芸は身を助くという言葉をプログラミングから実感しました。

 こんばんわ。紫桜です。
 2日目も恙無く出勤できました。体調としては戻ってきているようで良かったです。このまま周りの人と同じように出勤── となると多分きついんですよね。手探りの日々が続きそうです。


 さて、突然ですが私の略歴は大体こんな感じです。

高専卒(情報工学)→SIer→過労でうつ病になり2年半療養→SE(3ヶ月給与未払だったため退職)→簿記3級取得→神職見習い→簿記2級取得→病院経理→営業SE→大学経理→人事経理系の会社(一応大手子会社)

 ただ元々高専に入ったのが親の意向(ここ以外学費払わないと言われた)だったのもあり絶望的にプログラマの中では技術レベルの低い人間でした。
 就職した会社も大手ではあったのですが過労で休職後に退職。一時期社会に絶望して何を狂ったのか神職に志願して助けを乞おうとしたらとんだ詐欺まがいの場所なのが1日で判明して即辞めたりしていましたが、たまたま糊口をしのぐ目的で受けた職業訓練校で簿記を学んだのがきっかけで、

「あれ、これ事務でプログラミング知識使えば楽になるのでは……?」

 と考え、でも事務で3級とか競争激しいだろうな、と思って2級まで頑張って取得して現職に至ります。ちなみにプログラマ系の就職より経理関係の就職期間のほうがはるかに長いです。

 で、ここまでが前提として。
 勤めている場所は定期的に業務改善だったり仕事に対する上司へのフランクな相談の時間が設けられるちょっと特殊な会社なのですが、こんな調子なので「多分仕事出来てないだろうな……」と思い臨んだ面談で、

「いや、紫桜さんの知識で通知機能だったりマクロだったり仕様変更に対応するファイルをたくさん作ってくれてるじゃない?他の人ができない分野でやってもらってるから充分だよー」

 と言われてちょっと救われたような気がしました。
 実際にGASでSlackに通知を飛ばしたりマクロもいっぺんに印刷したりいくつかのフォーマットに自動変換するVBA組んだりとか簡単なものが多いのですが、部署の中で私以外は事務のみの経験でExcelや自動化などに疎い方が殆どなのでその辺をうっすらとした情報理論でまとめて作る、というのが何かすごいように映るみたいです。
 病院経理、学校経理の時に財務関連も扱っていたのでBS/PL/CFの視点で伝票を見れるのも重宝されているみたいで、自分では専門性がないなぁ、中途半端でだらしないなー。と思っていたことが周りの人からしたら助かっている(らしい)、という、何とも不思議な面談の時間でした。

 あ、実際にSE時代に使用していた言語は組み込み系のCや集計のために覚えた付け焼刃のPHPくらいだったので、VBAやGASは事務職になってから独学で習得しました。 必要かなぁと思って勉強していたのですが、このような形で身を助けてもらっているのは本当に知識に感謝、ですね。
 正直、うつ病で出勤が安定しない日がある人間なんて本来は継続雇用をしたがらないはずですからね。過去の自分に感謝しております。本当に。
 皆さんも隙間時間ややることないな、というときにでもちらっと勉強をしてみると、後々その知識が身を助けてくれるかもしれません。まずは心の持ちようが大事です、ということで。

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