20200813
お久しぶりです。扁桃炎再発にてスローペースで働いています。またなっちゃうようなら、とったほうがいいのかな、と考えたり。
駅からシオチョコまでの道を歩いていくと、木曜日だというのに田仲とうふ店はしまっていて、シャッターを開けたまま田仲さんがお昼をとっていた。何かあったのかきこうと思ったけれどこわくなってやめた。けれど、少し歩いてあっと気が付く。今日お盆や。皆さんはいかがお過ごしですか。
しばらく働いて、一旦お客さんが帰ったころ、外、でてみ、と言われたので出てみると、熱風が吹いている。涼しい店内で身体がすっかり冷えてしまっていたから、外側に水滴がついたまま、しっとり溶けてゆくよう。イスに座ってぼうっとしていると、団地の赤い屋根が見える。この角度から見ると、1、2、3号塔はあまり規則性のない並び方をしている。綺麗だとは思わないけれど、太陽の光が反射していて、眩しい。近くの真っ白な屋根にお腹のあたりが虹色の鳥がとまっている。私は今見えているこの景色の、鳥の名前も、植物の名前も、雲も屋根も土も、何にも知らない。無知はもったいないと、なんでも知っている塩屋の人たちと過ごしていると、そう感じる。きっと毎日がもっと楽しくなるんだろうとそう思うので、帰ったら植物図鑑を眺めようと思う。何かに関して、そういう知識をもった人間でいたいなあと思う。誰かにひけらかすためではなくて、自分のための知識。
今日はずっとアコースティックメドレーがかかっていて、フクオカさんがそういう気分の日なのだとわかる。山下達郎が延々とかかっていた日もあったし、レゲエがかかっていた日もあった。音楽が途切れて、なんか好きなんかけてええで、と言われたので、青葉市子さんの曲数曲から始まる、私のお気に入りプレイリストをかける。今日もいい日でした。