TNRと子猫保護
昨日捕獲された親子猫ですが、今日の午前中に揃って病院へ行きました。
子猫たちは、怖くて怖くて大きな声で鳴いたり、ドキドキしながら診察台へ。
エイズと白血病の血液検査とパルボ検査をして、風邪などの問題が無く体重も充分だったのでワクチンも打ちました、検便で回虫がいたので帰って来てから駆虫薬のレボリューションを付けました。
一緒に捕まった親猫ですが、保護とTNRの依頼者さんの話だと、耳カットのあるガリガリに痩せた猫が、自宅にやって来たので餌をあげていた、しかししばらくすると子猫3匹を連れて来たので困惑し、自分はいけない事をしてしまったんではないかと悩んだそうです。
耳カットのあるさくらねこがなぜ子供を産んだのか?自分の子ではなくても子猫の面倒を見る猫も割といます、それにしては子猫の顔つきがとてもよく似ている、手術をせずに耳カットだけするという悪事も聞いたことがあります、出産直後にTNRされることも稀にあります、その為病院の先生に経緯を話してお願いしておいて来ました。
そして、夕方のお迎えの時に説明をしていただきました、やはり出産直後に手術をされたようで、お腹の毛を剃った状態の写真を見せていただきました。
表面の傷はほとんど治っていましたが、溶ける糸はまだ少しある状態です。
避妊手術をしても母性は無くならないし、授乳もしますので問題はありません。
捕まえた人はきっと病院で、出産したばかりだろうと聞かされたと思います、TNRの経験が何度かある人だったらきっと焦ったのではないでしょうか、子猫だけでどこかに置き去りになっているはず、早く帰してあげないと、と。
無事に合流できた結果、今回子猫たちは保護されたわけです、名前もわからない方ですが、外にいる猫の事を考えTNRしてくださりありがとうございました、子猫たちは無事に育っていましたよ。
そしてお母さん猫は、今回の依頼者さんがこの後もずっと面倒を見てくださるそうです、責任を持ってしっかりやりますとおっしゃってくださいました、ありがとうございます。
お預かりした子猫たちは、責任を持って幸せにしたいと思います、里親さんが見つかるまでずっと大切にお預かり致します。
名前は決まり次第またご報告します。
子猫は無事に全員保護できてよかったです!
それにしても今年はキジシロ猫ちゃんが多い〜✨