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南の方を旅する男のクラビー
バンコクに住む家が見つかりwifiの設置工事が来るまで五日間。この時間を使ってもう一箇所旅行に行くことにした。行き先はクラビー。バンコクで出会った日本人も、チェンマイで出会った韓国人もクラビーを絶賛していた。今回は前回の反省を活かして時間と予算にある程度ゆとりを持って行くことにした。交通費込みで5000バーツくらいだった。
クラビータウン
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84964487/picture_pc_faddf402e5e38b90738f80767fb060b8.jpg?width=1200)
クラビーへの移動は飛行機を利用した。往復2000バーツの航空券を取って、早速バンコクをあとにする。片道1時間半で到着。かなり暑い印象を持った。太陽がサンサンで、一気に「南国!」といった雰囲気に様変わりした。
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ホステルのありそうなクラビータウンに移動。宿で受付のおばさんが「今日は日曜日だからナイトマーケットがあるよ」と教えてくれた。夜まで街をブラブラして時間をつぶす。川沿いに家が並ぶ美しい街だ。時間の流れも穏やか。一時間もあれば散策できてしまう小さな街だ。
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街を歩くと、この場所がマレーシアからの影響を受けてイスラム教徒の方が多いことがわかる。女性は髪を隠し、حلال(ハラール)の飲食店が軒を並べる。
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コーヒーを飲んだりおじさんの船に乗せてもらったりしていたらあっという間に夜になった。ナイトマーケットでは街の中心に屋台が沢山並ぶ。昼間何もなかった場所にかわいい屋台があっという間に並んで人々が集い始めた。観光客とローカル民半々くらい。ステージでは地元民カラオケ大会が行われ平和を絵に描いたようだ。ビールとチキンヌードルで良い夜を過ごせた。
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トンさんの弾丸ツアー
ホステルに戻るとデカいアジア人がタバコを吹かしていた。彼は中国人のトンさん。仕事をリタイアして、今は原付きでタイを走り回っているのだそうだ。先程アメリカ人の女の子を遊びに誘ったがフられたと嘆いていた。私が明日温泉に行こうと思うと伝えると、バイクを出してくれるという。
翌朝、トンさんの爆速バイクで周りの車を追い越しながらクロントム温泉に到着。温泉が滝のように流れ、天然の浴槽ができている。
トンさんは水中ゴーグルまで用意してノリノリだ。
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温泉を一通り楽しむと、トンさんは"Next?"と聞いて来た。まだどこか行くのか?
次に来たのはTiger Cave Temple。1260段の急な階段が岩山上の仏像につながる。キツイのでトンさんは下で待っているという。道中の階段はなるほど、かなりきつい。観光客の西洋人がそこら中で伸び切っている。30分ほどで山頂に到着。映画にも出てきそうな絶景だ。周辺の岩山が一望できる。
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トンさんのおかげでクラビータウン周辺の行きたい所は全部行けてしまった。ホステルに戻るとトンさんは荷造りを始めた。明日にはピピ島に移動してしまうのだそうだ。このホステルにはトンさんと私しか泊まっていない。一人でいても寂しい。私も何処か別の所に行こう。近くにビーチがあると聞いたので明日はそっちに行ってみることにした。
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