心がときめくものに出会った瞬間がみられる映画
今回はこの映画を自分の視点から見てみる。
実は映画をみるその前にサントラをめちゃくちゃ聴き込んでいたがために、映画をみるのが少し怖くなっていた。
しかし高校生になり、レンタルビデオ屋でアルバイトをすることになって、いっぱい映画を見ようと思い、踏み切ったのである。
そしたらそしたら、、、想像以上に当時の私をくすぐる映画となっていた。
青春真っ只中音楽大好きな人にはみていただきたい一本。
“あの頃ペニーレインと”
実際に15歳でローリングストーン誌の記者となった監督の体験談をもとに作られので、あの甘酸っぱさが妙にリアルなのである。
ストーリーは、15歳でローリングストーン誌の記者に抜擢されたウィリアムが、あるバンドの密着取材をすることになったお話。
その中でペニーレインというグルーピー(本人曰くグルーピーではない)に出会い、無垢な青年がいろいろな体験をしていくのである。
ペニーレインはとびきり可愛く、これまた映える女の子なのだが、まずは彼女ではなく、お姉ちゃんとお母さんにフォーカスする。
お母さんはとっても厳しく、亡くなったお父さんの代わりに、子育ても仕事にも奮闘している。まっすぐで、きちんと子供を育てたいという気持ちが伝わってくる。
それが段々鬱陶しくなるお姉ちゃん。
お姉ちゃんは今時で(かなりセンスの良い分類に入るお姉ちゃん)レコードが大好き。
しかし、お母さんにとってレコードは、ドラッグやセックスのことしか流れてこないので大嫌い!子供にも聞かせたくないと思っているからさぁ大変!
お母さんとお姉ちゃんの奮闘はしばらく続きますが、主役はウィリアム。
ウィリアムはまだあまりお母さんの厳しさを感じていないようだが、前半10分程度でみてるこちらは母親の厳しさが痛いほどわかる。
そんな中でお姉ちゃんは、お母さんにサイモン&ガーファンクルのAmericaを聴かせながら、家を出て行くことを告げ、さらに、ウィリアムにベッドの下を見てねと伝えられる。
そう、そこでウィリアムにとって運命的な出会いをする。
そのときめくものに出会う瞬間ってなかなか見れないからこそ、私が好きなポイントである。
この表現方法大好き。。
お母さんがいたからこのシーンが映える。
お姉ちゃんがいなかったら、この感動はない。
うん、良い親子だ。。
ちなみにお姉ちゃん役は、ズーイーデシャネル。こちらも完璧。。。
ここから物語が始まっていく。
ぜひ、その後のウィリアムはどのように成長していくのか観てからのお楽しみ♡
その後のお姉ちゃんとお母さんもご期待を。
音楽好きは絶対一度みて欲しい映画!
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