巡察というもの

1. (1)隊長の隊員の指導・評価は大変だと思う。

基本的に自社の隊長はプレイングマネージャー。しかも別の現場の多くは一人現場。

なのでこの場合の隊員の評価はミーティング時での自己申告や面談で頼っているのが現状。

これでは評価は不十分だし、何より指導も限られた形となってしまう。

そりゃ自社の指導教育責任者である会長や自分による指導はあるけど、なんせお互い他にやらなきゃいけないこともあるので、どうしても形式的なものになってしまうのが実情といえる。

2.(1)そこで巡察を専門に行う者の選定・制度化しようと考える。

巡察とは各現場を巡回しながら、現場それぞれの隊員の指導にあたる役職。

これを自分や会長ではなくそれ専用の人を業務に定評のあるベテラン隊員の中から選定しようと思う。

ある程度の規模の会社ならだいたいこういった役職を設定している。

逆にいえばある程度以下のウチみたいな会社でもっぱらこういうことをするポジションを設定するのは正直財務的にはつらい。

でも長期的な観点からこの役職を機能させることは、①隊長の隊員に対する公正・公平な評価や隊長の隊員に対する指導のサポート体制の充実→②労務環境の改善、業務の質の向上→③筋のいいお客様の獲得、につながり財務的にもプラスになると考える。

本物の警備に一歩近づくことができる。

(2)ただこの制度が上手く機能するかどうかは、一重に隊長との連携が上手くいくかどうかに掛かっていると思う。このへんについてはまた述べたいと思う。

隊長会議をうまく使っていくのが妥当だと思う。

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