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SIONクリエーターズvol.28「踊る!さんま御殿!!」演出・佐々木 英敏

今回紹介するクリエーターは、日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」や「マツコ会議」をはじめ多数の特番などのディレクション&演出を手がける佐々木 英敏。

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今回はさんま御殿について書きます。
本編ディレクターをやっています。気づいたら今年50歳!
まだオフラインや編集もやりますし現役バリバリで働いています。
ちなみにさんま御殿が始まり今年の10月で25周年!
立ち上げから参加しているので感慨深いです。
「それだけトーク番組やってたらトークも上手いんでしょ?」って、
言われる事があるんですが、そんな事ないのでその質問やめてくださいね笑。
逆に喋るの苦手です!喋るの苦手でもトーク番組の編集はできますので、
この業界を目指す喋り下手のみなさん、安心して入ってきて下さい!

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そんな佐々木に直撃インタビュー

Q.制作する上で一番のこだわりポイントは?
やはりキャスティングですかね。トークのうまい人を揃えるのも大事ですが、なるべくさんま御殿の出演きっかけでブレイクするようなスターを出したいと思っているので、他の番組にあまり出演していないようなゲストを1人はキャスティングするようにしています。
特に、さんまさんと初対面のゲストはどんな化学反応がおきるのか毎回楽しみです。
中には、とんでもなく暴走して場をかき乱す方もいて「誰やこの子をキャスティングしたディレクターは!?」と、さんまさんが収録中、笑いにして言う事があるんですが、それを勝手に褒め言葉だと解釈しています笑。

Q.苦労した点や悩んだ点を教えて下さい
さんま御殿は毎回「2世有名人」や「パパママ有名人」などのくくりトークでやっているので、そのくくりを考えるのが一番悩む所かもしれません。
今までやっていないくくりにチャレンジするようにはしていますが、
成立しないことも多々あるので、なかなか大変です、、。
いつも「何か良いくくり案ない?」って周りのスタッフに聞くのが口癖になっています笑。
そして、くくりが決まった後に一番キモになるのがゲストのキャスティング!
毎回12人をキャスティングするのですが、ゲスト次第で番組の面白さが
激変するので一番重要視しています!
ただ4番バッターだけを揃えればいいわけではないので(突然の野球たとえでスミマセン)、キャラが強い人や若者に人気のある人、無名の新人など様々なジャンルからバランスよくキャスティングするようにしています。
さんま御殿は、基本ディレクターが入れたいと思う人をキャスティングしていくので、かなり責任重大です。時には、仕事を一緒にしてみたいと思うタレントさんをミーハー気分でキャスティングしちゃう事もありますが笑。
なので担当ディレクターによって個性は出てると思うので、そこらへんも注目して見てもらえると、ツウな見方ができるかもしれません。

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Q.やりがいを感じるところは?
視聴率が良い時は素直にうれしいし、最近だとSNSで「今までで一番おもしろい!神回だわ〜」とか見ている方々の反応がすぐわかるのでそれも番組を作る上での励みになります。
あとエンドロールに名前が出た時は、いまだに嬉しいですね笑。

Q.マル秘エピソードはありますか?
今年の話でいうと、元テレビ東京の佐久間Pにさんま御殿に出演して頂いたんですけど、ラジオ(オールナイトニッポン0)で出演時の裏話をしてくれて、その中で自分のことを「さんま御殿の若いディレクター・・・」と話題に出してもらったことですかね(佐久間さんより4歳年上なので、どんだけ貫禄ないんだか笑)。

Q.映像業界にはどのような人材が必要とされていますか?
継続できる人。
私ごとで言うと特に才能があったわけじゃないですが、なんとか辞めずに続けてきたことで、さんまさんと今だに仕事できてたりするので。「継続は力なり」と言う事で。
アレ!? 映像業界関係ないかもしれないです笑。

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Q.今後または将来、制作してみたい企画やコンテンツはありますか?
旅行気分で海外へ行けるゆる〜い旅番組をやりたい。
あとは同世代の芸人さんと楽しく仕事ができる番組。
阿佐ヶ谷姉妹さんや錦鯉さんとかと何かレギュラー番組をやりたいですね。
あと最近、奈緒さん好きなので一緒に番組やりたいです!!!!
最後なんか、おとなげない稚拙な発言ですみません。
言霊信じるタイプなので、この場を借りて言わせてもらいました笑。

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