【読書記録】2023年8月
8月の読書記録です。
4〜7月の読書記録はこちら↓
思考法
『論理トレーニング101題』野矢茂樹
異論と批判の際について書いてある最後の章が特に良かった。「あ、この間こういう会話しちゃったなー、、、」と内省が促される。101題それぞれ真面目に取り組みつつ読み進めると合計で10時間程度かかり、そこそこにヘビーだった。
ところで、「頭が良い人は難しいことをわかりやすく伝えられる!」言説に私は割と否定的だったんですが、最近気が付いたことがあります。
これ、正しくは「頭が良い人は複雑な事柄のシンプルな本質を見抜いているが故に、重要な事項のみを伝えてくれるから、説明が上手い!(と感じられる)」なのではないか、と。
意外と、ほんとうに複雑で難しくてごちゃごちゃした論理をこねくり回さないと解けない問題はこの世にはあまり無いんじゃないか、って気がします。
例えば、↑のような文章は論理的でない悪文の良い例です。
これは毎月やっつけで書いている読書記録、月次の日記(?)なので思いつくままに書き散らした悪文で良いのですが、そうではないシチュエーションでは出来るだけ伝わりやすさにおいて全力を尽くし工夫した文章を書きたいです。
今月の読書記録は以上です。本格的に業務が始まり、思いの外、余裕のない毎日です。とはいえ通勤中に時間を見つければもっと読めるはずなので、思うように気力がわかずぼうっと携帯を見て過ごしてしまうのをやめたいです。
来月は、いつか読もうと思って買い集めているテクノロジーや美術系の本、上司からのおススメ本などを読んでいきたいです。
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