わたしは
そんな性しか知りません
・・・
空から降る透明な綺麗な雫、、
その雫にだけ
心を差し出すようになった
探しものは
みつからなくていい
幻だから
・・・
そばに居る
色とりどりノやさしさがこころにしみる、、