ありふれたしあわせ

檻の中の人は
檻の外の人に情緒が刺激されて
対抗心を燃やす

檻の外の人は
そのまた外の世界を知り
檻の中のありふれた幸せを知る

檻の中の人は
いざ外に出てみると自分の予想とは
全く異なることを知り
帰る、殺られる、狂う、、

それでも立ち向かう人は一人か二人

檻の外にいた人が
檻の中に帰ると
外に居た時に気付いた「ありふれた幸せ」を
手放すまいと必死に守るようになる

ありふれたしあわせ

それは

この世界に稀な「奇跡の幸せ」

それ以上を求める事は「破滅に繋がる」

「ありふれたしあわせ」

それを大事にしている人を見ているだけで
幸せな気持ちになる

人間（奇跡）が創ったこの世界の「奇跡」

「ありふれた幸せ」