大台ケ原で圧倒的な自然を感じる
なんと表現したらよいのか。
昨日土曜、奈良は上北山村にある日本百名山,関西百名山の大台ヶ原山に登った。
標高は1695mもあるが、累積標高差465mでアップダウンもそれほどではなく、登山自体は比較的登りやすい山だった。
どちらかといえば、ハイキングに近い感覚。
でも、とにかく風景が良かった。
日の出岳からみる景色、正木が原の自然が生んだ現代アート的な荒涼たる風景、それに吊り橋など見所が多い。
とりわけ大蛇グラは圧巻。
畏敬の念を抱くとはこのことを言うのではないか。これは実際にこの目でみないと分からない。
たまにドラマのワンシーンで、山から景色を見ると、日常の小さなことはどうでもよくなるみたいなことを言う経営者が出てくるがまさにそんな感じ。
圧倒的な自然をみることはいろんな意味で大事なことだと思った。
存在は思惑とか計算を超えたところに厳としてある。
それに対して自分のちっぽけさを理屈ではなく、心から感じることが相手に対する思いやりや謙虚さにもつながる。
そんなことを教えてくれる。
そして登山っていいもんだなあという思いが沸いた日だった。