角度を変えて見た「ぶきみ」
ほれ、また連れて来た。
おじいちゃんは
わたしに胸ポケットの中のネズミを見せる。
机の上で小さな野良ネズミは走り回っていた
おばあちゃんは嫌がりもせずに
にこにこと走り回るネズミの姿を見ていた
「こまネズミばい。」(小さいネズミ)
そう言って心から楽しんでいる様子、、
・・おじいちゃん、ネズミは汚いから、
嫌がられるよ。
早くポケットの中に戻した方が、、
(誰かが来る前に)
わたしがそう言うとおばあちゃんが話しだす
こんなに可愛かのにねぇ?
尻尾が気持ち悪いとか言いよる。
みんなの身体の中身は見えんだけで
気持ち悪かよぉ?(おばあちゃん)
うんうん。
気持ち悪か所から生まれたもんが
こやつ(ネズミ)を見て気持ち悪かと
言いよるわ。それが好きなんやろぅ。
(おじいちゃん)
小さなネズミはたまに私のところへ
やって来て匂いを嗅ぎ
また走り出す
私は二人の会話を聞いているうちに
ぼーっと、人に言われた言葉を考えていた、
「★★さんっ」
「はい?」
「★★さんは、顔は良い方なのにね、、」
(小声)
「どうして、、ま、いっか、ごめんね、」
(小声)
クラスで人気者の女子にモテていそうだった
明るい男子
時々、気にかけてくれている様子でした、
ある日
重い物を怪我した手で無理に持っていたら
誰かに代らせて私の手の手当をしてくれた
こともあったっけ、、
やる人が違えば
誰も攻撃的な言葉をその人に言わない。
それをやる人次第で人の対応は
180度、変わる、、
神経質でギスギスした狭い人間関係、、
「みえる姿」は
角度を変えて見たら、「ぶきみ」
正面の顔は良い。
横顔はイマイチ。
鼻の形、目の形、口の形、顎の形、、、
「見える視界の世界は見える顔にシビアで」
姿勢が悪いにもタイプがある。
ただ背中が丸い人は、ぶきみではない。
背中は真っ直ぐても、顔が前に出ていると、
ぶきみ。
背中も丸く、顔も前に出て、口も出る、
その上で、ぼーっとした瞳の行方だったら?
それが
角度を変えて見た時の昔の私の「ぶきみ」
視界の世界は贅沢になりやすい、、
変えても変えても、もっと、もっと、、
それは、心の、、
また、「それ」に辿り着いた、しんどい。
そう実感していた、わたしの、
がっこうじだい。。
・・・
わたしに「見た目」を知らせたかった人は
何人かいた、
勿体なさそうな表情をしていた、
なぜか、知らせようとする人は、人気者とか
学力が上の人とか、で。
私の角度ごと抱きしめるかのような人は
朱がとても似合う気配の彼女だけでした
わたしには、ともだちが、いなかったけど、
なぜか、、わたしに、
きょうみを、もってくれる?ひとたちは、
なんにんか、いた、
わたしにじゆうにきれいになってほしいひと
わたしにひみつをうちあけようとしてやめて
わたしのせいにしたひと
わたしにもったいないといって
おこるひと
私の全てを知ろうとして狂う?彼女?
がっこうは
いいかげんで
ぼうりょくてきで
みんな、なにも、おもわないのかな、
みんな、なにごともなく、まいにち、
私みたいに心情重視ではなくて
生活ルールを守り続ける
私みたいに我儘好き勝手な個性ではない
みんな生きていくことに真面目で
早寝早起き
嫌な事も黙ってやり続ける
勉強も仕事も親の事も真面目に、、、
私が
苦手な事、よく怒られる事、
出来る人に今も申し訳なくて。。
人は流されているようで
そうではないと
きづいた
ながねん、ひとにたいして、
どうして?と、疑う、わたしは失礼、、
考えて
書き出していけば
どうして?は、なくなる。
きょうは、そんな見え方の日になった、