カマキリに捧げる詩

・過去の日記を見返してみた。
意外と面白いじゃんね。
そして過去の日記を見返したときに気づいたことがある。
影響を受けている文章はつまらない。

おれが高校生の時に書いていた日記はARuFaの日記をかなり真似していた
そうした結果、ARuFaほど面白くない人間がずっとただ浮ついたことを言っているだけの悲しい日記が誕生したのはいうまでも無い。

少し前にnoteで開始した「捧げる詩」シリーズも最初の方は、やってみたい日記の文体に挑戦しようとして始めていたんだった。
それもやっぱりつまらないなと思った。
ずっと殺すって言ってるし。いや、実際に思うこともあるのだが。

でも、そういう真似た文章の中にふと、自分の心の全てが表出している部分が現れる。
それは自分でも読んでも面白いと感じる。

フォーマット化なされていない、本当の意味での日記。
思うに、やはり他人の真似事は真似事でしかない。
文体というのは、その人の思考の癖で、その人が持つ固有のリズムそのものだ
それを真似するというのは、自分の思考を他人の思考のかたちに押し込んで、無理くり出力しているだけで、それっておれの日記じゃないのではないか

だから最近は特に何も考えずに、ただ指の思うままにタイピングするようにつとめている
もちろん、他人の文章を読んで嫉妬する時もままある。
こいつの文章は、おれには書けねえ…と思うことなど茶飯事だ
そこで一旦同一化を図るのをやめて、これはおれの役割ではないと諦めて、自分は自分にできることをやっていこうと最近は思っている。

そういう日記にしていきたいよな。


・きょう、学校でエレベーターに乗ろうとしたら学校の先生が降りようとしていて
「〇〇さん(おれのこと)、みてください、痛い!」
という意味不明なことを言っていて
何事?と思ったら

手にカマキリを載せていて、そのカマキリが鎌で指をめっちゃ挟んでいた。

その先生、強面で真面目な人なんだけど、生き物が好きで静かにボケてくる、なかなかお茶目な先生でおれはかなり好いているのだが
それをされたときに、ハッとして
これが恋か。と思った。
いや、恋ではないな。
誤解なきようにいうと、その先生は男性だし既婚者だし、べつにその先生のことを本気でぞっこんになったわけではない。

ただ、いきなりおれの目の前に現れて「見て!」と言ってカマキリを見せてくる人がいたら
おれはきっとその人に恋に落ちてしまうだろうな、となんとなく思ったというだけです。

そういう素敵な人がいたら、いいのになぁと思った。
美しい恋愛というものをしてみたいものだ。
もしかしたら、先生の奥さんは、先生のそういうところに惚れ込んで結婚をしたのかもしれない。
そう思ったら、なんだかおれまでくすぐったくなってきて、嬉しくなってきた。

おれも誰かにとってのカマキリボーイでありたいし、おれにとってのカマキリガールが現れたら、いいよな。


それはそれとして、先生はカマキリをどうしたのか気になるし、上の階から降りてきたのでどうやってカマキリを捕まえたのかは謎ではある。



・締め切りを一つ終わらせた。
まずは一つ。(自分が暗殺者になったら言いたい言葉ランキング3位)

終わらせた、と言っても全然提出期限を遅らせていているので
ほんとうに
ほんとうに
申し訳ないな、という気持ちでいっぱいです。
ごめんなさい。

そして、終わったので、また新しい締め切りに取り掛からないといけない!
なんてことだ!
10月末までこんな調子で
なかなかがんじがらめの日々を送らねばならない。

いつ安寧の日は来るのであろうか。
助けておし。



・おれ、これ好きなんだよな


コンビニとか薬局で売ってる、やっしいハンバーガー。
もはやハンバーガーを名乗るにはおこがましすぎる。
パッサパサのバンズで肉を挟んだだけの原初のハンバーガーともいえる存在だけど
こいつはおれの昔からの相棒だった
よくおやつにコンビニでこれを買っていたのを思い出す。
思い出の味なのだ


実際安いのでまあまあの頻度で買うし、正直美味い寄りではある。
もちろんマックとかモスと比べたら、もうとてもじゃないが足元にもおよばないが
そういうものではない、温もりみたいなおいしさがこやつにはある。派手さもないし、静けさもない。ただ、純朴な「味」そのもの。
そして、それが無性に食いたくなるんだなぁ。



・なんか腕が痛いぞ。
今日はここまで。


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