もしアルコールの発見が現代だったら…
晩酌をしていると、数年前の大学時代に精神薬学の担当だったT教授の話を思い出しました。
「もし現代で初めてアルコールが見つかったら、覚醒剤や合成麻薬みたいに禁止薬物扱いになってるから」
何を言ってるのか説明を受けるまでピンときませんでした。下に当時の教授の講釈を解説していきます。
覚醒剤や大麻が法律で規制されているのは、強い依存性や興奮・幻覚作用、急性ショック死などの症状などがあるためと言われています。
これらが組み合わさることで、いわゆる脳の快楽中枢(報酬系ともいう)をバカにしてしまう訳ですね、
本来なら人から褒められたり、給料やプレゼントをもらったりする際に活発化するものが、禁止薬物はお薬一つで簡単に刺激を得られるというわけです。
ではアルコールはどうでしょう?
さっきあげた薬効について一つ一つ照らし合わせていくと面白い事実が分かります。
依存性→強い、摂取量に比例
興奮作用→有り、個人差あり
幻覚作用→有り
死亡リスク→有り、個人差あり
こんなんもう実質禁止薬物やん!
と薬効を見るとなるわけですね。
よくお酒やお酒を飲む人に対して言われがちなのが、「お酒で本性が出る、酒はその人の本性が分かる」
なんて言葉をよく耳にしますが、筆者の考えは少し違うんじゃないかと思っています。
依存性がバカ高くて興奮作用があって、死亡リスク内包してて幻覚まで見るような物体を取り入れて、
それでぶっ壊れてしまった人に対して「ほら、やっぱりあの人の本性が出た」って言うのは何というか…。
あまりにも救いが無さすぎるというか…。
実質禁止薬物に対して、気合いで正気を保て!って言ってるようなもんですからねコレw
酒は飲んでも呑まれるな→物理的に無理
まあそもそもアメリカなんかでは法律で夜中にアルコールを買えない州もありますし、やはりそれ相応に危険な物質という認識は持った方がいいのでしょうね。
身近に溢れてる物質も、冷静に考えてる見るとめっちゃ危険な物もあるよという一例ですね。
あ、筆者はアルコール大大大好きなんで上記の話を聞いても飲み続けますが🤔
ウイスキー最高!日本酒最高!
誰かキンミヤ買ってこい!
カントゥーヤ!
皆さんも容量用法を守って楽しいアルコールライフを!
ではまたどこかの居酒屋で