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海外で風邪をひいたとき基礎・実践

今日は海外で体調が崩れたときの対応策を紹介して行こう。

シンガポールに来て4週目になった。
相変わらず12人共同部屋でインド人たちと楽しく暮らしている。

しかし、あまりの生活環境の悪さに体調が芳しくない。

インド人たちはすごくいい人ばかりなのだが、イビキがやばい。
夜中に何度も起きて再び寝付くのが大変だ。
インド人たちはすごくいい人ばかりなのだが、イヤホンをしない。
夜中でも爆音で音楽を聴き、電話で談笑する。
インドの人たちは本当にいい人ばかりなのだが、
私が寝ていても余裕で『ねえ、充電器かして』って言ってくる。

おまけにこれをみてほしい。

私のベッドの真横にクーラーがある。
このせいで私は凍えながら寝るはめに合っている。

もしあなたが今夜も静かな部屋で寝ることができるのならそれは感謝すべきことだ。

基礎理論

研修所時代に研修生が次々と風邪を患ったことがあった。
体調が悪くては厳しい稽古や農作業はできない。
欠席者が続出した。

これを見かねた所長ガンさんは優しく穏やかに京都弁で私たちに諭した。

「体調が悪いな、と思うとするやん。それで熱を測って、熱があると分かったらアウトや。」

つまりどういうことか。
体調が悪いときは熱を測らず元気だと思えば元気だということだ。
熱を測ってしまうから風邪だとわかるのであって、ほっておけば風邪だとわからないので風邪ではないというシンプルな理論だ。
どこぞの環境大臣も顔負けである。

これを実践できれば一生風邪を引かなくて済む。すごいぞ。

実践

始まりは喉に軽い痛みがでた程度だった。
タバコを吸うのもあってこのくらいはよくあることなので、まあ風邪ではない。

この痛みが3日も4日も続いた。まあ、クーラーのよく効いた職場で働いているので風邪ではない。

次第に咳がひどくなってきた。頭痛が止まらなくなった。
でもそれ以外は元気なので風邪ではない。

1週間ほどして全身の関節と歯に痛みが出る。なんだか全身が熱い。
それでも食欲はあるし、普通に立って歩けるので風邪ではない。

いよいよ、食欲も無くなって、立っていると地面がゆらゆらするようになった。それでも熱があるかどうかわからないので風邪ではない。

ここを境に体調は回復して今では鼻水が止まらない症状だけになった。

驚くべきことにここまで一度も私は「風邪をひいた」ことになっていない。
このように、どれだけ体調が崩れても熱を測らなければ風邪をひくことはないのだ。

応用

保険と十分なお金があれば病院に行って熱を測りましょう。
薬をもらえます。

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