引っ越そうと思います【8/8の日記】
引っ越しの話
茹だるような夏の日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私、白紙しろは、引っ越しを決意しました。
引っ越し先はイギリス、プリペット通りの4番地ダーズリー家の階段下です。皆さん是非お手紙などを送ってください。
最近、スタジオツアー東京に行った。
ハリポタファンの私にとって、さまざまな舞台セットや衣装などを見られるのは眼福でしかなく、ローブや杖を買ったりなんかして大いに満喫した。
帰り際、ひとつ思ったことがある。
私はもしかしたら「生き残った子供」かもしれない。
なぜなら、私の額には傷跡があるからだ。(いつもじゃないけれど)度の合っていない眼鏡もかけているし。多様性社会と謳われる現代、私と彼の性別が違うことなど些事でしかない。だから、申し訳ないけれど、フランキーに引き続き、ハリーポッターにはその座を明け渡し、死体になって大海原を駆け回るか、手に銃をくっつけてデスゲームに参加するかしてもらうことにした(ちなみに、「スイス・アーミー・マン」も「ガンズ・アキンボ」もしっかりばっちり履修済だ)。
ところで、ヴォルデモートの死の呪文から逃れるために「愛の魔法」が必要なのだけど、残念なことに両親はマグルなので魔法は使えない。代わりにこの有り余った自己愛で何とかできないだろうか。流石にダメか。
まぁ、私は勇敢さを持ち合わせてはいない生粋のチキンなので、間違いなくスリザリンに振り分けられるだろうが、スネイプ先生を間近で拝むことができるので少しも問題はないだろう。マルフォイとも仲良くしたいが、純血至上主義だから無理かもしれない。
よく考えたら私はイギリスに引っ越せるだけのお金がなかった。戻っておいでハリー。君の席だ。
お金貯めて、いつか行きたいな、イギリス。