隊員と氷ノ山を登る
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昨日、八鹿警備山岳部の活動の一環として氷ノ山を登山した。
氷ノ山は標高1510m、累積標高差は815mで二百名山、花の百名山、関西百名山の山で,兵庫県最高峰の関西を代表する山の1つである。
兵庫県民、もっと言えば養父市出身の人間としてやっとこの山に登ってほっとした感じ。
登山ルートは定番の氷ノ越コース。養父市側からスタートして戻ってくるルート。
しばらく1人登山が続いていたが、久々のパーティでの登山。今回は西垣隊員、枚田隊員も加わり、5名での登山となった。だんだんそれっぽくなっていい感じだ。
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1人も自由かつ融通が効いてよいが、パーティでの登山もいい。
何より安心感がある。
自由があまり効かない代わりにこまった時に支え合うスタイルも取れるので、安心し
て登山が出来る。
でも集団になれない人にとっては気を使う分少々キツいかもしれない。
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これは仕事でも言えるかもしれない。
1人仕事はチームでの現場と違い自分のペースで仕事ができる部分が多いものの、自律性が求められるので、自分に甘い人間には向かない。
逆にチームでの仕事は1人現場と比べ、人に頼る事ができるので安心して仕事に励むことができるが、コミュニケーション能力や協調性が求められるので、自分主体の人間には向かない。
そしてその人の特性を見極めてその人に向いている現場に配置するのが自分や隊長の仕事。
そういう意味では隊員のみなさんと一緒に登山する事はその人の特性を見るいい機会かもしれない。
そんなことを考えながら、氷ノ山を登った昨日だった。