まずはプラス勘定で!
若い頃、音楽の良し悪しをヒットチャートの上下だけで語るのが嫌いだった。
この世の中が資本主義である以上、そういう考えは青臭いかもしれない。
でも、その考えは今も変わらない。
メジャーな音楽にはメジャーなりの、マイナーな音楽にはマイナーなりの良さがある。
それもまた事実。
大切なのは、そういった良さを感じ取る感性を磨くこと。
そしてそれを自分なりに位置づけること。それが自分なりの価値観を育成することに繋がる。
それは仕事でもいえるかもしれない。
民間警備という仕事は人材派遣と似ていて、現場と人をマッチングさせる要素が強い。
そこで求められるのは人を表面的な学歴や経歴だけで見ず、欠点も含めてその人らしさを感じ取る感性。
そのためには、たとえば慎重さを臆病さとしか見ようとしないといったマイナス勘定から入らず、まずは慎重さを評価するプラス勘定でものを見るところから始めることが大切。
それが引いては自社の力が磨かれることに繋がる。
そんな思いで日々の仕事に励みたい。