名称未設定のアートワーク_14

空気を浄化する紙のお香

たまに良い匂いがすると言われる。

それもお財布を出した際に。

実は、数年前から紙のお香を一枚忍ばせている。

子供の頃から親がたまにお香を焚いていたので、抵抗はないが、焚くと随分とその匂いでいっぱいになるので、自ら焚いたりはあまりしなかった。

そもそも匂いに敏感な方で、匂いでさっきまで誰が居ただとか、誰のものだとかわかったものだった。香水も同じのを使い切ることができず、鼻がききすぎて、よくない経験も何度かした。


それはさておき、この紙のお香はもう何十年と使用している。

というよりかは、最初はお香とは知らず、好みの匂いすぎて用途がわからずに購入した。しばらく匂いのついている紙としか思っておらず、手紙に忍ばせたり、至るところにカットした一枚を置いたりした。

名称未設定のアートワーク 14

ようやく、きちんと使用方法を知ったのは、弟にこちらをプレゼントしたときだった。

弟と手紙でしかやりとりできない期間があり、他の友人に手紙をかくときなどに入れるようにと送ったが、正しく使用しているところを見てなるほど!と思ったのだった。

紙なので、まさか燃やすとは思わなかった。

こちらのお香はそのことも考えられており、炎をあげることなく、ゆっくりとノスタルジックに白い煙を上げながら燃える。

香りはというと、ほのかにバニラのような匂いなのだが、甘ったるくない、大人な甘さを感じる香り。

計3種類の香りがあるのだが、なかなか他を試す気が起きず未だに一途なのだが、いつかは試して見たいなぁ。

浄化という意味で、ホワイトセージも試そうかと思ったのだが、セージの使用にはスピリチュアルな力が強く、使用に注意が必要だということが書かれていたので、これで十分かとも思っている。

また、燃え方も独特なので、燃え方によって心が表されると勝手に思っている。簡単に占いのような感覚で眺めている。

心が洗われる感覚が気になる方はぜひお試しを。


https://youtu.be/NbGBHLh3elY

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