プレミアムドメインを海外業者と取引して取得した話
どうも白澤です。
会社にとって、ブランディングとかそういう系でもしかしたら大切かもしれない要素の一つに「ドメイン」というものがあります。
特に.comドメインなんかは取っておきたいわけですね。ただ、会社を立ち上げた際に最初に取得したドメインはnovalumo.llcです。
これには理由がありました。取得したかったnovalumo.comが、「プレミアムドメイン」になっていたのです。
プレミアムドメインについて簡単に説明すると、ドメイン販売をしている業者がプレミア価格をつけて販売しているドメインのことです。novalumo.comの場合、2021年7月18日現在の価格は279,966.96円+年登録費です。もっと高い値段をつけられているドメインもありますが、これでも結構高いですよね。安易に手を伸ばせるものでもありません。
それでも欲しかったわけですね。そのために色々と調べました。いろんなドメインレジストラを見て回ったりしましたが、なるべく早く取得できそうな方法は見当たらず。
そこで、ダメ元で取得されているnovalumo.comにアクセスしてみたところ、そのドメインの販売ページ的なものにリダイレクトされました。
「OYZTA」というサイトで、プレミアムドメイン販売をしているところのようです。正直初めて見た時はめっちゃ怪しいなと思いましたw
ページを見てみると、何やら「Lease-to-own」の文字が。これは読んで字の如く、リース契約のように何ヶ月かお金を払い続けて、最終的には所有権が自分たちに来るというもの。
リンク先にアクセスしてみると、今度は、「Dan.com」というサイトに飛ばされました。これはプレミアムドメインなど持ち主がいるドメインの取引の仲介をしてくれるようなサービスだと思います。オランダの「Undeveloped BV」という会社が運営しているようです。
ここで何ヶ月リースするかなどを決めて契約することができ、支払いはクレジットカードやPayPalが使えました。支払いの関係上今回はPayPalを使うことになりましたが、問題なく支払いできました。契約期間は2年間、満了時にドメインの所有権を取得できます。
ただし問題はその後。あくまでもDan.comは仲介役なのでドメインを所有しているわけではありません。支払いが完了するとDan.comから連絡がありました。
といった連絡でした。ドメイン保有者からドメインを譲り受ける処理はDan.com側でやってくれるようで、あとはDNS周辺の設定をしていくだけのようです。ちなみに、自分はそこまでDNSに詳しいわけでもないので、このような返信をしました。
GitHub Pagesのチュートリアルに書いてあるAレコードを登録してもらいたいのでこんな感じで書いてみましたが、するとこのような返事が。(担当者さんの名前は伏せさせて頂きます)
意図が伝わっていたかは定かではないものの、ひとまずAレコードを追加してくれたようなので少し待ってから状況を確認してみました。digコマンドで見てみると、指定したレコードが登録されていたので一安心。ただ、なぜか設定しておいたGitHubのレポジトリのページが表示されずにDan.comの売り切れ画面がずっと表示されていました。
そういう仕様なのかな?とちょっと気になったのでまた連絡してみました。
するとすぐに返事が返ってきました。
言われた通りブラウザを変えてみてみたらちゃんと表示されていました。
みたいな感じで返事を返してあげたら、「Our pleasure Kento!」と返ってきて、なんだか嬉しくなりましたね。
この流れで念願のNovalumo.comドメインを取得したわけですが、契約上、自由にドメインが使えるようになるのは2年後なので、2023年頃にメインドメインの変更を行う予定です。ただ、現在使っているnovalumo.llcも今まで通り使えるようにはする予定なので、関係各所の方はご安心ください。今のところはnovalumo.comにアクセスすると30秒後にリダイレクトするようにしてあります。
慣れない海外のサイトだったので最初は結構怪しんでましたが、すごく対応が良くてありがたかったですね。
なんだかんだで初めて海外と取引しましたが割とスムーズにことが進んだので安心しました。あまりGoogle翻訳に頼らずにできたので少し達成感もありますね。ただGrammarlyには結構お世話になりましたw
当社ではこれから本格開始予定のプロジェクトが控えていて、今は準備段階です。今回のドメイン取得もこれらの一環となっています。
これからみなさんに活動の成果を見せていけることをとても楽しみにしています。やらなければならないことも多いですが、これからもみなさんに新しい価値を提供できるように努力していきます。