5月 「風のがっこう」 だより 活動紹介 & 子どもたちの様子
🎨みっくんアート 最終回!
5月1日
4月24日㈪、26日㈬に続き、今回で3度目となるアートプログラムも、この日で最終日を迎えました!
アートなので、言葉でのコミュニケーションというわけにはいきませんが、「にじみ絵」を通して、子どもたちの想いを感じることができました!
子どもたちの夢中になって絵を描いている姿、本当にステキでした!
最終回ということもあり、子どもたちもどこか寂しそうな様子でした。
またいつか、このようなプログラムができたらな、と思っています😆
最後に、子どもたちの、3度にわたる、と~っても、この上な~く、スッテキな作品をご覧ください!
📚ことばプログラム
5月8日
この日は「こ(5)とのは(8)」にかけて、ことばプログラムをやりました✨
テーマは「コミュニケーションとコンテクスト」!
正直、プログラムをやる前は、「子どもたちにとっては身近ではあるけど、難しくないかな」と不安だったのですが、
子どもたちも、一生懸命理解しようとする姿を見ることができたり、ワーク中も一生懸命考えて考えを記入している姿が多く見受けられ、とても嬉しかったです。
特に、プログラムの後、子どもたちからは「面白かった」「国語たのしかった」「もっと知りたいと思った」などのコメントがありました。
中でも、メンバーのHくんは、プログラムをまとめてくれたものを後で、シリウスパークに載せてくれました。
その内容を見ると、今日のプログラムを理解してくれたんだな、ということがひと目でわかるような文章でした。
その文章を見て、嬉しくなるとともに、プログラムを行った甲斐があったな!と感じました。
また、このようなことばプログラムをやっていければと思います。
🌾バケツ稲プロジェクト始動!
5月10日
この日は、風のがっこう★オンラインの部であるプロジェクトが始動した日でした!
挑戦したのは「バケツ稲」!
JA協会さんより、バケツ稲セットをもらいました
(詳しくはシリウスSNSへ)。
そのセットを使って、バケツ稲を作ってみようということで始まった今回のプロジェクト・・・。
初回の今回は、いきなり稲を育てるというのではなく、
種のこと、芽を出すのに必要なことの実験の準備をしました!
🍳なみどんクッキング!
5月15日
この日は、スタッフ★なみどんによる、クッキングタイムでした。
今月のテーマは「ふわふわパンケーキ!」
お豆腐を入れて、ふわふわのパンケーキを目指しました🤤
今回は、調理器具の名前もみんなで覚えました!
マッシャーに、泡だて器、ゴムベラ、などなど、
いつものように、一緒にクッキングをする子どもたち、そして、
みんなのクッキングの様子を一生懸命メモする子どもたち・・・
それぞれが一生懸命に取り組んでいる姿、本当にステキでした!
そして、クッキングをしている子どもたちは、毎月料理の腕も成長中です!
今後の成長にも期待ですね!
最後に、みんなでパシャリ!
今年度初めてのスタッフ★なみどんのプログラム、久々にオンライン上で会えて、スタッフはもちろんのこと、子どもたちはみんな嬉しそうでした!
来月からも、月に1回クッキングプログラムを実施する予定です✨
🛠️ツクル時間 マジックスクリーン
5月17日
この日は、「ツクル時間」ということで、みんなで工作タイムとしました!
テーマは「マジックスクリーンカード」!
プログラムをやる前に、スタッフが実演をしてみると、「えー、どうなってんの~??」「おもしろ~い」などという声が…。
「おっ、これは期待!」と思っていたスタッフですが、
実際にトライしてみると、なかなか組み立てる、絵を描くのに苦戦…
「時間がなーい」「えー、間違えちゃったー」など、色々な声が聞こえてきて、どうなることかとヒヤヒヤしていたスタッフでしたが・・・
でも、何とかみんな完成させることができました!
最後に、みんなでパシャリ!子どもたちのステキな作品をご覧ください!
💻みんなで楽しくscratch♪
みなさんは「Scratch」(スクラッチ)という教材をご存知でしょうか。
MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発したビジュアルプログラミング言語を使う、世界中にユーザーがいるほど定評のあるソフトです。
5月22日
そんなScratchを使って、プログラミングのプログラムを行いました。
この日のオンライン部に参加してくれたほとんどの子どもたちがscratch経験者でした。
そこで、この日はscratch経験者は自分でプログラムを組み立て・動かす時間に、未経験者は経験者の様子を見ながら一緒に楽しむ時間としました。
前半戦は、子どもたちがそれぞれ自分のプログラムをする様子をスタッフや他の子どもたちに画面共有しながら紹介する時間にしました。
「ここはこういう意味で…」「今はこういうことをしていて…」というように説明をしながら、操作している様子を見ながら、
「すごいな…よくこんなものを作れるな…」
「へぇ~そうなってんだ…」
と驚き・感動の連続のスタッフ&子どもたちでした!
後半戦は、子どもたちが完成したプログラムをみんなにシェアする時間としました。どの子どもたちもステキなプログラムができていました。
プログラミング・・・
こう聞くと、大人でも作るのが難しそうに感じますが、Scratchはコードの代わりにブロックとして用意されている命令を、ドラッグ&ドロップで組み立てるだけ。(そんなに簡単なものでもないですが…💦)
プログラミング過程がビジュアルで理解でき、プログラミング初挑戦の子も気軽に取り組めます。
プログラム終了後は、「楽しかった、またやりたい!」といった声や、「僕も(私も)今度やってみようかな」といった声が子どもたちから聞くことができました。
また、折を見てScratchプログラムをやろうと思います!
🔎ミクロの世界を見学してみよう!
5月31日
5月最後のアクティビティは「小さな世界」をのぞいてみました!
前半は、虫眼鏡を使っていろいろなものを観察する時間に✨
柿の赤ちゃん、さつきの花、コスモス、シロツメクサ、蝶、観葉植物、などなど
それぞれ子どもたちの自宅にあるものを、虫眼鏡を駆使してよ~く観察をして、スケッチをしましたよ😊
後半は、スタッフ★ゆうこりんが、シリウスにある顕微鏡で色々なものを見せてくれました。
虫メガネだと実物が2〜数倍までしか見えない中、顕微鏡だと60倍〜200倍まで見えるレンズなので、その迫力は相当のもの!
顕微鏡はなかなか自宅にあるものでもないので、
あまり見る機会がない分、子どもたちもその様子を見てビックリ仰天😲
ミクロの世界について理解を深めることのできるひとときとなりました
これからも、子どもたちにプログラムを通じて普段体験しにくいことを少しでも届けていきたいと思います😆
🌸たにーのひとりごと ― 子どもたちから学んだこと
オンラインの部★風のがっこうが始まって、早2か月が経った今、改めて子どもたちの成長を見つめていると、次々と新しい知識や技術を習得するところを数多く目にするようになりました。
もちろん、大人になった私たちも同じ過程を通っていたはずです。
無欲であるその時、一つひとつのことを体得する楽しさや感動を覚えていたでしょう。
誰かに誉められた!という経験が、後々にも自分の生き方に関わってくるということもあるものです。
そして、自分が好きになった・興味を持てたことは、いくつになっても覚えているものです。
大人になると、その喜びすら、忘れてしまう・・・
しかし、子どもたちから改めて感じられること、得られる刺激もあると思いませんか?
🌱子どもたちから受ける刺激
子どもたちは成長段階により、物事を吸収する量が変わっていくものです。
自分の中に蓄えられた知識は、失われるものではないのですが、使わないと片隅に追いやられてしまい忘れたのと同じことになっちゃうんです・・・。
大人になると、それを実感するときもありますよね・・・😓
(私は何度もあります笑)
子どもたちを見ていると、
「そういえば自分もこんなことやっていたような気がする!」
とか、
「そうそう、こんなことあったな!」などと色々と思い出すのではないでしょうか。
子どもから学んだと言っても良いでしょう。
大人は、日常の中で新たな発見をしようとはなかなかしません。
それよりも、淡々と日常が続くことを願うもの・・・。
でも、子どもたちは違います(一概には言えませんが…)
そんなことは一切考えることなく、日々に覚える新たなことに興味を持ったり、また好きではないと思うことを選別したりします。
子どもたちの行動の一つひとつは、とても興味深いものです。
何をどのように感じ、表現しているのかを考えてみていると子どもたちの個性が見えてくるのです。
子どもたちの成長を見ている私たちは、子どもの生き方に学ぶ点が多くあります。
例えば、
『日常という環境は大人が作り上げている場面が多い』ということ。
それはなぜか。
大人主体として生活は進んでいるからです。
そこにあって、子どもたちがどのような行動をとるかはこれからの生活の参考にもなるものです。
私たちが良かれと思って行っていることも、子どもにとっては余計なこともあります。
それを見分ける力をつける・・・大人が子どもから学ぶことです。
🌱子どもたちだって、先生だよ!
大人と子どもの立ち位置だと、どうしても「大人」が「子どもたち」に教える役目を持っていることが多いように感じます。でも、私はこの半年ちょっとで、教えるばかりではなく、子どもたちから多くのことを教えてもらっているなと日々感じています。
成長過程で見られる子どもたちの姿を当然のこととして受け取っていたら、どうでしょう…。
(「まぁ、これくらいの年の子だったら○○できるか…」など)
もっと興味を持ってみることで、大人が知らない部分が見えてきます。
「こんなことをどこで覚えたのだろう?」
「この子、なんでこんなことを知ってるのだろう?」
なんて思うことはありませんか?
大人が知らないうちに、子どもたちは多くのことを吸収して自分のものとしているんです。
子どもにとっては新鮮な感覚なんでしょう。
できないことができた!、できることが増えた!という感覚は子どもたちにとってはうれしいもの・・・
それを知った私たち大人も、新鮮な感覚になるはずです。
日々の姿でさえ、違っているはず・・・
それを知ることで、大人としても学ぶことがあるものです。
子どもたちと会話をすることを通じて、子どもたちの生活の一部を見ることもできるでしょう。
今日学んだこと、最近あったことを嬉しそうに話してくれたら、こうやって話すこともできるようになったのだと嬉しくなるのです!
(私は、こんなことに敏感なのかもしれません)
と同時に、話すことの順序であったり、言葉の選び方であったり、「話すこと」に驚くことも・・・。
このように、子どもたちは私たちと共に過ごす時間以外で、本当にたくさんのことを学んでいます。
それを知ることが、まず私たちの学びだと思うのです。
子どもたちの様子を見ること、子どもたちと話をする時間を私が大切にしているのは、自分の学びに繋がるからだと思っているからです。
子どもたちも、時には先生となって私たちに教えてくれることもたくさんあるのです。
💠おわりに
毎回、風のがっこうのリアルが伝わるように、
そして、なるべくコンパクトに!と思っていますが、
毎度、記事の量が多くなってしまいますねぇ…🤔
本当に読みづらく申し訳ないです😖
そして、毎回読んでいただいている皆様、ありがとうございます🥺
さて、先月は、例年に比べ、気温の変化が激しい月でしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか?
気づけば、もう6月!
年の半分が終わります。
編集後記を書きながら、季節を追っかけていると、アッという間の半年間だったな、と感じています。
そろそろ紫陽花が大きな花をつけて満開になり、本格的な夏がやってきますね…😓
上手に食養生や体を動かす事を生活に取り入れて、季節の変化に対応したいですね😄
雨、暑さにも負けず、皆様もまた1ヵ月お健やかに😊
文・風のがっこう 学生スタッフ★たにー