【フリー台本】一番信頼している先生に失恋したと泣きついたら、ウワガキされちゃいました。
ご使用頂く前に
・若干センシティブ表現があります(深いキス)
・生徒と教師の恋愛要素を含みます
・ご使用の際はコメントに公開先のリンクをご記入願います(._.)
・()内が物音や具体的な動きになります
本編
(チャイムが鳴る音。放課後の部活動の音が聞こえる)
「…おお、いらっしゃーい…って、どうしたの?すごく泣いて…」
(おろおろとした、頼りない様子で必死に慰めようとする)
「とにかく、ここに居てもあれだし…カウンセリング室空いてるから一旦移動しようか」
(カウンセリングルームの扉を閉めて、ドアの窓にかかっているカーテンを閉める)
「ゆっくりで大丈夫だから、何があったか教えてくれる?」
「…失恋した…か。それは辛かったね。泣きたくなる気持ちも分かるよ。だって、彼氏さんのこと話す時、とても楽しそうだったから」
「先生嫉妬してるの…って、違います!大体生徒と付き合う先生なんてろくな先生じゃないんだから」
(明らかにたじろいだ様子)
「だーかーら違うって…にしては顔赤いって…もう、大人をおちょくるんじゃありません。折角心配して声かけてあげたのに…」
「私から頼んだわけじゃないのに…ってね、先生って仕事は、泣いてる生徒を放っておけない仕事なの。それに自分から来たってことは何か相談したかったんだろうなーって思ってたし…」
「それに…そんなこと言われたらちょっと期待しちゃうでしょ?世の中ね、優しい大人ばっかじゃないの」
「期待しちゃうって言ってるじゃん…って…ああ…いや、その…ね?」
(うっかり口を滑らし、次の言葉を探す)
「…あぁもう、そうだよ、先生はずっと君のことが好きだった。君が恋愛相談してくれるたびに苦しかったし、こんな感情抱いてるなんて教師失格だってずっと悩んでた!」
(ずっと溜めていた感情を吐き出すように)
「だって今も、別れ方で君を泣かせるような人なんて正直サイテーだって思っちゃったし…あーもう、なんか先生が告白したみたいになってるじゃん」
(頭を抱える)
「な、なんで笑ってんの!…先生となら良いって…あの、そんな事言われたら今すぐ教師としてのプライドとか捨てちゃいそうなんだけど」
「先生のこと一番信頼してるから…って…本当に君って人のこと信じやすいんだね」
「もし先生がと〜っても悪い人だったらどうするつもり?」
(急に異性を見る目になって迫る)
「もし、今すぐ〇〇さんを閉じ込めて、先生と生徒以上の関係になりたい…って思ってるとしたら?」
「なーんて、教師として言ってることヤバイよね…多分引き返すなら今のうちだけど、君は大丈夫なの?」
(頷いた様子を見る)
「そっか…実はね、君が泣きながら失恋報告をした時、内心はとても喜んでた。もちろん、君が悲しいと苦しいとか思っててほしいってわけじゃなくて…そして、誰よりも先に先生に報告してくれたのが嬉しかった。教師の職権乱用だって思いながら、放課後ここのカウンセリングルームを使って二人きりになれて、その…興奮しちゃってる。正直教師失格だと思ってるし…こんな先生でも、本当に君は大丈夫なの?」
「…そっか。それじゃあ手始めに…その悲しい記憶のウワガキから始めちゃおっか」
(ソファーに優しく押し倒される音)
(キス音。軽くし始めて、段々口元へ。そのままディープキスをして、最後にキスマークを付ける。いわゆるキス攻め状態)
「普段は見れない君の表情がこんなに近く見える。ほんのり赤くて温かくてとっても可愛い顔。こんな可愛い子を泣かせるなんて…」
(頭を撫で、髪の毛を触る)
(体を抱き寄せて、またキス攻め。時々ビクッと動く体を、愛おしそうに撫でる)
「…ってそういえば今日職員会議か…五時からだったな…はぁ、本当はもっと一緒にいたいんだけど…」
「続きはまた今度、かな。次はもっと激しくしちゃおうかな〜、なーんてね」
「気をつけて帰ってね。ありがとうございましたって、感謝するのはむしろこっちだよ」
(耳元に近づいて)
「先生を選んでくれてありがとう」
〜終了〜