サンリオはスクラム開発で人間を中心に考えた組織(個人の感想)
※ネタバレ注意!
※内容はうろ覚えなので多少間違いがあるかもですお手柔らかに((ヽ(゚ω゚;;;)ノノ))
バイアスおばさんのままピューロへ到着
日頃アイドルをTLで眺めるおばさんなので「○○さんがいいねしました」奴でよくゆめかわ映え女子を見かける。なのでどうしてもピューロ=映えの聖地と思ってしまっていた。
多摩センに着いた途端、一眼で撮り合いキャラを見てはしゃぐ女子を目撃し、これが日本の名物ゆめかわ映えのおにゃのこか〜となってしまうことからスタート。この時はまだサンリオの偉さを知るなんてこれっぽっちも思ってなかった。
パレードはヲタクほいほい
とりあえず連れてきてくれたヲタクに誘われるがままにパレードを鑑賞。待ち時間が長く、少し眠くなっていたその時…!!!
どこかで聴いた事のあるビート!こ、これは…!とサンリオのBGMが永遠にヒャダインなのに気づいてしまったヲタク。そして振り付けをよく見るとここPerfume!!!みたいな気持ちに。極めつけには水樹奈々様でバシっとしまるという…これは完全にヲタクホイホイ。
⬆キキララの水色の方が明らかにきまるモッコリでクソ笑ったって話(二丁目の魁カミングアウトという地下ゲイアイドルグループのアイドル)
パレードのシナリオが偉い
ハピハピな日常に女王が現れて悪さをしようとするんだけど、キティさんがこんなことを言って諭したんだよ…
「誰だって暗い気持ちになることがある。光を見たくないときも。優しさと思いやりの心があれば、どんなときも誰とでも、仲良く助け合って生きていける」
…いやもうさあ、尊すぎませんか……闇を押し潰したり見て見ぬふりをしたりせずにしっかりと向き合う姿にもう心打たれました。キティぱいせん…!!!(ここではもう既にハピハピ状態
可愛いだけじゃないKAWAII KABUKI
ビジュアル的にもスポンサー的にも期待していたKAWAII KABUKI。お題(?)は桃太郎。この時は子どもも楽しめる内容だな〜ってなんとなく思ってたくらいだった。出だしから基本ガチな歌舞伎っぽいんだけどキャラの可愛さといいバランスになってて、場面の展開によって音楽も型やダンスもガラッと変わってて面白かった。GINZA SIXの林檎ちゃんぽい曲も起用されててもう現代〜〜って感じもありよかった(語彙)演出的にはそんな感じ。
しかし歌舞伎は歌舞伎だけでは終わらなかった。
歌舞伎が終わったあと、ばつ丸が衣装係のシナモンを怒りだした。「あの鬼の衣装だけ小細工が発動しなかったやんけ!」的な感じで。でもシナモンは「ちゃんと確認してたししっかりやってたもん」と弁解。それなのにばつ丸はとにかくプロ意識が足りんと根性論を叩きつける。それに困ったシナモンは「一生懸命頑張ったのに!!!」と泣いてどっかに行ってしまった。
ここでは、あ〜、失敗した本当の理由を知ろうとせずにとりあえず怒っちゃう系おじさんだ〜〜となった。
その後ばつ丸とシナモンが1人の役者を連れてきた。鬼役のごろうだ。どうやらこのごろうさんのツノだけが取れないらしい。そこでこのごろうさんはガチな鬼だというこが発覚!!!
みんなは見た目で判断しとにかく慌てふためきしまいには節分の豆まきをし始め鬼さんを完璧に追いやってしまった。
ここでキティさんがマジ神な発言をする
「そもそもあの鬼さんってなんでここにいたんだろう?本当はみんなと踊りたかったのでは?」と。そこでダメンズダニエルとイケイケデザイナーポムポムプリンさんが「いやいや鬼がそんなわけない」とか言い出す。ここでぐっとくるのがばつ丸さんの言葉。「悪役になりがちな俺にはわかる。あいつは俺たちとやりたいって思ってる!!」
ここで「ばつ丸さんまじぱないっす…!!不器用すぎるとこも好き!」となる
鬼ヶ島でのキティさんがマジ召されるレベルで神
結果、鬼のごろうとちゃんと話すためにみんなで鬼ヶ島へ向かった。既に鬼ヶ島に着いていたごろうは、仲間たちから「鬼が夢見て馬鹿じゃないか」みたいなことを言われ心が完全に折れてしまい「俺はみんなに笑顔になってもらいたいんだ、それができるハローキティー座に入りたかった。鬼だから無理だと思ってたけど、桃太郎の鬼でならできるのではと思って頑張ってみた。でもダメだった…こんなツノがあるせいで…!」ノコギリでツノを切ろうとしていたごろう。
ハローキティー座が鬼ヶ島に到着。
ここでキティさん神発言。「鬼さん、見た目で判断してた。ごめんなさい。でも今は鬼さんが私達と同じ気持ちだってことがわかったから一緒にやりませんか?」って話した。神、女神。ただ一筋縄にはいかないサンリオ。
外の鬼が「どうせ鬼だからみんなが受け入れてくれるはずがない、今までがそうだった、だからこういう鬼ヶ島をつくったんだ」みたいな時代背景を話し出してきた。リアルだ、よくある話だなあ〜これが現実やでキティさん…となったのだがあるキティさんと発言から会場がエデンと化した。
「ハローキティー座は個性を大事にしている。それぞれ凸凹だけど、だからこそおもしろいことができる。そういう人材が私達にとっては必要」
涙腺崩壊しかけたわ…ほんと、それなんだよ、みんななかよくってそういうことだよな…となった。その後鬼みんなが踊りだして、そのダンスをキティさんたちがめっちゃかっこいーって褒めてさいごはみんなで踊って終わるっていうまじ神展開
サンリオkawaiikabuki、尊すぎて「尊い…」と呟きモロ泣きしてしまった…みんななかよくってそういうことだよな……偉すぎる………となったし、ポムポムプリンパイセン、ハローキティー座のデザインやってるとかまじ神すぎるちょう尊敬するサンリオのHCDが偉すぎる…ポムぱいせんにUXD習いたいレベル……
最初からみんななかよくのミッションを達成している訳では無い
この歌舞伎で表現されていたのは下記みたいな感じって私なりに解釈した。
誰にでも失敗はあるし、人を責めてしまうこともあるし人を見た目で判断してしまうことはある。だけど、それを振り返ってミッションに向かってチームで改善していく気持ちが大切なんだってこと。
子どもも大人も変わらない人間。みんな同じことで悩んだり失敗したりするんだなって思った。人生はスクラムだなって。
一応ヲタク向けにまとめ
ピューロは地下のヲタクでも楽しめる現場ということを体感した内容は下記
- 楽曲がヒャダイン
ここヒャダインwwとかいつもの様にMIX入るwwとか完全に日常wwwwwとかできる
- 振り付けがPerfumeの振付師
ここPerfumewwwとかここ好き!!といつもの様に振りコピしたりできる
- 水樹奈々
奈々様ww(全回収
ピューロパレードがヒャダイン曲で反射的にMIX打ちそうになってて連れてきてくれたヲタクを見たら「入るよね?入るよね?www」ってなってピューロでMIXやらイエッタイガーやら入れてきた。地上の貫禄があるサンリオさんは、地下のヲタクにも優しい現場やった。
みたいなそんな感じの二十んー年ぶりのピューロでした。
自分が立ち止まったり迷ったりした時にまた来たい場所になりました。
ありがとう、サンリオ、ありがとう、いちごの王様…!🍓
⬆クリスマス仕様のパレード
⬆普通に美味しいので食欲が減退しそうでしないカレー
⬆アイドルとアイドルに召されるヲタク
おわり(*^-^*)っ🍓🐱🎀