No66 思い通りにならないのが人生
私は昔から人に、人生楽しそうとか言われることが多い。どうやら順風満帆に見えるらしく、苦労してなさそうなんだとか。
それを嬉しがったら良いものかどうかは分からないが、人は自分の見たいように見るというから、まぁそんなものかもしれない。
じゃあ自分自身の体感としてどうかと言えば、そりゃまぁ人並みに色々あったよね、とは思う。
そして遡ること幼少期から割と色々なことがあったと思う。
幼少期に家庭で起こることと言えば、子どもにできることは別に無いから、どうすることもできない。ただ無力な存在だと言える。
ただし、その無力で無垢な存在だからこそ、大人は子どもから癒されたり、力をもらったりするのかもしれないと大人になってから思ったりしている。(時には守りたい存在であり、時には気づきを与えてくれる存在)
そんな風に幼少期から色々な経験をすると、人生って思い通りにならないと達観することは無いにせよ、体感的にそういった思考にはなってくる。
それで、先ほど書いたように『何もできない』んだもの、なるようにしかならないじゃん!!精神が育まれていったように思う、少なくとも我が家は。思い通りにならないことの方が当たり前。予定通りに行けばラッキーくらいの気持ちになるもんだから、大概のことはラッキーに思えてくる。
普通に生きてるだけで何だかすごく運が良かったり、幸せな人生なんだと錯覚してしまうのである。そんな錯覚をし続けて早40年以上。
困ったことに、困ったことは一度もない。
若い時の苦労は買ってでもしろ!とか言うけど、あれは本当なのかもしれないとか思っている今日この頃だったりする。
買うというのは大袈裟だけど(今物価も高いから苦労も高そうだし)、チャレンジするという意味ではとても大切なのかもしれない。
うまくいくかどうか分からない不確定要素のあるものに飛び込む経験は沢山すれば良いと思う。