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1月の活動紹介&子どもたちの様子

こんにちは!たにーです。
暦の上では春となりましたが、まだまだ寒い日が続いています。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

寒さはこれから本番というところですが、春も近づいてきて少しうれしくなりますね…。

さて、2月「風のがっこう」おたよりです。
先月の「風のがっこう」での子どもたちの様子です。

🍃風のがっこう、3学期が始動!

1月10日。
この日は2024年最初の「風のがっこう」でした!
今年は石川県の地震、JALの事故や火災など、胸が締め付けられるような出来事から始まって、子どもたちやスタッフも驚きや不安な状態での年明けとなりましたが、久々にオンライン上で顔を合わせることができ、みんな安心できた様子でした。

この日のプログラム…
前半は「3学期オリエンテーション」ということで、
1月のプログラムの内容紹介と3学期(今後)、「こんなことをやりたい!」を子どもたちと話し合う時間にしました!
子どもたちから出た、アイデアちょっと紹介…💕

<風のがっこうでやりたいこと>
 ・お絵描き伝言ゲーム(月1)
 ・絵や工作をもっと増やしてほしい
 ・メタバースで集まりたい
 ・放課後タイム12時シンデレラ設定を実現
 ・探究タイムはずっとやってほしい~
 ・クッキング(お寿司づくり/クッキングで季節イベントを!)などなど

2時間目は「書き初めプログラム」
それぞれが「今年1年、こんな年にしたいな!」「今年の目標」などを、思い思いに表現しました!

書く内容も違えば、書くものにもそれぞれの個性が表れていました。
メンバーのYちゃんは、墨汁と半紙で…、しかも、墨汁は墨を磨るところから…(本格的!)、Hくんは厚紙に筆ペンでカキカキ…、紙に書く子どもたちもいれば、本格的に半紙に書く子どもたちもいたり、画用紙に書く子もいたり…。

いろいろな紙に、いろいろな用具で工夫をして書く姿が見られ、楽しいひと時を持つことができました!
 
最後に、描いた作品をもってパシャリ!

決意を新たに…★
今年もいろいろと楽しい思い出を作っていこうね♪

🔍自分探Qプログラム!

1月15日&17日。
新年最初の探求タイムでした!

自分探Qプログラムは、子どもたちそれぞれが「なぜ?」「どうして?」と思ったことや、
「好き!」「面白い!」って思ったことを、突き詰める時間です^^
 
子どもたちの好奇心には限りがありません。
大人が見るとなんでもない身近なことも、子どもの目には輝いて見えているのです。

見守るスタッフとしても、そんなことを改めて感じさせてもらいました😊

🎨糸を掛けない曼荼羅~九九アート~

1月22日。
この日は、「糸を掛けない曼荼羅~九九アート~」に挑戦しました😉
 
mandalaとはサンスクリット語で「本質を有する」という意味があります。
 
古来より、宇宙を表現したものとして様々な国で曼荼羅が芸術作品として生み出されてきましたが、近年は身近なアートとして注目されてきているようです。
 
円形で放射状の色・線・図柄などで表現された美しいアートの魅力は視覚的な美しさだけでなく、自ら曼荼羅アート作品をつくり出すことで心の癒やしやリラックス効果を感じたり、自己発見や直感力の向上など様々な心理的効果を期待できるんだとか…。
 
今回は、その導入段階として、九九アートにチャレンジしました!
 
「アート」と「九九」!?
 
その二つがどうやって組みあわさるのか?
すごく興味津々な子どもたちでした。
 
まず、1つずつ釘を回る!(1の段)
→ 十角形ができた✨
 
次に、1つ飛ばしで釘を回る。(2の段)
→ 五角形ができた✨
 
うんうん、これも想像できる😊
 
その次は、2つ飛ばしで釘を回る。(3の段)
… おおっ!不思議なギザギザ模様😲
 
3つ飛ばしで釘を回る。(4の段)
… まさかの星模様!「星だ!!!」と興奮😲
 
そして、4つ飛ばしで回ろう(5の段)とすると、、
… 直線じゃん!😂
 
と9まで作ってみました。

こんな感じになりました^_^

作った後で、メンバーたちは、

次のことに気づいていました!

<メンバーたちの気づき>
💡かけ方によって、出来上がる模様が全然違う!!
💡どこのピンを糸が通り、どういう模様になるか予測すると楽しい!!
💡糸が通ったあとの形が、1~4と9~6で同じになっている!!!

特に3つ目!!💡

糸が回った順に数字を記録していったら、
面白い法則がありました!
それぞれかけ算の一の位になっているのですが、
よ〜く見てみると……
1と9
2と8
3と7
4と6
の段アートで、それぞれ同じ形になっています✨

「おお~!」「すごい〜」
と、子どもたちも法則に気づいて、とても嬉しそうな様子でした✨
集中しっぱなしの楽しい1コマとなりました💕

🐻 ドットアートに挑戦!

1月24日
この日の風のがっこうでは、「ドット絵アート」に挑戦しました!
「ドット絵をやるよー!」といったとき、
「何それ~?」となるメンバーもいれば、
「知ってる~!やったことある~」というメンバーもいました!
 
そして、最初にスタッフが、
「こうやって書くんだよー」
と、SchoolTactの描き方(使い方)を説明していると、説明の途中でも
「楽しそう~早くやりたい~~~」
「早く作りたいい~~!!」
などと子どもたちからは声が上がりました!
 
そして、いざ制作の時間!
みんなそれぞれ真剣に楽しそうにカキカキ…。
あっという間に時間が過ぎ、シェアタイム♪
そして、まとめの時間に入ろうとしたとき
「もっとやりたいい~~~!」
「あとで、自分でやろう~~!」
などと、子どもたちからは少し寂しそうな声が…💦
 
最後に、子どもたちが作った作品をちょこっとだけお見せします!

どの子どもたちの作品もステキでしょ…💕
使える色が少ない中、工夫して作品を仕上げました!
ちなみに、上2つはスタッフさんの作品です…。

🍳クッキングタイム♪ ~恵方巻きづくり

1月29日。
この日は毎月恒例!スタッフ★なみどんによる、
クッキングタイムでした!
 
今月は、2月の節分に向けて、「恵方巻きづくり」にチャレンジです!!

今回は、子どもたちが自分たちで具材や味付けなどを考えました!

それぞれ、ステキな恵方巻きが完成しましたよー!
 
どれも、見た目がすごくおいしそうで、見ているスタッフは終始おなかがすいていました🤤
 
子どもたちからも、「作ってみて楽しかった!」ってコメントや「美味しくできた!」などという感想がありました!
 
そして、見た目や味もさることながら、クッキングを楽しむ子どもたちの腕も毎月成長中です!

プログラム前には、スタッフ★なみどんから、恵方巻きについてのお話がありました!

「恵方巻きって何?」「恵方って何?」「そもそも、節分って…??」
など一緒に学ぶことができたメンバーたち…。
また、一つレベルアップしました!!

来月は、2月のクッキング…。
バレンタインも近いので、チョコ🍫づくりにしようか~という話がプログラム後に出ていました。

次は、みんなでチョコづくりかな…。
乞うご期待です!

最後に、今回作った作品を前にみんなでパシャリ!

🧶糸掛け曼荼羅に挑戦!

1月31日。
この日は先週に引き続き、曼荼羅pgmをやりました。

ただ、前回と違うのは、実際に「糸を掛けて」アート作品づくりに挑戦しました!

それぞれが自分たちで作った土台に、糸を掛けていく作業…。
簡単そうに見えて、案外難しい!

メンバーからも、「糸が取れた〜、難しい…💦」
などと声があがっていました…。

集中して、やること数十分。
素敵な模様ができましたよー!

最後にできた作品をもって、パシャリ📸
先週に引き続き、すてきな1コマになりました。

💎たにーのひとりごと ―モノよりも大切なもの―

突然ですが、
皆さんには、宝物(大切なもの)はありますか?

私には、たくさんの宝物がありますが、中でも一枚のある絵だけは、ずっと大切に毎日開く手帳の中にしまっています。
 
去年の話にはなりますが…
「先生にこれあげる!いつもありがとう。」
 
今、活動している学童で、ある女の子から、イラストをプレゼントして貰いました。
 
彼女に「これ何?」って聞くと、「それ、先生の似顔絵だよ!」って笑顔でひとこと。
(正直、その絵が上手&かっこよすぎて、メガネをかけている男の人ということ以外は、私とは、あまり似ていなかったのですが…💦)
 
でも、彼女が一生懸命時間をかけて、
僕に対して描いてくれたことがとても嬉しかったんですよね。
しかも、後で他のスタッフさんから、
「彼女ね、昨日、谷さんにあげるんだーって言って、一生懸命描いていたんです!」ということを聞いたんです。
そのとき、僕はすごくうれしかったです。
 
そのとき、プレゼントそのものではなく、
そこに「心が込められて」はじめて価値になるんだなーと感じました。
 
目の前の人が、“何をしたか(行為自体)”ではなく、どういう想いで、その行動・発言をしたかを見つめること
目の前の人に、どれだけたくさんのことをするかではなく、どれだけ心をこめるか
そのとき彼女から、そんなことを教えられた気がしました。
 
この2つの考え方を私は、今でも大切にしながら、目の前の子どもたち、そして、私と縁あって出会ってくれた方、支えてくれている方、そして、これから出会う人たちと一緒に過ごしていきたいな、と思っています。

📚最近の個人的なデキコト

本を読むってなんかいいですよね…。
最近、読書する機会が増えたこともあり、ある物語と出逢いました。
皆さんにもご紹介します。

「ひびわれ壺」というインドに伝わるお話の絵本(菅原裕子訳:二見書房)です。

どんな話かというと・・・

~あらすじ~
ある水汲み人足は、2つの壺を使って毎日小川から水を運びます。
しかし、1つの壺にはひびが入っていました。
ひび割れ壺は、もう1つの壺とくらべ、満足に水を蓄えておくことができない半人前だと自分を恥じました。
そこで、水汲み人足はひび割れ壺に言うのです。
ひび割れがあるからこそ、あなたのこぼれた水を使って道端の花を咲かせることができたということを。

問題はヒビが入っていることではありません!
ひびがあるからこそ得られるものもあるのです。

私たちは、それぞれ、ユニークなひび割れを持っているんです。

誰かのひび割れを見つけたとき、周りの人がその人にしてあげられること・・・

それは、ひび割れを責めることでも、ひび割れをふさぐことでもなく、
ひび割れから水がこぼれ落ちるその場所に、そっと花の種をまいてあげることではなのかなぁ…。

そんなことを感じさせてくれる1冊でした!
みなさんも、何かのタイミングで読んでいただけると嬉しいです。

🐈 おわりに

最強寒波が到来するなど、真冬の日々が続いており、暖かい春の訪れをひときわ待ち遠しく感じられる今日この頃です。。

ついこの間、年が明けたと思ったら、あっという間に2月になってしまいました!
早いもので、今年度も残り2か月ですね~

『一月往ぬる、二月逃げる、三月去る』とはよく言いますが、ここ数年で、改めてこの言葉を深く実感しています。

私事ではございますが、
今号で、オンラインの部の記事を執筆させていただいて、ちょうど1年になります。

この1年間読んでいただいた皆様、
本当にありがとうございます😍

ただ、私自身、今年度いっぱいで、大学を卒業する関係で、このオンラインの部のメルマガを担当させていただくのも、次回(3月上旬発行予定分)で最後となってしまいました、、

次回で最後と思うと、なんだか寂しいですが、
ぜひ最終号も読んでいただけると幸いです。

(もちろん、私の執筆が最後なだけで、来年度からもメルマガは続きます。。)

最後のご挨拶や私の思うところなどは、次号にて書かせていただければと思っております。。

時節柄、慌ただしい毎日だとは思いますが、
皆様、どうぞご自愛くださいませ。

では、また次号にて。

文・風のがっこう 学生スタッフ ★たにー


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