致知を読む①
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昨日朝、隊長会議の課題の関係で致知2018年9月号の全日本柔道男子代表監督の井上康生氏とALSOK会長CEOの村井温氏との対談記事を読んだ。
2人とも指導者という立場から如何に選手や部下を生かす環境を作っていくかに心を砕いている。
どうすれば熱意・誠意・創意といった内発力=主体性を有する人材が育ってくれるか。
まず、そのためには、井上氏は選手が自ら考える環境を作ることが大事だといい、村井氏は社員のモチベーションをアップさせる方策を我慢強く続けて内発力が育つ組織の気風を育てていくことが大事だという。
その上でそれをするには指導者自身が何を大切にするかという信念や企業理念が大切さだと。
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やはり選手や従業員はトップや上司の背中を見て育つもの。
内発力といった主体性のある人材を育てるには何よりまずトップや上司が自分の思いを大切にして自分がやるべき仕事をやらねばならない。
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自分も八鹿警備の社長として隊員に対し、規律ある対応力を求めている。
チームのルールや規律を守りながら、柔軟な対応ができる隊員を育成することが本物の警備の実現にとって必要不可欠。
そのためには自分がどんな会社にしたいのか、隊員が分かるように思いを伝え続けなければならない。
それが隊員達への理念の浸透に繋がり、規律ある対応力に必要不可欠な内発力向上につながる。
そのために隊長会議をしたり、各部門のミーティングをしていただいたり、こうやってブログを書き続けている。
今後は隊長のみなさんにも、自分たちが責任をもつ部門にとっての規律ある対応力は何かということを常に意識していただいてミーティングを主催していただきたい。