![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/169076726/rectangle_large_type_2_1ed8cab79049374ba40c7477536123cf.jpeg?width=1200)
さの題名の映画(全51作品)
この記事は、映画の題名が「さ」ではじまる作品情報が掲載されています。基本的にストーリーの結末に触れていますので、予めご承知ください。(この記事は有料です)
★印のついた作品は、本noteクリエイターのオススメ映画です。
サイボーグ刑事 -メカ手袋ってことはサイボーグじゃなくね?
メカの右手袋をつけて、敵をぶっ倒すという「ライダーマン」もどきの刑事を描くアクション。
自警警察が中心となった退廃した未来社会。警官は、賞金めあてに行過ぎた捜査を行っていた。警官である主人公は、ある女性キャスターの逮捕を命じられるが、彼女は警察のボスの悪事の証拠を握っていた。それを知った主人公は、組織に反旗をひるがえす。
月並みなストーリーながら、ドラマ部分はわりと面白く見せる。ところが演出がマヌケで、アクションシーンが安っぽいため、観進めるとため息しか出なくなる。
唯一、リモコンで動くメカ手袋は、(チープという意味で)爆笑できた。ここが本作の一番のみどころ。
レンタルビデオにて鑑賞
監督 デヴィッド・A・プライアー
デヴィッド・キャラダイン/ロバート・テシア/アンナ・ラパグラ
最後のアマゾネス -パクリ映画をパクった映画
イタリア産の『マッドライダー』は『マッドマックス2』のパクリだが、その『マッドライダー』をパクッタのが本作品。『マックス2』の孫パクリ。
ストーリーにまとまりはゼロで描写力なし。戦闘シーンはかなりの爆薬や人員を使って迫力はあるが、見せ方の工夫がなく面白味に欠く。
主人公と敵のボスが対決するラストも、なんかもたもたして、残念な仕上がり。エンディングに雨を持ってくるのは『マッドライダー』と全く同じで唖然とした。
小人部族の活躍が面白い程度で、二度目の鑑賞にはとても耐えられん。
1985年5月24日 深夜放送にて鑑賞
監督 シリオ・H・サンチャゴ
スティーヴ・サンダー(青野武)/アンドレア・サヴィオ(戸田恵子)/藤本譲
ザ・キープ -原作通りの配信ドラマが作られないかな
地方では「13日の金曜日・完結編」と同時上映だった作品。F・ポール・ウィリアムスンの大傑作小説の映画化だが、上下巻を90分余にまとめたので、かなりの駆け足展開。
脚本もマイケル・マン監督が手がけているが、原作の観念的な部分を中心に抽出したため、原作のラストの大迫力の対決(まるで拝一刀と柳生列堂の一騎打ちを彷彿とさせる)は残念ながらカット。深夜放送ながら、吹替版の声優は超豪華。
アマゾンかNetflixで、原作に忠実なミニシリーズなどでの映像化を期待したい。
1989年4月4日 深夜放送にて鑑賞
監督・脚本 マイケル・マン
スコット・グレン(津嘉山正種)/ユルゲン・プロホノフ(池田勝)/ガブリエル・バーン(谷口節)/イアン・マッケラン(内田稔)/アルバータ・ワトソン(高畑淳子)