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金の湯に教えられたこと

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次回の自社の山岳部活動に向けての自主練として六甲を登山した。

今回のルートは定番の芦屋ルート。芦屋川で降りて、お高そうな邸宅を横目に坂道を上がりつづけると高座の滝が見え、いよいよ芦屋ロックガーデンから始まる六甲山登山。

それなりに岩場もあり、急斜面もなだらかな道もあり、神戸の街を一望できる景色や彩り豊かな緑もあったりと、全体としてバランスが取れている感じでなかなか登り甲斐があった。

試験問題で例えると難易度普通のオーソドックスな良問ぞろいといったところか。

931メートルの山頂到達後、有馬温泉に向けての下りも、思ったよりも大変でなく、だいたい登山開始から4時間くらいで有馬温泉街に到着。

今回は金の湯の外湯に入ることにしたのだが、これがまた良かった。

鉄分が含有されることであの独特な色が醸し出される名湯。太閤秀吉以下歴史上の数々の偉人が愛したお湯につかりながら疲れを癒す。

ぬる湯がどこまでも体の心にまで浸透する感じでたまらない。

体が蘇るとはこういうこんなんだと実感した。

これで650円は安いと感じた。

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でも登山してなければ高いと感じたかもしれない。


喉がからからの時の水や、仕事終わりのビールもそうだけど、本当に頭だけでなく体全体が求めている時って多少高いお金を払ってでも欲するもの。


それが本当の意味での需要だと思う。

逆に言えば、理屈が先立つものに関してはなるべく安く済ませたいと思うもの。

その文脈で言えば人が警備業に対して本当の意味で求める時って、何か危険なものやことが起きそうな時、もしくは起きた時だと思う。


その時、どう対処するかで、警備業の価値は決まると思う。


やはり、まずは本番を想定した防犯・防災訓練のさらなる徹底かなあ。

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