感傷的な雨と涙
多動傾向のある私ですが、HSP気質も小さい頃は色濃く出ていたようで。
小学生ながらに感傷的な場面もよくありました。
基本的にはなんにでも「ちゃん」や「くん」をつけて、「とりちゃん」「いちごちゃん」「ボールくん」などと呼んでいました。
物に心があると思っていて、ぬいぐるみに名前をつけておままごとのような事をしたりと女子感もあったそうな笑
幼稚園から小学生にあがりどうにかクラスでも座っておれるようになったそうですが、それでも授業も聞かないで折り紙を折っていたり、消しカスでずっと遊んでいたり、落ち着いていない反面、一人でぼーっとするのも好きで。
梅雨のある日。窓際の席で座っていると、雨がしとしとと降っていて、カタツムリが紫陽花の上に乗っている姿をじーっと見ていました。
そうすると、なぜか悲しくなってきて、涙がポロポロと。
何がつらかったとか、嫌なことがあったとかでなく。
ただただ、感傷的になって泣いたことを覚えています。
小学1年生ながらに、何かを感じ取って、しとしとと泣いてる自分の姿はよく覚えていて、なぜか客観的に見てみる自分がいたのが不思議な印象でした。
そんな何かを感じやすい自分が、何も考えずに失敗を続ける日々。ある意味面白いなぁと思っていただけたらと思います。