【旅キロク】初海外が国際ボランティアだった話:チェコ共和国③ いざ、ボランティア開始
こんばんは。ソーニャです。
お仕事忙しくてお久しぶりでした。さあ、いってみよう!
プログラムの概要
前回、やっとこさボランティアに参戦できた私。
ここから活動が始まります。ざっくり2週間の予定はこんな感じ。
1週目→森林に入って外来種の伐採と在来種の植樹
2週目→沼地で外来種駆除
………………………すごいワイルドかつ単純作業(笑)
参加メンバーは合わせて13人。その内チェコ人リーダーが3人でした。国籍は、スペイン、ドイツ、ルーマニア、クロアチア、ボスニア=ヘルツェゴビナ、トルコ、中国、日本と様々でしたが、チェコという場所柄、ヨーロッパからの参加者が多かった気がします(6年前で記憶が曖昧になってる!笑)。母国語が英語の人がおらず、みんな一生懸命英語でコミュニケーションをとる感じで、それが初海外の私には怖気付かなくて良かったです。
基本的には、プログラム内容はチェコ人リーダー達が決めており、事前に集金しておいた参加費から、食費や休日のアクティビティなどの娯楽費を出す形でした。お金持ち歩かなくていいのが安心でした。
住まいは1週間ごとに変わりましたが、1週目は教会の神父さんが貸してくれた?(ちょっと記憶があいまい)一軒家、2軒目は普通のお家を丸ごと一棟借りて、みんなで暮らす形でした。寝袋で外で寝ると思っていたので少し安心。布団が無いのでベットの上に寝袋というスタイルでした。
(ベットでおめかしするオシャレトルコ人。こき使われる男子(笑))
1日目は住む家の掃除をして、シャワーを浴び、ベットの場所とりジャンケンをし、お互いの自己紹介もほどほどにすると、大多数が速攻で寝てました(笑)
なんせ集合場所が田舎で来るまでが長旅だったので、特にアジア勢は秒で寝てました。
森林伐採、それは最強の重労働
2日目。朝早く起きて朝食を食べたら、車で森林へ。赤ずきんがリアルに住んでいそうな青々した森でした。近年、森を管理する人が少なくなり、その森も外来種が生え放題で貴重なチェコの固有種が育たなくなっているそう。そこで、ボランティア団体が外来種を駆除して、育てた苗木を植える活動をしているとの事でした。(ボランティア団体サイト→https://www.cmelak.cz)
渡されたのは、丸い鎌。外来種の見分け方を教わりながら、テンポよく刈っていきます。急な斜面で腰をかがめての作業なので、かなりキツイ!初日から飽きてしまったスペイン人達(めっちゃ賑やかな3人組。チームの盛り上げ隊。)が「もう疲れたね〜シエスタ(スペインの小休憩のこと)しない?」と30分毎にリーダーに提案して、周りが爆笑してたのを思い出しました。
おそらく一日中、草を刈っていたはず。チェコの9月はかなり涼しいのですが、午前の部が終わる頃には、みんな汗だくでした(笑)お昼は、そこら辺の木々を集めてキャンプ。ソーセージを木に刺して火で炙るというワイルドな食事(笑)ずっと都会で暮らしてきた私は、それだけでテンションが上がってしまいました。
(各々好きなものを火で炙って食う縄文スタイル。雨降ってて座れず立ち食い)
(彼が噂のシエスタ大魔神!ちゃんと仕事もしてました。)
1週間ボランティアをしてみた感想は?
こんな感じで1週間働いて、同じ屋根の下、同じ釜の飯を食った若者達に絆が芽生えないはずはなく、めちゃくちゃ打ち解けて、毎日楽しかったです!チェコ人リーダー達が、色んなゲームやアクティビティを用意してくれていたので、毎日刺激がいっぱい。あっという間に7日間が過ぎました。
(謎の目隠しゲーム。めっちゃ流行ってずっとやってた。)
(休日は一軒だけあるレストランでダラダラご飯。UNOは全世界共通。)
(各国の料理を地元の人に振る舞うイベントの一枚。)
初めて日本を飛び出した私にとって一番の収穫は「世界中の人とお話しするの楽しい!もっと色んな文化や人と触れ合いたい!」と新しい人との出会いをポジティブに捉えられるようになったことでした。この後、一人旅や留学、海外研修など、たくさんの事に挑戦しようと思えたのは、チェコでの素敵な経験があったからなのです。
(18歳と最年少だったのでめちゃ優しくされてたなあ…)
次回は、2週目のことを書いていこうとおもいます〜!では!
ソーニャ