ヴイアライヴは今一番刺激が強いアイマスである #ヴイアラ
プロジェクトアイマスのいちコンテンツであるヴイアライヴ(以下、ヴ)の発表会から早くも三ヶ月半が経ちました。
私は毎日ヴのパブサをしていますが、いいかげん「そういえばアレって今どうなってんの?」みたいなツイート(いまはもうエックスか、ガハハ!)が散見されるようになりました。
一方で、私がどういう人間かというと、
・ニコ生で配信歴7年、放送回数約1700回
・発表会翌日に三人のチャンネルを登録
・三人の各絵タグに(クソコラで)一番乗り
・2023/7/29現在で公式へのご意見・ご要望を10通送信済
・後述の1on1イベントに16500円払って参加
という感じでこの三ヶ月半みっちりヴを追ってきました。
(なお、熱心にヴを追っている人間はすでに大勢おり、私はそれらの人間を愛着を込めて「異常ヴ愛者」と呼んでいます。来年なくなってるかもしれないコンテンツに情熱を注ぐのは異常だろ!)
だから自信を持って言えるのですがヴは今かなり面白いことになっており毎日刺激が絶えません。ですがいうて新規事業、情報がなかなか外に発信されづらいのが現状です。
そこで、いっぱしの異常ヴ愛者としてそういった情報を世に出しておこうということで、今回は私から見たヴの現状と魅力について書こうと思います。
★候補生は今どんな感じ?
●灯里 愛夏(ともりまなか)
後述の中間審査にて知力最低値を獲得しバカ女の烙印を押される。
イジられネタがいくつかありますが、ボケキャラの皮を被りつつ絶妙な受け身(通称:保身)でキャラを確保する策士だと私には見えています。
あと、なんだかんだ一番安定して数字を持っているあたりアイマスの赤いやつといったところ。
●上水流 宇宙(かみずるこすも)
インターネットおもしれー女がすっかり板についてきており配信はゼロ年代ネットミームが大量に流れる。
プロデューサーを小バカにしている感じが掲示板みたいで居心地がいいですが、それゆえに良くも悪くも人を選ぶ感じがあります。
プロデューサーが異様な熱量を持っておりコイツだけ個人wiki、ファンサイト、担当discordが存在します。
●レトラ
おそらくスタート時に一番配信慣れしておらず、足並みを揃える形の配信スケジュールや企画配信の割を食らってなかなかポテンシャルが活かせずにいたが最近歌を披露する配信が増えたことで一気に評価アップ。
数字上のNo.1バカの座を愛夏に取られたのは本当に痛手なのでもう一つくらい強みを作っていきたい。
なぜかメンシ加入数が一位なのはヴ最大の謎。
★最近のヴってどうなってんの?
●現在、ヴは月ごとにテーマを決めレッスンに取り組み月の最後に一番頑張った人を決める「マンスリークイーン投票」なる企画を帯でやっています。
今月のテーマは「歌ってカマせ!!!」。バンナムのサウンドクリエイター渡辺量をゲストに各自楽曲に取り組んでいるところです。
ふだんの個別配信は主にマンスリー投票にからめたものになっておりリアリティーショーを謳うヴにおいての名実ともにメインコンテンツですが、かくいう異常ヴ愛者である私はイマイチよくわからないままでもハマれているので、マンスリー投票を楽しめるかどうかはそこまで大きな問題じゃないと思います。やれる気持ちの問題だ。
●6月末に電音部、7月末にアイマスを題材にした歌ってみたリレーを開催。
後者の最大同接はだいたい2000くらい。宇宙の初回配信が2000だったのでようやく同接が戻ってきたなという感じ。
言及してくれたシスタークレアもようみとる。
●6月からはメンバーシップ限定配信が始まり、こちらは主に雑談配信になっています。
私は宇宙だけメンシに入っていますが、マジで無軌道にダラダラしゃべるだけなので他のVの雑談配信と空気はそんなに変わりません。良いです。
なにもないところからスタートしたヴですが配信を重ねる中で各自なんとなくキャラ付けを確立していっており、たまに見え隠れする危なさみたいなものがなんとも言えない魅力になりつつあります。
●7月にははじめてのゲーム実況が行われました。初手でパックマンミュージアムをプレイというのはかなりの忖度を感じますがとにもかくにもヴ的に大きな一歩と言えるでしょう。はよリトルナイトメアやれ
●個別配信の同接は平均して600ほど。先月は平均3~400くらいだったので既に底を割ってここから伸びるところなんだろうという感じ。
私が追ってるにじさんじのライバーが登録者20万人で普段の配信の同接1500人くらいなのでまぁそんなもんじゃないかなとは思います。
ちょっと前から出し始めているyoutube広告の効果もあるのか先述のマンスリー投票も月を追うごとに投票数が増えており、ファン数は着実に増えていってるという実感があります。
6月あたりまでヴに言及する人間で私よりフォロワーが多い人(3800くらい)はほぼ見なかったのですが、電音部歌枠リレーあたりから目に見えて言及する人が増えており嬉しい結果となっています。
●4月のほとんどはマジで虚無だったため幸か不幸か一定数のアンチを振り落とす結果となりファン界隈の治安は割と良いです。これはもう人がいないコミュニティだからなので今後もしも人が増えていったらもう少し過激になってくんじゃないかと思っています。
★ヴの見どころってどこよ?
まだまだコンテンツの少ないヴですが、それでもいっちょ前に見どころを作ってきています。
というわけで今度は私がコンテンツを追う中で見つけていったヴの魅力を書きます。
ちなみに最近のヴは歌枠やボーカルレッスンなど「歌」に力を入れており、プロデューサーも候補生たちの歌唱力を評価する流れが出てきています。
しかしながら、私の配信を見ている人なら既知の事実ですが私は楽曲については異常なまでの偏食であり最近のヴの歌唱力を評価する流れにはあまり共感できていません。
したがってこの記事では歌以外のアピールポイントについて書こうと思います。
●(新規コンテンツゆえ)展開が異様に早い
一番おもしろいのがここだと思います。とにかく展開が早い。
例として、先日はじめてのゲーム配信があったのですがプロデューサーに一切の告知なくモデルに腕が追加されました。
ようやく動かねぇモデルに慣れてきたところだってのによォ!っていうか力入れるのそこじゃねーだろ!
いきなり意味不明なところから企画が湧いてくるのがヴ(というか新規事業)の良いところ。
特になぜかMCとして白羽の矢が立った土佐兄弟は今のところヴのMVPだと思えるくらいにはウデが良いです。
また、私は4月の段階から運営に要望のお問い合わせ(通称:カスハラ)を送り続けているんですが、そのうちの一部はわりとスピーディに解決していっています。
・他のインフルエンサーとコラボ配信しろ→した
・歌ってみた枠やれ→やった
・ゲーム配信しろ→した
・雑談配信しろ→やるようになった
当然まだまだやってほしい企画はたくさんありますし、新しい動きの中には「ふざけてんのか?」と思うものもそれなりにあります(特に企画配信は信じられないくらいつまらないことがあります)。ですがそれらも更新スピードから考えればまぁまぁ我慢できる範疇だなぁと。
先日のアイマス新ブランド発表に伴い「新しいことをやることの大事さ」を説く人がいましたが、それでいえば新規事業ゆえに何をやってもチャレンジになってしまうヴは非常に刺激的であり追ってて全く飽きません。
っていうか新しいことをやる大事さを説くならまずヴを追えよ!
●おじさんの介入が少ない
既存のアイマスは主にゲームである以上アイドルから我々に投げかけられるテイのコンテンツでも実際にはたくさんのスタッフ(≒おじさん)が関わっていたのですが、ヴの配信についてはマジで女の子と我々の間に遮るものがありません。
候補生の彼女たちは日常ツイートの解像度的におそらく本物の学生かサバを読んでても20代前半くらいだと思いますが、それくらいの年齢の女性の感性がガンガンこちらに飛んでくるので非常に刺激が強いです。
10代の女の子がいきなり通ってる学校の軽音部の話をしだすの結構ヒヤヒヤしますよ。
また、それぞれがマジで配信未経験というところから活動しているので4月段階の雑談はかなりたどたどしかったのですが、彼女たちなりに配信を勉強しているのか今ではなかなか板についてきました。
そういうマジモンの成長を見られるのもプロが介入しないコンテンツの醍醐味です。
配信者の技術的ゴールはソシャゲのエンディングと同じくらい遠いところにあり、ヴが続く限り・候補生が熱意を持っている限り成長し続ける彼女たちを見ることができるでしょう。
●「プロデュースする」実感がかなり強い
7月半ばには「1on1イベント」というものが行われました。これは2~5分のあいだ候補生と一対一の対面で通話できるイベントでして、私は当然5分枠を購入し宇宙と会話したのですが、話す内容は候補生に危険が及ぶものでなければ基本的に自由でして私は普段のお礼やこういう配信が見たい!という要望を伝えてきました。
何が言いたいかというと、今までのアイマスでアイドルと呼ばれる存在に直接「こうしてほしい」と伝えられる機会はちょっと例がなく下手したら今までのアイマスで一番「プロデュース」に近い体験ができているのがヴなんじゃないかということです。
これは他の箱のVでもなかなかできないことであり、はっきりとヴの魅力だと感じています。
そうでなくとも普段の配信でスパチャやメンシ以外のコメントを拾うことが多く、プロデューサーが一緒に配信を作っていく実感は非常に強いです。
ちなみに私は宇宙が嫌いな食べ物のしいたけを使ったクソイジリを行っているんですが、これについても1on1でやんわりとお許しをいただいけたました。
声優としてでなくアイドル(候補生)本人にクソイジリの許可を得られるのもヴの特徴でしょう。
ファン活動について候補生が積極的に言及するのは、私のような活動をする者にとって良くも悪くも刺激になります。ふたりの距離の概算。
●数字をすごくハッキリ出す
ヴは各候補生のYoutube、Twitterでのステータスを公式サイトで公開しています(今公開してるのは6月末時点のデータ)。
また当然Youtubeでは各動画・配信の再生数が出ますし生配信中は同接数も出ます。
「数字が出る」というは本当に大変なことで、人がノンキに配信を楽しんでいるところに「レトラだけチャンネル登録者数で一歩遅れを取ってしまっている」「宇宙のこの配信は同接が他よりちょっと少ない」みたいな事実がチラついたりします。
今までのアイマスは各アイドル/各ブランドの人気の格差に対しプロデューサーたちが「気にしないフリ」をすることによって現実逃避することが出来たわけですが、ヴにおいてそれは通用せず常に現実を突きつけらるわけです。
私は数字を見るのが結構好きな人間なのでこういう要素は非常に面白く感じますが、耐えられない人にはマジで無理な要素だと思います。アイマスやってる最中にアイドルの名前の横に担当プロデューサーの母数がずっと表示されてるようなもんですので。
しかし嫌なことばかりかというとそうでもなく、「先月は同接300人くらいだったのが今月は600くらいに上がってる」「7月は過去に比べマンスリー投票の票数がものすごい伸びてる」みたいな形で成長を証明してくれたりもします。
ヴも4月の頃は「誰も話題にしてない」みたいな煽られ方をしたものですが登録者一万人いったあたりからそういう煽りは見なくなり「同接3桁www」みたいな方向にシフトしていったのを私は見てきました。
まぁ、アイマスで数字の難癖をつける人に限ってTwitter10年やってるくせにフォロワー2桁とかだったりするので、彼らも同じく数字で語られる恐ろしさを体現する存在と言えるでしょう。低レベルクリアでもやってるのかな?
なんか3人ともデビューするっぽい空気を出し始めたせいで若干形骸化しつつある「リアリティーショー」要素ですが、こういった数字を出されるとあながちその表現も間違いではないと思います。
下手したら今までで一番残酷なアイマスかもしれませんし、だからこそ燃える人達がいるというのは憶えておいてもらいたいポイントです。
素人にはお薦め出来ない。まあお前らド素人は牛鮭定食でも食ってなさいってこった。
★まとめ
おそらく大多数がそうでしょうが、最初の発表会を見たときの私の感想はハッキリ言って「こんなのにハマる奴いんのか?」というようなもんでした。
それが今や毎週ヴの視聴ニコ生やってるんですから世の中わからないものです。
と同時に、新しいコンテンツにハマる体力がまだ自分に残っていたことに少し安心してもいます。
先述した数字で言えばファン数を始めヴが持っている数字はぶっちゃけ少ないです。そしていくら我々とコンテンツの距離が近いとはいえやれることにはやはり限界があります。まぁ、そのあたりは勝股に腹を切ってもろて。
なので、いま異常ヴ愛者にできることはとにかく「こんなよくわからんコンテンツでも異常な熱量で見てるヤツがいる」と発信することしかないと思ってます。
そうやって頭と時間を費やしながら何かにハマり、アイドルと「おもろいこと」を作り上げていくという経験はアイマスの原風景を思い出させてくれる程度には刺激的です。
なので自信をもって言いましょう。
ヴイアライヴは今、
一番刺激が強いアイマスである!