No8 学校教育のオンライン化のススメ
私は子育ての経験と言えるほど、大層なこともしてきていないので、偉そうなことは言えないが、学校教育に関して、時代に合わせた抜本的な改革が必要だと本気中の本気で考えている。ニュースで見ると不登校生徒が過去最高とか言ってるし、それに自分の周りにも不登校の話をよく聞く。
不登校の中で、勉強が嫌とかではなく、学校という環境の中のミスマッチ、例えばいじめ、友だちとの関係、集団生活に馴染めない、通学することが物理的に困難(過疎地)などの場合、オンライン学習が可能になればそれらの課題は一旦解決出来ると思う。こうした議論をした場合に、必ず、それでは集団活動に適応できない児童が増える、社会性が育たないなどの意見が出るが、集団活動に適応できる年齢って人それぞれだと思うし、それが嫌なら、嫌なりの仕事の選択だってあると思う。今の学校教育の在り方のように、「これしか選択肢がない」という方法こそが、実は選択肢を狭めているのではないかと私は考えている。
何でもそうだけど、やってみないと本当の課題は見えてこないのではないだろうか、義務教育として誰もが学べる権利があるとするならば、まずはどういう環境でも学べる方法を提供するということが大切なのではないか。
毎年毎年教員不足と嘆くよりも、オンライン化することで、教員の数も削減できたり、今の人数でやりくりができるなら、問題の解決がWで可能になると思う。(不登校問題×教員不足)
案ずるより産むが易しという言葉が適切かは分からない。
だけど、今の状態はあまり猶予があるとは言えないと思う。誰もが学べる環境を準備すること。甘えとかではなく、これは合理的配慮だと考える。
また教育現場においては、どこにいても同じ質の教育が受けられるわけではないというのも1つの課題である。教員の質もそれぞれだから。
だとすれば、オンライン化し、学校でも学べる状況の生徒が自宅で効率的に学びたいという選択肢ができても良いはずだ。学びたい生徒はどこからでも学ぶ。その学びたいという欲求を高めることこそが、日本の国力を上げる上での礎になると私は思っている。