【ポケカ】2024シーズン 使用デッキ解説【4000字以上・全文無料】
皆さん、ご無沙汰しています。大阪でポケモンカードをしているサンと申します。
題名にもある通り本noteの題材は僕が2024年シーズンで使用した各デッキについて書いていこうと思います。
サムネでわかる通りポイントが30という事は一度もトップカットには行ってません。その事を踏まえて一種のデッキ構築だと思ってください。ただの予選落ちした奴の戯言です。
各シーズンシティリーグ使用デッキ
・S1 ロストギラティナ
・S2 サーナイトex
・S3 パルキアサーフゴー
・CL福岡 パルキアサーフゴー
・S4 カビゴンLO
各シーズンでデッキを変えているので正直な所、練度はそこまでありません。ずっとそのデッキを使い続けて来た人には負けます。ですがおかげで新しくデッキを作って使う事には長けていると思っています。
各画像にURLを貼り付けているので細かいマッチアップはそちらをご覧ください。
それでは各デッキの解説や採用理由について話していけたらと思います。
各デッキ解説
・ロストギラティナ
まだレギュレーション変更が行われていません。当時のよくあるタイプの普通のロスギラだと思います。ですがやはり目を引くのはわざマシン「やみうち」とギラティナラインの2-2採用だと思います。
・ワザマシン「やみうち」について
当時流行していたデッキがレギュ落ち前のれんげき、白ルギア、パオジジアン、ゾロアークバレットと低いhpで戦っていくデッキが多い為、ウッウの技「おとぼけスピット」やヤミラミの技「ロストマイン」でダメカンを乗せた相手に奇襲として有用に働くと考えて採用しました。
ウッウにつけると0エネでダメカンが乗っているポケモンにベンチ狙撃が出来ます。先におとぼけスピットで110点乗せておくと+100点で210点(チャーレムVやインテレオンV)を与える事が出来、ロストマインでダメカンをばら撒くとシステム系のポケモンが倒しやすくなります。(ビーダル等)
もちろん特定のポケモンに一点集中すれば120+100の220点を乗せる事が出来るので進化前のVポケモンやたねexポケモンも倒せます。
・ギラティナ2-2採用について
前述の通り当時は低いhpのポケモンで戦っていく事が多く、相手によって弱点を付いたり高火力を出す事が容易だった為、サイドを多く取られてしまうという点を考えて採用枚数を減らしました。実際にギラティナVSTARの技「ロストインパクト」が有効打になるポケモンはルギアVSTARやたねex等限られたポケモンしかいなかった為採用枚数を減らしても問題はないと考え、代わりにウッウとヤミラミを2枚採用にしています。かなりバレット寄りの構築になっています。
・サーナイトex
レギュレーション変更前最後のシティリーグです。こちらも当時のよくあるタイプのデッキタイプです。その中でも当時採用枚数が減りつつあった、森の封印石を採用しているのが特徴です。それに加えてふしぎなしっぽのミュウの不採用、バトルVIPパスの3枚採用が目立つ点かと思います。
・森の封印石の採用について
やはり強い。シンプルに山札から一枚好きなカードをサーチ出来る事が強いです。当時は手札干渉が横行していた環境だった為、その返しで使える事が強い為採用しました。ですが、デッキの特性上欲しいカードが出るまで山を引き続けるという事が可能だった為、不採用にしている方が多かったと思います。
あと推しをVSTARマーカーにして使いたかったので採用です。推し活最高。
・ふしぎなしっぽミュウの不採用、バトルVIPパス3枚採用について
正直な所、最初の7枚でバトルVIPパスが1枚でも引ける確率は決して高くありません。とある記事によると4積してやっと約35%だそうです。しかも2ターン目以降に引くとただの置き物です。(手札コストには出来ますが)
もちろん、ミュウの特性ふしぎなしっぽや、かがやくゲッコウガの特性かくしふだを使えば、引ける確率はグンと上がります。それでも4積して、12枚見てやっと約80%です。(サイド落ち考慮無し)
それなら最初から割り切ってミュウを不採用にし、バトルVIPパスを一枚削ってでも、後半の立て直しに目を向けた方がいいと考えました。
・パルキアサーフゴー
レギュレーション変更が行われ、「E」のカードが使えなくなりました。
頂きへの雪道やミュウVMAXといった強力なカードがレギュ落ちし、ACE SPECの再登場、とそれまで日の目を浴びにくかったポケモン達が頭角を表し始めました。サーフゴーもその内の1匹です。
似たような技を持つパオジアンとの違いはエネルギーの集めやすさ、山札を引ける能力、hpの差です。パオジアンはtier1デッキの一角だった為使用者が多く、その弱点を付いて容易に勝つ事が出来ると考えてのデッキ選択です。
特徴としては、当時は見る事が少なかったテツノツツミの採用、シマボシの2枚採用だと思います。
・テツノツツミ採用について
あなぬけのひもがレギュ落ちし、相手のポケモンを入れ替えさせる効果持ったカードが、基本的にサポートのボスの指令だけになりました。(他にも沢山ありますが、使用率的な話をしています。)
そこでサポ権を使わずに裏を呼び出せる貴重な手段としての採用です。今ではロスバレ等どんなデッキにも入る可能性があるカードですが、当時はそこまで注目されていないと感じていた為相手の隙をつき、予想外の思考をさせるという点が強いと考えていました。カイで持って来れる点も良いです。
一種の手段として、リザードンex等の進化ポケモンに対しても技「れいきゃくジェット」で封じ込める事も出来ます。今後もお世話になりますね。
・シマボシの2枚採用について
強い動きとしてこのデッキではプライムキャッチャー+キャンセルコロン=げっこうしゅりけんが可能です。相手視点ではこの時点でプライムキャッチャーを使っているので、基本的には二度と使われる事がないと思ってのゲームプランを立てていくので、その考えを崩す為に採用しています。表が出ればトラッシュからなんでも山札の上に戻す事が出来るので、山札をどんどん引けるサーフゴーとめちゃくちゃ相性が良いです。
ただやはりコイントスというかなり不確定要素に巻き込まれます。その試行回数を増やす為に2枚採用にしています。2裏はクソ。
このカードもこれからお世話になる事が多くなると思ってます。
・カビゴンLO
リザードン1強の環境です。(※変幻の仮面発売前)この時のデッキ選択の仕方としてリザードンに勝てるかどうかが基準の一つになってます。(ミラー然り)
そんな中CL福岡やCL愛知、有名な大会ポケポケCS
で一際注目度が高くなったカビゴンLOを使用し、その中でもイトウシンタロウさんが使用していたデッキタイプに寄せた構築になります。それでも他と一風変わった点はミロカロスの採用とまけんきハチマキの採用だと思います。
・ミロカロスについて
一般的なカビゴンLOには技「きしにはこぶ」のマンタインが採用されています。相手のトラッシュから好きなたねポケモンを一体ベンチに出す強力なカードです。ですが僕は1ターン技を使って相手のトラッシュからポケモンを呼び出す意味はあるのかと思い、それならロトムVの特性そくせきじゅうでんで、手札を潤滑にしている方がいいんじゃないかと思って採用しました。
マンタインとの違いは相手自身がトラッシュからポケモンを選ぶ事と、自分もポケモンをトラッシュからベンチに戻せる事の二つです。前者は前述の通り、技を使わずにベンチを埋める、あわよくば動きにくそうなポケモンがベンチに出てくれる意味で使用し、後者についてはカビゴンLOに対してかなり研究が進んでいた事で、ロトムVが倒された後にすごいつりざお等を使用せずとも場に復帰出来るという事です。相手はボスの指令を複数枚使用している想定なので、問題ないと考えています。
ただこいつが縛られるともうどうしようもないのでそこは要注意です。
・まけんきハチマキの採用について
デッキリストを見てもらうと分かるように殴るタイプのカビゴンLOです。主にロスバレ、ルギア、ミライドンは殴った方がいいと考えています(たまにパオジアン)。そこで問題になったのが新カードのガチグマアカツキexと各VSTARのポケモンです。
基本的にサイドが負けている状況から殴るので、かがやくリザードンに付けると280まで打点が伸びます。そうなれば2進化ex以外は基本的にワンパン出来ます。(例外有り)
殴り始めのタイミングとしては相手のサイドが残り2枚になった時からだと思っています。かがやくリザードン+まけんきハチマキでサイドがもう一枚撮られたらあとはガチグマアカツキexでボタンループの想定です。
なので序盤はボタンで耐久、よりもビワや野盗三姉妹でリソースを削ぐ事に集中し、ボタンは出来るだけ使わないようにしたいです。
以上になります。
いかがでしたか？全然成績を残せない奴の戯言ですが参考になれば嬉しいです。また質問等あればプロフィールからX(旧Twitter)のリンクがありますのでどうぞご気軽にDMください。
最後に
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