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2020年1月京都旅行 妙心寺
2020年1月京都旅行 妙心寺
京都旅行の最後の訪問地は妙心寺でした。 もうお寺の境内を全てまわる時間はなく、掲示板の境内地図を見ただけですが、大覚寺に負けず劣らず巨大な境内のようでした。
ホントは、北垣国道、お菓子の神様、と続いて田舎の但馬出石出身の沢庵和尚に縁のある大徳寺を観光コースに要望していましたが、いつものように案内の流れ的によかったのか、一緒に旅行した他二人の意見が反映されたのか、この妙心寺が観光コースになっていました。
なので、ここもまた大覚寺、広隆寺、と同じように写真も少なく、あまりよく知らなかったので、この旅行の前後に調べたことも含めてつらつらと書いていこうと思ます。
まず、入り口の写真です。
上の入り口から続く道の先にある、偉いお客様(皇族?)を迎えるところだったとかなんとか、の写真です。
庫裏の写真です。 中の案内・解説をしてもらいました。 大人数の人が来たとき?の料理を作っていた場所らしいです。 案内・解説を聞いていた時、自分の中でなぜか大勢の人が大忙しで働いている図がイメージされました。
他にも龍の天井絵の案内・解説をしてもらいました。 「八方睨みの龍」というどこから見上げても龍に睨まられているように見えるという天井絵でした。 「いい感じの龍デザインだー」、と思った記憶が残っています。 写真撮影は禁止だったので、パンフレットの写真でもココに貼り付けようと思いましたが、手元にみあたらず。 また見つかったら貼り付けてみようと思います。 ココやココに行った時も写真に撮ったように、臨済宗のお寺はドラゴンの絵がお好きのようです。
妙心寺については、調べたうち臨済宗の五山ではないが実際はもっとも規模の大きい臨済宗のお寺(臨済宗寺院約6,000か寺のうち、約3,500か寺を妙心寺派で占める By Wikipedia)だというのが印象に残りました。
さらに調べると五山はじめ大きな臨済宗のお寺には、2つ名のような、枕詞ようなものが付いていて、妙心寺は「算盤面(そろばん面)の妙心寺」と呼ばれていたそうです。
その具体的な内容の
①「お寺を支える農民との付き合いを大切にして法門を広げ」
②「寺院経営のための厳重な会計制度を実施して」
③「(偉いお坊さん候補は?)一度は地方の寺の住持となり、宗派の地盤を固め、妙心寺に復帰する」
は現在における
①マーケティング
②ファイナンス
③業務の現場を知って、子会社・支店でマネジメントを実践して本社に戻る
のように感じられて、まさしく今のビジネスや会社のようで、ほえー、確かに「算盤面」だわー、と「妙に感心」して、おーだから「妙心寺」か(違)、となってなんか面白かったですw。
なにやら変な感想での終わりですが、以上が妙心寺についての今回のnoteとなります。
以下サイトを参考にさせていただきました。
探訪 [再録] 2015年「京の冬の旅」 -2 散策:蓮池・玉鳳院・開山堂・涅槃堂・養源院・宝蔵
「算盤面」の具体的な内容の元ネタはこちらによると
『京都発見(8) 禅と室町文化』 梅原猛著 新潮社 p190-194
の「妙心寺と宗勢拡大の僧たち」でしょうか?