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Vtuberが動画勢よりも生放送勢が伸びる傾向にある理由

僕がVTuberにハマったきっかけの「バーチャルYouTuber四天王」時代は、動画勢が多かったイメージですが、最近では、にじさんじやホロライブといった事務所の生放送勢やそうでなくとも個人勢でも生放送勢が増えてるような気がします。

僕は動画勢が好きだったのですが、その理由が「短くまとまってて見やすい」からというのでしたが、生放送勢が伸びつつある理由というのが最近になって分かりました。

①魂が配信に慣れているニコ生主やキャス主、あるいはゲーム実況者を引っ張ってきているため、即戦力になる

②動画勢最大の難関ともいえる、編集をする手間が省ける

③編集を切り抜きといった形で有志がやってくれて各々で自分の見どころを広めてくれる

④スパチャを投げてもらえる

まず、①に関してですが、これはメタな話になってしまいますが、生放送勢VTuberの魂はニコ生主やキャス主などといった元配信者がかなりの割合を占めます。その理由は、元配信者は配信環境が整っており、配信をするのに慣れていて、かつある程度話すこともでき、荒らしへの対処もできるからです。

次に、②に関してですが、これは、例えば、動画編集では30分の動画の編集が数時間にも及ぶことがありますが、生放送では編集をする必要がないため、30分の配信をすれば、そのまま配信のアーカイブで30分の動画として残ります。サムネ作りや企画立案は動画・生放送ともにやる必要がありますが、編集の時間を節約できるのは非常に大きいです。編集の手間が省けるため、毎日投稿よりは毎日配信の方がやりやすいことなども要因として挙げられるでしょう。

そして、③についてでありますが、これは、生放送勢は、有志が切り抜きという形で、配信のハイライトを編集して投稿してくれるということです。編集を本人がしなくとも、有志がやってくれ、推しを布教してくれるのは(VTuberからしたら)理想の形ではないでしょうか。

最後に④についてでありますが、これは、生放送だとスパチャがもらえるということです。一応動画でも、プレミア公開という形でスパチャをONにすることはできますが、生放送のほうが先述した通り、編集の手間が省けるのでわざわざプレミア公開にする生放送勢はそこまでいません。また、生放送だと、某事務所のように、スパチャを読む枠といった生放送によってさらにスパチャを誘発するができるので、スパチャがスパチャを呼ぶ状態になり、事務所としても収益を上げやすいのだと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

サムネ画像は織田信姫さんのTwitterからお借りさせていただきました。(本人がフリー素材と書いているので恐らく大丈夫でしょう)

2020/11/15追記 当初タイトルや本文に書いた、幅を効かせているという語句を検索したら、「威勢を張る。いばる。幅をきかす。(出典:デジタル大辞泉、小学館)」と書かれてあり、表現が不適切だったため、該当の部分を差し替えました。

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