裏山の開拓記録#5〜裏山イジりの経緯(後編)〜
これまでのことを整理します
所有者不明の土地
お墓の土地の所有者が不明ということは、旦那氏が以前調べたことがあって知っていた。けど、素人調べ。プロが調べたらもしかしたら色んな裏技使って「お墓の土地の持ち主分りましたよ!」という返事が返ってくるんではないかと期待していた。「一旦持ち帰ってまた連絡します」と言ってくれたので連絡を心待ちにしていたけど返ってきた返事は「やっぱり不明みたいですね」だった。なんだやっぱりって。諦めんなやです。
けど、素人なりに私も納得がいかず色々検索してみましたが、持ち主不明の土地って全国にすごいたくさんあってそれが問題になってるだの何だの。けどこういうことって当事者じゃないとそう気にならないことですもんね。優先順位はだいぶ下の方だってのは理解できます。
そして、今までだいぶ可愛らしく「お墓」と言ってましたが、墓地ですね。だいぶ認めるのに時間かかりました。10個以上集まってたらそうですよね。因みに数え方は1基2基、、だそうです。1個2個言ってて可愛らしかったですね。
そして、最も厄介なのが所有者不明ということです。「所有者不明 土地 墓地」などで検索していくと、今度は「公営墓地」や「共同墓地」。「民間墓地」「寺院墓地」、「みなし墓地」や「無許可墓地」という新たな言葉が出てきて墓地沼にハマります。参考で見たものを引用しようとしたんですがこのまま行けば『墓地ブログ』になってしまうので割愛します。結局、素人がネットで検索した程度で分かったことは、所有者不明な土地や墓地はたくさんあって仕方のないこと、時間とお金を使えばもしかしたら分かるかもしれないということ、墓地には色んな種類があり、この裏山の墓地が何墓地なのか断定するのは難しかったということでした。
自分で調べても結局こんな程度しか分からず。私は何を知りたかったのか・・・。そう、所有者不明の土地が何で存在するのか。それも墓地。長い年月の中で法律とかが変わり、その時に漏れてしまったものやその時点で分からなかったものが「不明」ということで処理されてきた結果なのかな?と私は解釈したんですけど・・・。無くしたモノにすぐ気づければどこで無くしたか思い出せるけど時間が経つと全く思い出せないのと一緒で、まーいっか!ってことですね。
私の解釈
自分で調べるのはギブアップ。この裏山のことに限りで旦那氏からの説明を受け私の解釈はこうです。
自分たちの為・・・
白黒ハッキリしたい私にとっては不明ばかりで嫌になります。けどこれが裏山を自分たちで本格的にどうにかしようとなった発端です。生活環境保全課の方が調査に来た時に「不明の場合どうしたらいいんですか?」と聞くと、
なるほどーーーーー・・・
は?そもそも何でこの木切ったかって!とブチギレたかったですが、不明のままでいた方が自分たちの為というわけです。割り切るしかないってことです。なのでこれからは心置きなく切りまくれます。とは言っても難題ばかりで全然先が見えません。
グチグチ文句言ってても嫌になってくるし、ここで諦めれれば楽なんですがここまで来たら先に進みたい。落ち葉減らしたい!蚊いなくなれ!お墓見えてくれるな!を目標に、なるべく家計に負担をかけない程度に、私たちの体力が続く限り、考え行動に移していこうと思います。
今回土地や墓地のことを色々調べて、現在一生懸命住みやすさの為にあれやこれややってますが、私たちがいなくなった後、私たちが今きちんとしておかないと困るのは息子なんだと痛感しました。その頃にはこの家築何年だ?状態なので、住むにも限界があるだろうし、更地にすれば何かに使えそうだけど、更地にするにもウン百万かかるだろうし。そういうことも含め考えていこうと思います。
お墓は持たないからね!と息子には宣言しました。
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