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海外アーティストのライブに女1人で行って言われたこと



美術の大学に通っていた頃、毎日夜中まで課題をこなし、ひーひー言っていた。(今となってはかなり幸せな忙しさだ)唯一の娯楽が音楽だった。

映画はわりとちゃんと観たいタイプで、途中で中断したり、何かをしながら観るということができなかったので(一瞬でも見逃すとすごく重要なセリフや表情が読み取れなくなってしまうと思っている)課題が終わったあとのご褒美で観たりしていた。
音楽であれば、視覚的要素はなく、作品にも反映したりしなかったり、でもモチベーションを上げてくれたりで、当時はスイッチ的なものだったので片時も離さず聞いていた。

課題に追われていた学生時代は海外に旅行もいけずだったため、好きな海外アーティストが来日するときにはできる限り行く、と決めていた。
その中の一つに、passion pitがいる。
エレクトロポップで気分を上げるときに聞くのだが、明るいだけではなく、なんとなくダークさも感じるので大好きだった。
当時、周りに音楽の話ができる友人が少なかったため、わりと独りで行っていた。

結構有名だと思っていたのに箱は小さく、隣の人とも空間があるくらいで、私としてはちょうどよかった。
すごく楽しみにしていたのもあって、早めについてぼーっとステージを眺めて、セトリを想像したりしていた。
そんなときに前にいた男性2人の話し声が聞こえた。
最初はたわいもない話だったのだが、フロアを見渡して私とも目があった。
その後に「こういうライブに女1人できているの信じられないな、彼女だったら嫌だね」と言ったのである。

それを聞いて最初は「?」と思ったのだが、だんだんとむかっとしてきた。どういう意味ですか?って聞きたかったけど、流石にそこは抑えた。素直に好きだ、というものを、女というだけでダメと言われてる気分になってしまった。
しかも始まる前に、、、、!!
(ライブは最っ高で、始まってしまえば忘れていた笑 マイケルの世界観が本当に大好き!


https://youtu.be/Z4Y9Yp6fMW8

↑これも彼をイメージしてかきました〜


本題に戻りますが、、

そもそも、男がよくて、女がダメみたいなことってあるのかな〜
“音楽”を聴きに来てるだけなのに、なんなのだろうか?と思ってしまった。

そこで幼かった私も理想の男性の中にリストが一つ加わったのである。

“好きなこと(私らしさ)を尊重してくれる人”

共感してくれることも嬉しいけれど、それは重要ではない。尊重し合うこと、認め合うことが大切なのである。
(もちろん自分も)

そこは譲れない部分でもあり、判断基準となった。

そのおかげもあってか旦那さんは、私のやりたいことをやりなさいという人で、とても尊重してくれる。

なんでもやってみたら?って言ってくれるものだから、tattoいれようかなって言ってみたりもしてみたり、、
(これはさすがによーーーく考えてくださいと言われました笑)

あまり男だから、女だからという考えを昔からもっていなかったのだけど、思い切り考えさせられた出来事でありました。

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