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裏山の開拓記録#4 〜裏山イジりの経緯(前編)
今回は私たちが裏山を本格的にイジる気になった、経緯を書いていこうと思います。
え?ついでにこっちも切ってくれたらいいのに・・・
落ち葉問題を解決したくて、この裏山の、まずは第一斜面を整備した後。我が家のお隣さんの家にも、この裏山の木が原因で問題が起きていたようです。
その木は大きく、お隣の敷地内に向かって斜めに成長していて、落ち葉はもちろん、もし万が一倒れて来たら家が押し潰される危険が。
お隣さんは市に依頼し、その大木は無事に無くなったんですが。
その時に、お隣さんは我が家の方の木の処分もお願いしてくれてたらしく。なのに大木1本だけが無くなってるだけで、我が家側の大木たちは元気に健在している。
え?こっちは別日?
いつになっても何の連絡もないし、切りにくる様子もない。年末だったこともあり、忘れられてるのかな?年が明けたら問い合わせてみようと思っていました。
お隣さんも気にかけてくれていて、問い合わせるなら新年度になってからがいいよと教えてくれました。なんか予算の関係がどうとか。
我が家にもやっと調査が
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そして今年の春、問い合わせをし、『環境保全課』の方2名が調査をしにきました。「ちょっとここら辺調査させてもらいますね。この脚立お借りしてもいいですか?」と、脚立を使って1段目の傾斜を登って行き、木の確認やご近所の方にも聞き込みをしていました。
調査の結果、分かったこと
・この場所の管轄は『▲▲公民館』の管轄で
今はもう、その公民館がない
・ここら辺は(我が家の場所も含め)
自治体もない
・里道内のことであれば土木課が対応できる
・我が家が依頼した木がある場所は
里道外
ということだった。
里道とは
里道(りどう)は、道路法の適用のない法定外公共物である道路である。公図上に赤色で着色することが義務づけられていたことから赤線(あかせん)、赤道(あかみち・あかどう)とも言う[1]。
法定外公共物の道路であることから、公道のみが該当し、私道は該当しない。
なんて?
ちょっとWikipediaでは分からなかったので、不動産屋さんのブログからの引用
里道はもともと国や県が所有しているが、昔は道として利用されていたものが時の経過で利用されなくなったものです
主要な道路は現在では国道・県道・市道に姿を変えています
住宅地の通路や農道、山道が里道と呼ばれています
里道が国の所有に対して、個人や法人で所有している私道とは違います
里道とは現在は市町村が管理所有している道路で国道や県道、市道などの重要な道路からもれた道路(農道、林道、路地)などのことです
なるほど・・・ 市道などの重要な道路からもれた道路・・・。確かに道路というよりかは林道。だから里道なのか。
いやいや違う違う!!
私たちが頑張って笹を撤去したから林道っぽいけど!元々はただの笹林やったし!役所の人たち脚立も持たず来てサラッと登って歩いて行ったけど、そんな普通に歩けんぐらいすごかったんですけど!
里道内のことであれば対応する
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何ということでしょう。ギリアウトです。
ギリか?
もろアウトです。そこで分かれてたんかーいです。
というかそもそも、この傾斜部分が里道だったとは・・・
お墓とこの傾斜部分は「誰かの土地」としか思ってなかった・・・
ということで、ついでに切ってくれなかった謎が解けました。
長くなってしまったので、続きは後編にします。