手紙ってうれしい
手紙を書くのも貰うのも好き。
大人になってからは自分が書くことも、誰かから貰うことも減ってしまったけれど。
友人のへのプレゼントや旅行のお土産なんかに、小さなメッセージカードつける、そのくらいな感じです。
先日久しぶりに本棚を片づけていたら、昔、小学5年生の時に担任だった先生から貰った手紙が出てきました。
大好きだったその先生は5年生の終わりごろ、ほかの学校へ異動してしまいました。6年生になった私は、新しいクラスに馴染めなかったりでなんとなく心細い感じがあって、悲しいこととか不安なことをどうしても先生に聞いてほしくて、手紙を書いて送ったような気がします。
本棚から出てきたのは、当時私が送った手紙に対して先生が返してきてくれたもの。
読んでみると、”大丈夫、大丈夫だよ”と、当時不安がっていた私を励ましてくれる先生のことばの数々。
なんだか妙に刺さってしまって、しかも、私って小学生のころから悩みの種類と質がぜんぜん変わってないな、なんて思ったりもして。
10年以上経っていても先生の声はやんわり覚えていて、手紙は私の脳内で再生される。
綴られた手書きの文字に滲む、あたたかさと優しさ。
久しぶりに開けた手紙に心が安らぐ出来事でした。
手紙を書いているあいだって、書く相手のことを真剣に思う。
たとえ長い年月が経って、もし関係がなくなってしまっても、相手のことを想った事実は手紙として残るってなんか良い。
メールやLINEだけじゃなくて、できる限り手書きの文字で、大切な人に気持ちを伝えたいなって、さっそく週末会う友人に宛てた手紙を書きながら、思っています。